複色

花の色 複色

トルコキキョウ ボヤージュライトシャンパン

八重咲きのボヤージュシリーズの一つです。シャンパンという名にふさわしく、ライムグリーン、ライトピンク、ライトページュと様々な色が見られ、フリンジの入り方にも上品さが漂います。気温が落ち着いてきましたので花持ちは約一週間くらいとしましたが、個体にもよります。

 

ガーベラ ジュリア

ガーベラ 'ジュリア' の中芯は黒、深いサーモンオレンジ色の花びらで、その先端が黄色です。かなり大輪です。気温も下がり花の管理もしやすくなってきましたので、ガーベラも入れてみました。でも大きすぎたような気がします。

ガーベラは水揚げ後は浅水で管理して下さい。特に気温が25度以上の時は毎日茎を切り戻してください。尚、茎がいびつな物は傷みやすいので購入するときはよくチェックしましょう。

コルディリネ/コルジリネ

細長く表面はスムーズ。葉はグリーンで白とワインレッドの覆輪が入ります。とても美しく見た瞬間に手にしておりました。ニューサイランによく似た姿ですが、柔らかく扱いやすいです。ただ大きすぎると後ろにペロンとカーブしますので、用途によってニューサイかコルディリネを使い分けるとよいと思います。ドラセナと記してありましたが、コルディリネ/コルジリネはドラセナとは属が違うという事を今知りました!科は同じキジカクシ科です。原産はニュージーランドのようですが、ハワイや東南アジアとの記載も多くあります。地下茎がありドラセナとの区別の目安になるそうですが、市場で見つけた時は葉の部分だけですので私にはわかりません。

葉の下の部分を切り戻し浅水で管理です。

ファレノプシス/胡蝶蘭

クリーム地にそれほど強くないピンクのストライプ。小さめのファレノプシスをミディタイプと言います。サージュ用にご用意しました。

早春から夏にかけてが花期の為、今は季節的に小ぶりです。蘭類はとても暑さに強く、ウエディングではよく利用いたします。特に髪につけるヘッドドレス、胸元を飾るコサージュやブートニア、そして手首につけるリストレットなど、人間の体温の影響を受けやすい箇所の飾りには大変重宝します。小さくても、一つでもエレガントさは変わりませんね。

東南アジア生まれのランの園芸品種です。花を扱う時のナイフはいつもしっかりと消毒をし、夏の時期は少しこまめに水替え&切り戻しをかけて下さい。暑さには強い花ですので一週間はお楽しみいただけると思います。上手に管理すればもっと長持ちします。

バラ デザート

バラの中でも落ち着いた色が魅力の ’デザート'です。剣咲で外側はライムグリーンがかかり、内側は淡く優しいくすみピンク。こんな色合いが花嫁さんのリクエストでした。'ブルーオーシャン'ほど大きくならならい品種です。春に咲くバラは勢いがあり大きくボリューミーですが、秋はサイズダウンです。生産者さんにはできるだけ大きなヘッドをリクエストしました。届いた時には、う~んやっぱり小さいと嘆き節でしたが、ありがたいことに時間が解決!ウェディング当日までには2日ありその間美しく開花してきました。あの猛暑を乗り越えて咲いてくれる姿はとても感動です。生産者さんとバラのお花に感謝してブーケを作りました。

アクトフラワー東京 ウェディングのお花
アクトフラワー東京 ウェディングのお花

 

バラ クリスタルドレス

'クリスタルドレス' 素敵な名前のバラです。イエローベースにスモーキーなサーモンピンク。どこかうっすらとライムグリーンものっていて、エレガントで優しい色合い。花びら自体に軽いフリンジがあり開いてくると華やかです。

今年はどのバラにも共通して言える事ですが、暑すぎた夏の影響が著しく花自体は例年よりかなり小ぶり。いまだに暑さが残るため品質にもばらつきが見られますが、結婚式用としてとてもよいお花を出荷して頂きました。ありがとうございます。

リンドウ ブルーハーモニー

蕾の時はグリーン、開花が進むと白地に薄紫色が混じり非常にエレガントなリンドウです。本当に種類が増え選択に困るくらいです。黒とオレンジのインパクトあるハロウィンデザインにしますので、このくらい目を惹く花でしたら間違いないと思います。

リンドウは秋のお花、夏終わりごろから出回りますが、やはり涼しくなってくる10月は色もよく花も立派です。先端まで美しく開花し、切り花としてもかなり長持ちしてくれます。茎は斜めに切るだけ、水も汚れないため手もかからずです。ご家庭で飾るのにはとてもお勧めのお花です。長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かして花瓶に入れるのも良しで万能です。花もちもよく、花が終わればつぼまった状態で茎に残るため花瓶の周りを汚すこともなく、そのままほったらかしでも大丈夫です。

バラ コーラルハート

’コーラルハート'という名前のバラです。外側は珊瑚を連想させるようなサーモンピンク、内側の花びらはジューシーなオレンジ色です。小ぶりで硬い蕾でしたがインパクトはあります。赤系の花と合わせようと思います。

バラを選ぶ時は葉までよく確認しましょう。大きく艶やかなものが良いです。お店で購入後はすぐに水に浸かりそうな葉を外し、茎をナイフで斜めに切りましょう。花瓶の水を替える時にも斜めに切り戻すとリフレッシュされ水が上がりやすくなります。バラも美しく一生懸命咲いてくれますのでできるだけ過ごしやすい環境を整えてあげましょう!