春 3月~4月、5月中旬ごろ

バラ オートクチュール

とても高貴なバラ、’オートクチュール' です。なかなか手がでないお花ですが、花びらの外側やトップにうっすらと傷があるB級品であったため納得のお値段。ジューンブライドの季節で沢山のよいバラが流通していますが、もしかして今週は仏滅か?花弁の淵にうっすらとグリーンがかかり、全体的にもわずかにライムグリーンが残る白です。花弁には優しくフリンジがかかり、花びらの数も多いフルダブル咲きです。ボリューミーですが色が爽やかで素敵です。

水につかる部分の葉はすべて落とし、消毒したナイフで茎を斜め切り。深めにいれると水あがりが良いです。花瓶の水替えの度に切り戻しをかけると切り口がリフレッシュされ水分も保たれやすくなります。フォームを使う時は水切れさせないようにチェックして下さい。

タラスピオファリム / 西洋ナズナ

花というか実と言うか、ぺんぺん草の種の部分です。花は白ですが、花が終わり種のなると緑色です。栽培されている物はかなり背も高く、分岐も深いため切り分けてフィラー(空間を埋める小さな花)として使います。こちらもコスパ抜群で、今頃はよく見かけます。ブーケやアレンジメントに大活躍で今回はノーブルな白バラ 'オートクチュール'のサブフラワーとしてハンドタイドブーケに組み入れました。

アブラナ科でマスタードと同じ部類との事ですが、農薬を使っている可能性があるため食べないほうが無難です。ヨーロッパ原産、比較的冷涼な気候を好みますが、出回る頃は春か初夏、水切れさえしなければ問題ありません。尚、アブラナ科にアレルギーのある方は気を付けましょう。花が咲けば当然花粉も飛びます。

ナズナについて素晴らしい記事を見つけました。名前の由来、七草の事、歌人に読まれた句や花言葉など
https://www.543life.com/content/shun/post20230124.html?srsltid=AfmBOorq7P-OxJN0eOzLXELdy_l7aP65fvGRaI5AtLEUxpMbL4PQbnmr

カラー レッドチャーム

紫が強いワインレッドの Z. ’レッドチャーム' で茎も赤い茎です。花の形がとても綺麗でしたのでハンドタイドブーケに使うため大人買いしました。やはり美しく長く楽しめました。今頃は国産の高品質なものが多く出回る時期です。

カラーは茎に凹凸もなく葉もないためとても美しい茎が特徴の花です。扱う際は清潔なナイフか鋏で茎の先端を切り落とし、綺麗な花瓶に入れて下さい。茎は柔らかめですので一般の方は鋏のほうが扱いやすいと思います。一度水をしっかり吸っていれば浅水OKな植物です。状態を見ながら調整してください。南アフリカマラウイ地方原産の球根植物です。春に花をつけますが周年出回っています。

花言葉ref https://hananokotoba.com/calla/

オンシジューム シャリーベービー

ラン科は比較的長く持つ植物ですが、この花に限っては3日位で花びらが散りだしました。丈は約40㎝で国産の小さい物でした。カットのタイミングが遅かったか、水揚げ処理が上手く行っていなかったか、もしくは輸送中の事故かであると思います。小ぶりで白と赤茶色の強いコントラストがある色合いでしたので買ってしまいましたが残念です。次回の機会にまた買って様子をみたいと思います。

メキシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々。栽培は台湾で、私たちが手にするものの多くは台湾産です。

 

オンシジューム エレナ

とても優しいクリーム色で、前に飛び出てこないため全体的に調和させる時にはとてもよい花材です。実際色の出ていないアリウムやニュアンスカラーのトルコキキョウなどと馴染がよく、空間をうまく埋めてくれました。レッスンではバーティカルアレンジメントインバーテットTのアレンジメントにそれぞれ使いました。ステムも長く週中に何度か切り戻して花瓶に飾っても、かなり長くお楽しみいただけます。

メキシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々。栽培は台湾で、私たちが手にするものの多くは台湾産です。

 

 

コバノズイナ/ヒメリョウブ

昨年も今頃使っていました。季節限定のお花です。花と花を繋ぐ小花付きのグリーンとして利用価値は大です。水あげをきちんと処理できればちゃんと長く持ってくれます。

--2025年のコメント--

新緑のライムグリーンが爽やかな枝物です。白い房状の花が付きますが今回入荷の物はまだまだ蕾。丈が長く注意しなければ水落ちしますが、とてもよいお品でしたので深水で枝に割りを入れて管理しました。モサモサとつきすぎた葉は少し取りますが、葉としての利用価値も高いためほどほどにしました。一昨年使った時は花持ち5日と記録が残っていましたが1週間大丈夫です。

ヒメリョウブというのは流通名で、リョウブより小さいことからこの名がついているとの事。科名のズイナ科はAPGIIIの分類です。

水あげはナイフで茎を深くそぎ落とすか、割を深く入れると完璧に水が上がります。とても美しいので生徒の皆さんに好評です。フローラルフォームを使う時は茎を斜め切りにして、しっかり挿しこむと水落ちしません。

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モカラ カバヤゴールド

モカラはたいていタイからの輸入が多いのですが、今回はマレーシア産。少しお値段高かったのですが非常に綺麗で目に留まりました。

モカラはシンガポールにて、ラン科のアスコセントラム属、バンダ属とアラクニス属を掛け合わせて作られた育成種です。それぞれのよい所を取って生まれた品種ですので、色もよく日持ちもします。本来暖かなエリアの花の為冬の寒さはとても苦手です。暖かさを好むラン類、アンスリュームなどは適温で管理してください。水あげがスムーズですと一週間は花の色も褪せず楽しむことができます。この花は状態のよい物とそうでない物のギャップが大きいので確認が必要です。海外からの輸入は必ずしも上等なものばかりではありません。モカラを購入する時は花がくたびれて下向きになっていないかよくチェックしてください。上手く水が上がっていればハリがあり写真のように綺麗です。

蘭は一つの茎にいくつもの大きな花が付くため、飾っている途中元気がなくなってしまう場合もあります。そんな時は下の花2-3輪を潔く切り落とし、茎をナイフで斜めに大きくカットして新鮮な深水に入れて下さい。

アリウム パープルセンセーション

鮮やかな紫でとても目立ちます。縦方向のアレンジメントに使おうと思いましたが、たった2日であまりにも大きくなりご近所のマダムにお譲りしました。ですが、手元に残した2本のアリウムを、生徒さんが上手にアレンジメントの中に使ってくださいました。ややパンチのある色で、他の花とのコントラストも出てとても素敵です。

他の国ではダッチアリウムとかペルシャンアリウムなどと呼ばれています。Allium hollandicum

カーネーション アミコラベンダー

ヘッドが小さめでしたのでちょうど繋ぎの花によいと思って購入しました。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。