
斑入りアマドコロなのですが、流通はナルコランとして出回っています。紛らわしいのはナルコユリと呼ぶ方もいらっしゃいますが、ナルコユリは大型で1mも伸び、葉は細長く濃い緑で別物*です。斑入りアマドコロの葉の淵はクリーム色の覆輪で囲まれ美しく、そのままでも切り分けても使いやすいリーフです。斑入りアマドコロは園芸種との事で、基本種のPolygonatum odoratumはヨーロッパに自生しています。また日本にも斑入りのアマドコロがあり、こちらは春に茎が赤い種類との事で、P. odoratum thunbergi (=japonicum)**となります。
特別な手入れは不要で、ブーケにもアレンジメントにも万能です。明るいグレーイッシュなグリーンが初夏を感じさせてくれます。花は付きますが、6月に出回る物には咲いていません。葉の利用として用意しました。
若芽は食べられ根はお茶にできるとの事ですが、黒くなる実は毒があります。この属には50品種もありますので食べないほうが無難。
*ref: https://sakata-tsushin.com/yomimono/rensai/standard/eastasiaplants/20170516_005321.html
**ref: https://hort.extension.wisc.edu/articles/solomons-seal-polygonatum-spp/
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-615
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odoratumは香という意味で、下向きの鐘状の花に芳香があるため