キルタンサス

キルタンサス 黄色
原産と分布
英語名
Fire lily
Ifafa lilies
ラテン科名
花の色
花付き
1輪 シングル
花の形状
シングル
季節
2024
3月
日持ち
1週間
お薦め度
★★★
ノート

鮮やかな黄色なのですが光線の加減でレモンイエローにも見えます。オレンジよりよく目にしますので流通量は黄色の方がおおいのかと思います。南アフリカの球根植物で7月から2月位まで大変開花時期が長い種類です。管状の花が放射状に広がりこの形も独特。鮮やかな黄色が目に留まりますね。ほのかな香りも楽しめまるはずですが今回はあまりかんじませんでした。茎が大変柔らかいためアレンジよりもブーケ向きです。白やオレンジ色もあります。

白 Cyrtanthus mackenii var. mackenii 南アフリカ共和国クワズール・ナタール州の南部(KwaZulu-Natal)原産
黄/クリーム色 Cyrtanthus mackenii var. cooperi クワズール・ナタール州より少し南の東ケープ州に分布

エピソード
属名のキルタンサスは外に反り返った管状の花の形からくる名前で、ギリシャ語の曲がったという意味のkyrtos と花という意味のanthosから由来しています。品種にあるのmackeniiは クワズール・ナタール州でコレクターの先駆者でもあり1851にDurban植物園の最初の学芸員となったMark J. McKen氏の名前です。

この属の植物の多くは森林火災が頻繁に発生する環境下で、種の保存のためすぐに再生できるよう急速に成長を遂げるため'fire lily’と呼ばれます。 
ref: https://pza.sanbi.org/cyrtanthus-mackenii
使用日