花の和名
マツムシソウ
原産と分布
英語名
Egyptian rose
pincushion flower
mourningbride
ラテン科名
花付き
スプレー
花の形状
ダブル
年
2024
月
2月
日持ち
1週間
お薦め度
★★★
ノート
今回は大き目のスカビオサです。色はうすいラベンダーから濃いピンクまでのミックスカラー。レッスンでは少しずつ皆さんで分け合って使いますので問題はありません。蕾ですが、茎が太く明らかに素晴らしい花が付くと判断しました。実際手物に残したスカビは5日位に花びらが開花、トップまで開花しフルブルームになると形が丸くなり目を捉える素敵な花となりました。
地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。本来夏の花のようですが、日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。大きなサイズの物は目立ちますので注意しましょう。
英語名にmourningbrideとあり、気になっていましたので花言葉を調べてみました。紫のスカビオサは喪中の未亡人に送る花のようで、そのため喪中の花嫁=未亡人との別名があります。花言葉も寂しく悲しい意味がありました。
花言葉
恵まれぬ恋
喪失
未亡人
エピソード
紫の花は喪中の人に送るとの事でヨーロッパでもよく用いられます。なぜ紫の花というと、ギリシャ神話で大量の血を流して死んだ美少年ヒュアキントスの跡に紫色のヒヤシンスが咲いたとの事から紫は悲しみにつながったようです。
薬草としての利用があり、属名のScabiosaはラテン語のScabiea=疥癬(皮膚病の一種)から派生。
ref: https://hananokotoba.com/scabiosa/
薬草としての利用があり、属名のScabiosaはラテン語のScabiea=疥癬(皮膚病の一種)から派生。
ref: https://hananokotoba.com/scabiosa/
使用日