ヘレボルス/ヘレボラス オリエンタリス マグニフィセント

ヘレボレス/ヘレボラス・オリエンタリス 'マグニフィセント'
花の和名
雪起こし
カンシャクヤク 寒芍薬
レンテンローズ
品種名
マグニフィセント
英語名
Lenten rose
ラテン科名
花の色
花付き
スプレー
花の形状
シングル
季節
2023
2月
日持ち
2週間
お薦め度
★★★★★
ノート

ヘレボルス オリエンタリスは一般的に、2月下旬から3月の春を感じてきた頃から咲きだします。別名をレンテンローズ。キリスト教の復活祭40日前からの四旬節(レント)の頃に咲くことからこの名前が来ています。茎は地面から直接出てきて開花する無茎種で他の種との交配の親ともなっています。この'マグニフィセント'はハイブリットによる品種だと思います。原産はロシアコーカサス地方、シリア・トルコの黒海あたりに分布。Helleborus orientalis  ヘレボレス、ヘレボラスなど呼び名が違う時もありますが、どちらでもよいと思います。色のついている部分は萼弁で、花は中心部の蜜腺の部分です。薬草として江戸時代末期には日本へ渡来していたようですが有毒植物です。茶花としても人気で和名もありました。

今回入荷の'マグニフィセント'はグリーンです。まだ庭のレンテンローズが咲いていなかったのでこちらを購入しました。

姿を見てクリスマスローズと言う方がいらっしゃいますが、実際のクリスマスローズはHelleborus niger ヘレボレス・ニゲル/ニガー/ナイガーという種類で、12月のクリスマスの時に開花し、一つの花茎に一つだけ白い花(萼片)が付くとの事です。日本では春咲きのオリエンタリス系もクリスマスローズとラベルが貼ってありますが、本来は別品種となります。フラワーアレンジメントをする時にはちゃんと覚えておいてください。

ref: https://www.jataff.or.jp/hana/helleborus/index.html

ref: https://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-helleborus_large.html

ref: https://www.flower-db.com/ja/flowers/helleborus-orientalis

ref: http://www.wakaizumi-farm.com/newpage8.html

エピソード
属名のHelleborusの由来は、殺すを意味するギリシャ語の「ヘレイン」と食べ物を意味する「ボラ」、これは毒草で会ったため、矢に塗って獣狩りに使っていたとの事。
使用日