時々花ブログ

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9月9日 重陽の節句 菊の節句

菊 マム 'アルバドロスブロンズ'

中国では奇数はよい数字で陽、偶数は悪い数字で陰とされ、9月9日は最も大きな奇数が重なる事から、「重陽」となります。この日は家から出て高い山へ登り菊の花の酒を飲み邪気払いをする日とされ、5つある節句の一つとなります。旧暦の9月9日は10月の菊の開花時期に当たるため、別名「菊の節句」ともよばれます。
 

<菊の渡来と発展>
菊は紀元前15世紀ごろの中国が起源、7世紀から8世紀の奈良・平安時代に日本に渡ってきました。宮中では秋の行事として菊を食し、酒に浮かべ健康を願う行事となりました。女官たちはその日の前日夜に菊のつぼみに綿をかぶせ香を移し、その「被綿(きせわた)」で体を撫で邪気払いをしたとの事です。江戸時代になると一般庶民にも広まり育種が盛んになり、大輪の菊の「菊合わせ」という品評会が行われるようになりました。

原産地の中国では不老長寿の薬草として扱われ、ノーブルな限られた人しか栽培できなかったようです。長寿と太陽を意味する高貴な菊は日本の天皇家の紋章として代々継承されています。
 

<関連記事>
活け花の世界では菊を使ったデザインが9月のテーマとなります。10年前のブログですがリンクをしておきます。
菊は香もよく大変長持ちするお花です。タイプも大きな一輪咲、枝分かれしたスプレー咲き、本当に小さく数えきれないほどの輪を付けるものまで多様化が進み年々新種が発表されます。海外でも人気で、今では沢山の交配品種が日本へ逆輸入されるくらいです。種類については下記ページで少しご紹介しております。
菊 マム 花形と咲き方・手入れ法 
菊 マム 品種の紹介 
進化する菊!マムいろいろ 2019 


9月の上旬では残暑も厳しく菊の季節には早いのですが、重陽の節句が来ると毎年そろそろ秋かなと感じます。皆さんも少しばかり秋の走りを菊の花と共に楽しんでみてはいかがでしょう。

 

東京競馬場

東京競馬場 歩道
東京競馬場 VIP入口

住まいの近くに東京競馬場があり、好きな散歩コースです。大きな樹々が茂り歩道は涼しく快適です。

競馬場の中に赤いバラばかりをコレクションした小さなバラ園があります。競馬開催日には入場ができるのですが、今年はコロナ禍のためまだ一度も花をめでる機会がありません。時々門にへばりついて中の花の様子を伺っています。近所のバラ園へ出かけるという些細な楽しみでさえ今は我慢。普通の生活ができなくなり誰もが不自由を感じ、生活の変化を強いられています。一刻も早くこの忌々しいウィルスが収束に向かうとよいと願っております。


 

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ククミス

ククミス ウリ科キュウリ属

ククミスという実をご存じでしょうか。キュウリの仲間で蔓性です。昨年秋市場で見つけそのまま玄関に飾ってありました。緑色を保ったまましぼみもせずついに5月。暖かくなってきたのでプランターに植えてみました。7月、成長と共に黄色く小さな花が咲きだし、8月ふと気が付くとイガイガの実がぶら下がっていました。あまり期待をしていなかっただけに嬉しいです。花屋さんではおもちゃメロンという呼び名で売られているようです。

アフリカ原産との事、暑さにも乾燥にも強いみたいです。秋、皆さんと何かのアレンジメントに入れるだけ収穫があるとよいです。

連日の猛暑、どうぞ皆さまご自愛ください。

ククミス
ウリ科キュウリ属
アフリカ・マダガスカル原産・分布

 

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テクスチャー

テクスチャー 質感の違い

テクスチャー 葉や花などの触感/質感です。花の形や色と同様にテクスチャーもデザイン要素の一つ。質感の事なる植物を使えばインパクトも増します。2007年にサンプルとして作ったリースですが、実は当時、私の師匠からはまだまだとだめだしを食らったモノです。ちょっと懐かしく感じましたので載せる事にしました。

テクスチャーの表現は様々。

光沢のあるもの - マットなもの
ザラザラしているもの - ふわふわと柔らかなもの
ごつごつとした木の皮 - 温かみを感じる成形された桐の木肌
滑らかな絹の手触り/つるりとした化繊のチュール生地 - ゴワゴワとした麻

これらのキーワードからどんな植物を連想されますか?
 

無農薬の庭で

アゲハ蝶の幼虫

毎年アゲハ蝶の幼虫が庭で成長します。餌不足とならないよう昨年秋にパセリを2カ所に植えました。今年はなんと10匹も! 食欲旺盛で一カ所目のパセリは軸だけとなり、その幼虫たちを別のパセリのある場所へ移動。そしてある日一斉にいなくなりました。
 

今年も無事に蛹から孵化して安全に飛び立ってほしいと思います。孵化した直後は少しの時間家の周りで遊んでくれます。飛んでいる姿を見ると、とても嬉しく感じます。

無農薬の庭でささやかにサステイナビリティに貢献です。

 

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同じブーケフレーム

同じブーケフレームで異なるスタイルのブーケ
先般少年から声をかけられた時のブーケフレームを使い、デザインを変えてみました。花材はバラ ’クリスタルドレス',  茎の棘がとても痛いチーゼル、南半球から輸入されてきたプロテア 'ナナ'とセダム。先月のデザインはフレームから花材を出し動きのあるブーケでしたが、今回はスチールグラスで上部を軽く覆い、フレームと一体化させ花を閉じ込めるエンカプセレーション(encapsulation)。趣が大きく変わりますね。

尚余談ですが、チーゼルの棘はバラの棘とりで簡単に処理できました。茎がバラより細いのでむしろ扱いやすかったくらいです。
 

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甘く香る エキナセア

エキナセア/ムラサキバレンギク
エキナセア/ムラサキバレンギク

何処からともなく甘い香り。ブーケに入れたエキナセアでした。シードとして売られていましたが、花びらが落ちてすぐなのでしょうか、優しく香ってきます。

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なんか嬉しい!

ブーケの写真を撮りに近くの公園まで歩いていた時、遊んでいた一人の少年が近づいてきて「お花綺麗ですね。」と言ってくれました。日本ではあまり自分の思った事を他人にストレートに伝えてくる事が少いため、ちょっと嬉しい瞬間でした。彼はまだ10代前半。素敵に成長すると感じました。また会えるといいな。

草のフレームブーケ

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