秋 

10月~11月中旬ごろ

ワックスフラワー ダンシングクィーン

オーストラリア西部原産。現地では4mにも達します。この花を入れるとナチュラル感がアップしますので、私はとてもよく使う花です。uncinatumはラテン語で「引っかかる」という意味で、細い葉が絡まりどこかに引っかかりやすい事からとの事です。また蕾がつややかでまるでワックスがかかっているような花からワックスフラワーともよばれます。花びらはシングルかダブル、白、ピンク、ベージュなどあります。しっかりと水揚げすれば10日は長持ちしてくれます。南半球からの輸入のため夏の間は入手できませんが、秋から春まではちょうど現地が暖かくなるためクリスマス時期はとても重宝してくれます。独特の匂いがありますが、それも魅力と感じます。

アスター マカロンブルー

中輪で八重咲きのまるでマカロンのような可愛いアスターです。背丈も高く立派な株を購入しましたが、残念ながら5日たった時点で花が重く、かなりの花が重量に耐え兼ねられず途中から折れてしまいました。キク科の植物は本来長持ちですので短くアレンジに使うとよいと思います。

エリンジューム

尖った葉に尖った苞が特徴です。美しいブルーや紫で目を惹きます。クリスマスのアレンジメントではそのままにしておくと他の植物とともにいい感じのドライフラワーになっていました。夏から多く出回りますが、やはり秋後半からのほうが持ちが違います。

セリ科ですのでこの科の植物に花粉症などアレルギーがある方はご注意下さい。

ダリア ルル

豪華で目を捉える美しい花です。アレンジメントやブーケに入れると各段に品格が上がります。夏に使うよりも今の時期の方が幾分日持ちはします。デリケートで風がとても苦手です。

学名にあるDahlia Cav.  Cav.はスペインの植物学者 アントニオ・ホセ・カヴァニレス・イ・パロップ Antonio José Cavanilles y Palop(1745-1804)

dahliaは、リンネの弟子であったアンデシュ・ダール Anders Dahl にちなむ(wiki)

ヴァンダオーキッド

タイ、ヒマラヤ、ミヤンマーなど東南アジアの熱帯性気候エリアが原産です。約70種類ほどあるとの事ですが、現在は交配が進みもっと数が増えていると思います。青がつい良い物、ピンク系、クリーム色もありますがまだ見たことがありません。

着生植物で、本来の姿は木の幹などに根が張り付き花が咲きます。エキゾチックで一枝あると大変華やぐ花です。とても強いため髪飾りやリストレットなど体温が伝わりやすいボディ・フラワーに用います。

 

カラー

気温が低いとコンディションもよく茎が水の中でとろけることもありません。クリスマスの時期からは様々な色が出まわります。南アフリカに6種類28品種が分布。原産は南アフリカのケープ地方からマラウイ地方。

カラー(海芋)の種類詳細