プロテア コルダータ

プロテア コルダータ
品種名
コルダータ
原産と分布
英語名
Heart-leaf sugarbush
ラテン科名
花の色
花付き
スプレー
花の形状
デコラティブ
季節
2021
7月
日持ち
1週間
お薦め度
★★★
ノート

南アフリカ先端ケープの西側の木のバークが沢山ある所や岩場に生えるヤマモガシ科(プロテア)の植物です。ハートの形をしている葉はコルダータと呼ばれ、この葉も該当しています。ザラザラした触感でまさにプロテアの葉そのものです。若い葉は美しい紅色でやや柔らかくちょっと扱いにくいのですが、成長するにつれモスグリーンの肉厚のしっかりとした葉になります。10日もすると形を保ったまま茶色の美しいドライとなります。このまま秋まで取っておきたくなるくらい綺麗です!花は小さなピンク色、プロテアの形をしています。
Ref: http://pza.sanbi.org/protea-cordata

エピソード
属名のプロテアは神話に出てくる、自分の姿を自由自在に変えられる地中海の神プロテウス(Proteus)に由来します。プロテアはそれだけ多品種で多様であることからだと思います。ヤマモガシ科の多くはオーストラリア原産ですが、アフリカにも14属360品種あり、そのうちの330は南アフリカのケープ西ケープエリアで確認されています。プロテア属は112種類あり大きな種類のキングプロテアはアフリカを代表するプロテアです。

プロテアコルダータは1772年頃から1775年の間にスウェーデンの植物学者カール・ペーテル・ツンベルクCarl Peter Thunbergが発見し、ヨーロッパへ紹介したとされています。その後1790年 フランシス・メソン Francis Masson により英国KewGardenに紹介され、大人気となりました。
使用日