春 3月~4月、5月中旬ごろ

バラ コーラルハート

’コーラルハート'という名前のバラです。外側は珊瑚を連想させるようなサーモンピンク、内側の花びらはジューシーなオレンジ色です。小ぶりで硬い蕾でしたがインパクトはあります。赤系の花と合わせようと思います。

バラを選ぶ時は葉までよく確認しましょう。大きく艶やかなものが良いです。お店で購入後はすぐに水に浸かりそうな葉を外し、茎をナイフで斜めに切りましょう。花瓶の水を替える時にも斜めに切り戻すとリフレッシュされ水が上がりやすくなります。バラも美しく一生懸命咲いてくれますのでできるだけ過ごしやすい環境を整えてあげましょう!

 

野バラの実

春5月頃にシングルの小さな花を沢山つけ、秋口には小さなグリーンの実を付けた枝が出回ります。10月の段階ではまだ緑色ですが、秋が深まる頃になると赤い実となり風情が増します。ナチュラルなアレンジメントにするためそのストラクチャーとして大枝を購入。ストラクチャーとはアレンジメントの形を決める構造の一つで、他の花を寄りかからせたり絡ませたりと骨組みの部分です。実が沢山ついているため絡めやすく狙い通りとても素敵に仕上がりました。

野ばら/イノバラは中国原産ですが、日本でも野生のバラはよく見かけます。大ぶりな枝を家の外壁周りに這わせると素敵かも!

ベロニカ ブルービクトリー

今まで巡り合ったヴェロニカの中で一番よいお品だったと思います。生産者さんの名前がなく番号だけが手元にあります。水あげ前から穂はしっかり上をむいた状態、さらに数日経っても頭が曲がって下に垂れる事はありませんでした。また巡り合えたらと思います。

水がしっかりと上がると穂先まで真っ直ぐに伸びます。その後は時間と共に頭が垂れ動きが出てきます。脇から小さい花穂が出ていますが水あげがあまりよくない植物ですので、葉とともに思い切って処分してしまいましょう。ピンク、白などの色もあります。すらっと伸びる形は他の花とはまた違った趣です。和風にも洋風にも、ブーケにもアレンジメントにも向くお花です。以前はゴマノハグサ科に属していましたが、オオバコ科に変更となりました。

オオバコについてはよいサイトがあります https://flowers.hasma.jp/family/plantaginaceae/

カーネーション ビート

輸入のカーネーションです。暑かった夏、やはり国産のカーネーションは旬を外れた時期ともありなかなか見つかりません。素敵な赤、南米コロンビアらしい色だと思います。少しワイルドな感じのアレンジメントのアクセントカラーにします。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。夏の時期は水が濁りやすいので、花瓶をきれいに洗い、茎もこまめに切り戻しをかけましょう。鋏は次回の為に都度消毒しましょう。

 

バラ ピーチアヴァランシェ+

ピーチアヴァランシェはスィートなオレンジシャーベットの色。春とは違い秋の季節は小ぶりでひっそりと咲き控えめで、花本来の上品さを感じます。半丸弁高芯咲き(オキツナーサリーより)の美しい咲き方をするアヴァランシェ。白のアヴァランシェはヨーロッパではウェデイングで頻繁に使われる人気の品種です。

ファレノプシス/胡蝶蘭

クリーム地にピンクのストライプ。小さめのファレノプシスをミディタイプと言います。蘭類はとても暑さに強く、ウエディングではよく利用いたします。特に髪につけるヘッドドレス、胸元を飾るコサージュやブートニア、そして手首につけるリストレットなど、人間の体温の影響を受けやすい箇所の飾りには大変重宝します。小さくても、一つでもエレガントさは変わりませんね。

東南アジア生まれのランの園芸品種です。花を扱う時のナイフはいつもしっかりと消毒をし、夏の時期は少しこまめに水替え&切り戻しをかけて下さい。暑さには強い花ですので一週間はお楽しみいただけると思います。上手に管理すればもっと長持ちします。

スプレーカーネーション

真っ白のスプレーカーネーション。本来は春のお花ですが、一年中入手可能です。スプレータイプは大きな花と花を繋ぐために使われます。やっぱりあるといいですね。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。夏の時期は水が濁りやすいので、花瓶をきれいに洗い、茎もこまめに切り戻しをかけましょう。鋏は次回の為に都度消毒です。

カーネーション レージェ

暑すぎる秋となり、この暑さに耐えられるような花を探していました。これほどの高温ではどれも短命に終わるリスクが大きく、高価な花か手ごろな所で妥協するかです。輸入物のカーネーションはお手頃な割にはよい品質のものを選べばまあまあ長持ち。丈夫なため練習用にはよいと思います。こちらのカーネーション'レージェ'は今は流行のくすみピンクも魅力です。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。夏の時期は水が濁りやすいので、花瓶をきれいに洗い、茎もこまめに切り戻しをかけましょう。鋏は次回の為に都度消毒しましょう。

アメリカテマリシモツケ ディアボロ

北米の中央部から東部原産、寒さにも暑さにも強い庭木ですが日本の湿度には弱いようです。花はコデマリのような花が春に沢山付きます。樹皮がむけるとの事で、浮き上がった樹皮の下には次の樹皮が見えるとの事で、ナインバーク(ninebark)と呼ばれるそうです。

昨年の10月にレモンイエローの葉の品種(ルテウス)を使っていました。その時も水揚げは茎を短くしていました。ナイフで斜めに茎をカットし深水で水あげしました。葉が多いため下がりやすく油断するとすぐに頭を下げてしまいます。何度も切り戻しをかけなければなかったのですが、ちゃんと切り戻すと5日間程度は持ちます。素敵な葉で、しかも色が違うため、過去の事をすっかり忘れて購入してしまいました。来年はこの事を覚えているとよいですが!

カーネーション アンティグラ

ベージュとピンクの複色でアンティークな雰囲気です。暑すぎる秋となり、この暑さに耐えられるような花を探していました。これほどの高温では短命に終わるリスクが大きく、高価な花か手ごろな所で妥協するかです。結果カーネーションにたどり着きました。輸入物ですが開くと美しいですね。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。夏の時期は水が濁りやすいので、花瓶をきれいに洗い、茎もこまめに切り戻しをかけましょう。鋏は次回の為に都度消毒しましょう。