花の色 橙 オレンジ

リューコスペルマム サクセッション

オーダーの為入荷。鮮やかな黄色が欲しかったのですが、今回は赤が強い色でした。乾燥もなく葉もベストなコンディションで、かなりの秀品です。最近は海外からの保冷輸送も格段に良くなっているのだと思います。通関がスピードアップしたのかもしれませんね。ありがたい事です。

アフリカケープの東側が原産。同じヤマモガシ科にプロテアがあり、プロテアの原産地とほぼ同じです。こんもりと茂り枝の先に花が付きます。木に着いたままにしておけば春から4か月もの間さきつづけるとの事です。花の形はユニークで、針が沢山刺さった針山のようで英語ではピンクッションという名前がついています。

学名であるリューコスペルマムは’白い種’という意味があります。これはその実が光沢がありスムーズな実が白っぽい色をしているからです。この実が熟成しはじけると種がこぼれます。蟻により蟻の巣に運ばれ火事などの天災あるいは捕食者から逃れているようです。

アニゴザントス/カンガルーポー ゴールドフィーバー

10月のリピ買いです。気温も下がり秋色が妙に恋しくなるこの頃です。色は黄色、橙、赤、茶色など複雑に混ざりこの一種類で秋の演出ができます。オーストラリア産で春のお花、現地からの輸入ですので今の時期に多く出回ります。

花は産毛で覆われておりふんわりとした独特なテクスチャーです。オーストラリア西部原産で地下茎を持つ植物です。花は管状/筒状でチューブが枝から直接ぶら下がっているようです。横から見るとカンガルーの前足のようにもとらえられ 'kangaroo paw’ と呼ばれるようになったようです。枝の長さも70㎝と長く、ブーケにもアレンジメントにも使えます。乾燥にも寒さにも耐えられるとの事ですので、もしかしたら庭に植えられるかもしれません。ポピュラーな色は黄色ですが、外側が黒、内側がグリーン、赤やピンク、あるいはグリーン等も見たことがあります。茎がとても長く水揚げに時間がかかるために、適当な長さに切ってから処理をしたほうがよさそうです。初日に水がしっかりあがらないと長持ちしません。

花瓶で飾る場合は何度か切り戻すと先端に水が届きやすいのでよいと思います。

花言葉ref: https://hanakotoba.net/kangaroopaw/

 

トリトマ / ニフォフィア

ニフォフィアもしくはクニフォフィア。赤、オレンジ、黄色、ライムグリーンにクリームなど様々な交配品種が存在する。70種類のニフォフィアの内47種が南アフリカ東部の湿地帯に分布。花は品種により冬であったり夏であったりと開花時期が違う。一部は食料となったり根が肺の症状に効く薬草としても扱われるようです。アロエとよく似た花であり、実際にアロエ類と特徴が似ています。

真っすぐな茎もあり曲がった茎もあり。カーブした茎も魅力的です。

Ref: http://pza.sanbi.org/kniphofia-species

花言葉ref: https://hananokotoba.com/tritoma/

バンクシア/ドライアンドラ フォルモーサ

オーストラリア西南部や南アフリカのケープの乾燥した海岸エリアに生育。原産はオーストラリアで南アフリカには切り花として持ち込まれたとの情報です。ちょっと渋めのオレンジとバンクシア独特な葉の形状が目を惹きます。ハロウィンのアレンジメントで触感の違う植物同士を使いたかったので即買いでした。ドライアンドラと日本では紹介されていますが、巷ではバンクシア フォルモーサですので両方明記しておきます。輸入ものですのでタイミングが合えば入手可能ですが、だいたい9月頃(現地では春)がピークです。B.フォルモーサはオーストラリアでは荒野に自生、南アフリカでも大量に増えてしまって問題になっているようです。バンクシアはヤマモガシ(プロテア)属の中でも大きなグループで約170品種存在します。

タイミングよく輸入直後の物が手に入りましたので、茎は柔らかくナイフが問題なく入りました。初日は深水でしっかり水を吸わせ、その後は水を減らし成り行きに任せます。綺麗な色が残り素敵なテーブルアレンジメントが出来ました。

ref: https://anpsa.org.au/plant_profiles/banksia-formosa-syn-dryandra-formosa/

クルメケイトウ オレンジクィーン

クルメケイトウはトサカケイトウから交配されてできた品種です。コロンと丸いのが特徴です。比較的小ぶりですので使いやすいと思いました。色は鮮やかで綺麗なオレンジです。黒とオレンジのハロウィンカラーで活躍です。

水がうまく上がらない場合は、沢山ついている葉を落とし茎をナイフでシャープにそぎ切りしましょう。一日だけ深水で様子を見て下さい。頭頂がぱりっと元気になったらお水はほどほどに、あまり深水ですとセロシアは茎が柔らかくなり腐りやすいです。夏から出回りますが、気温が落ち着く秋に使うのがお勧めです。

アンスリューム テラ

トレンドカラーの茶色系を意識して、それに合うような色合いを探していました。A.’テラ’ はピンクベージュで優しい「モカ・ムース」色に合いそうです。

アンスリウムの実際の花は中心部に小さく付き、色のついている部分・つやつやとしていて光沢のあるハートシェープの部分を仏炎苞(ぶつえんぽう・英語ではspathe)と呼びます。葉の一部、真ん中から突き出ているものが小花を密につけた肉穂花序(にくすいかじょ・英語ではspadix)と呼ばれます。台湾、オランダ、日本でも栽培が盛んで周年の流通があります。南米原産ですので暖かい気温を好みます。上手に管理すればとても長くお楽しみいただけます。

ヒマワリ/ヘリアンサス プロカットレッド

今年の花の流行色は「モカムース」。優しいブラウン系です。そんな話題を書いていたら茶系の花が欲しくなってきました。深い茶色のヒマワリですが、もう秋口ですからたまには遊んでみようと入荷しました。偶然にも花粉が出ないタイプとの事です。秋は花粉症の方も多いので、よいかもしれません。固有品種名の通り光に当たると赤味が強いですが、日陰ではかなり深いブラウンです。

向日葵は太陽の方向に向かって咲いていると言われますが、成長期に光に当たると光の当たっていない反対側の茎が伸び、太陽の方向に傾きます。でも日が沈むと今度は昼間とは反対側の茎を成長させます。生物の体内時計による現象です。

ref: https://biome.co.jp/biome_blog_129/

アニゴザントス/カンガルーポー ゴールドフィーバー

久々に目にしたのでやはり買ってしまいました。茶色ともオレンジともとれる微妙な色合い、中はライムグリーンで目を惹きます。素敵な秋色、使いたくなりました。今月のお配りの花はダークブラウンのヒマワリと合わせて、シックな大人色にしてみました。風変わりなものもこの界隈のマダムたちには人気です。

花は産毛で覆われておりふんわりとした独特なテクスチャーです。オーストラリア西部原産で地下茎を持つ植物です。花は管状/筒状でチューブが枝から直接ぶら下がっているようです。横から見るとカンガルーの前足のようにもとらえられ 'kangaroo paw’ と呼ばれるようになったようです。枝の長さも70㎝と長く、ブーケにもアレンジメントにも使えます。乾燥にも寒さにも耐えられるとの事ですので、もしかしたら庭に植えられるかもしれません。ポピュラーな色は黄色ですが、外側が黒、内側がグリーン、赤やピンク、あるいはグリーン等も見たことがあります。茎がとても長く水揚げに時間がかかるために、適当な長さに切ってから処理をしたほうがよさそうです。初日に水がしっかりあがらないと長持ちしません。

花瓶で飾る場合は何度か切り戻すと先端に水が届きやすいのでよいと思います。

花言葉ref: https://hanakotoba.net/kangaroopaw/

スプレーカーネーション 'ヴェデット'

入荷直後はオレンジがのっていますが、開花が進むと花びらの淵にオレンジが少し残る程度で、ほぼラブリーなクリームイエローとなります。蕾が沢山ついているスプレーカーネーションです。本来は春のお花、若干茎の弱さが目立ちますが花持ちはとても良く、小さな蕾まで開花してきました。やはり国産はこんな所まで違います。大きな花と花の間を繋ぐトランジショナルでフィラーとしての役目として多くの利用があります。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。夏の時期は水が濁りやすいので、花瓶をきれいに洗い、茎もこまめに切り戻しをかけましょう。鋏は次回の為に都度消毒です。

 

バラ 'オレンジロマンチカ'

大きく鮮やかなオレンジ色のバラ ’オレンジロマンチカ' 。咲き方は中心部がくぼむカップ咲きです。沢山欲しかったのに10本しかありませんでした。残念!これからウェディングシーズンの為、本当に入手したい場合は事前予約が必要です。

バラも花瓶の水に浸かる部分の葉はすべて取り除き、なるべくナイフを使って茎を斜め切りにすると水の吸い上げがよくなります。その後茎をリカットしてゆけば、よい物であれば1週間持ちます。バラは比較的短命な花ですので割り切って美しさを楽しみましょう!

花言葉ref: https://www.i879.com/hanablog/tag/