バンクシア/ドライアンドラ フォルモーサ

バンクシア/ドライアンドラ フォルモーサ
英語名
Dryandra formosa
Showy dryandra
ラテン科名
花の色
花付き
1輪 シングル
花の形状
ダブル
季節
2025
10月
日持ち
10日
お薦め度
★★★
ノート

オーストラリア西南部や南アフリカのケープの乾燥した海岸エリアに生育。原産はオーストラリアで南アフリカには切り花として持ち込まれたとの情報です。ちょっと渋めのオレンジとバンクシア独特な葉の形状が目を惹きます。ハロウィンのアレンジメントで触感の違う植物同士を使いたかったので即買いでした。ドライアンドラと日本では紹介されていますが、巷ではバンクシア フォルモーサですので両方明記しておきます。輸入ものですのでタイミングが合えば入手可能ですが、だいたい9月頃(現地では春)がピークです。B.フォルモーサはオーストラリアでは荒野に自生、南アフリカでも大量に増えてしまって問題になっているようです。バンクシアはヤマモガシ(プロテア)属の中でも大きなグループで約170品種存在します。

タイミングよく輸入直後の物が手に入りましたので、茎は柔らかくナイフが問題なく入りました。初日は深水でしっかり水を吸わせ、その後は水を減らし成り行きに任せます。綺麗な色が残り素敵なテーブルアレンジメントが出来ました。

ref: https://anpsa.org.au/plant_profiles/banksia-formosa-syn-dryandra-formosa/

ref: https://www.capeflorasa.co.za/wp-content/uploads/2018/08/SANBI-Invasive-Banksia-species.pdf

エピソード
属名のバンクシアは、1768 年英国のキャプテン・クックと共に世界一周の旅をしてマデイラ、ブラジル、フェゴ、ソシエテ諸島、ニュージーランド、オーストラリア、ジャワ島の植物採集をし植物図譜を残したとするSir Joseph Banksに由来。ニュージランドやオーストラリアでのコレクションは膨大でイギリスの然誌Natural History)の基礎を築き上げた人物。

植物固有名のformosaは、formosus=ハンサム、美しいという意味のラテン語から来ており、このプラントの持つ魅力的な容姿を形容。
使用日