初夏

5月中旬~6月

シノグロッサム

今月は青いお花を多くピックアップしていました。ワスレナグサの背丈を2倍にしたような水色の可愛い花を見つけました。余りにも可愛いので購入してしまいました。中国南西部あたりが原産のお花です。春遅くから霜の降る頃まで花が咲き続けるとあります。こぼれだねでどんどん増えるともありました。水あがりは心配していたほどひどくなかったのですが、フロレットが水あげ中からボロボロ落ちてしまい使えるかどうかは最初から微妙でした。幸い入荷した次の日のレッスンでこの花を使った生徒さんはいませんでしたのでラッキーでした。様子を見るとやはり厳しい!高温な日があり4日後くらいには水も濁りとても使える状態ではありませんでした。涼しく風通しがよい庭先で観賞するのが良いみたいですね。ちょっと目を惹く水色でしたが残念です。白い花の品種もあるとの事です。

葉は楕円形でシルバーかかったグレー、やわらかな毛に覆われています。ボリジと同じムラサキ科ですのでちょっと似たところはあります。

ref: https://gardenstory.jp/plants/98039

 

 

トルコキキョウ

色は薄紫、ラヴェンダーミックスと記載がありましたが品種名なのか不明です。トルコキキョウは一枝に4本も5本も存在感のあるお花が付きます。色もとても豊富で花を沢山使うアレンジメントにはとても重宝するお花です。本来は初夏のお花ですが、一年中手に入るのはありがたいです。

北米 ワイオミング州南東部、ネブラスカ、テキサス南部やメキシコなどミシシッピ川とロッキー山脈の間の草原地帯が原産。現地で咲いていた花はうす紫色、テキサス・ブルーベルという愛称で親しまれてきました。日本での交配が進み花はシングル咲き・ダブル咲き色も白、グリーンかかった白、クリーム、優しいオレンジピンク、優しい黄色、紫と白の複色があったりととても豊富です。気温の高い時期にも活躍できるお花です。よい物でしたら5輪も6輪も一枝につきますので華やかになります。アレンジメントにもブーケにも向きます。

水に浸かる部分の葉はきちんと処理をしましょう。小さなカケラでもバクテリア発生の原因になります。

オクラレルカ

すらりと長い葉で、活け花ではよく利用される植物です。トルコからエーゲ海の島々あたりが原産で、現地では白いお花のようです。日本の産地沖縄では青紫の花をつけるようです。この葉が出回る4月下旬となると毎年季節の移り変わりを感じます。

ref: https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:438921-1#other-data

ref: http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/syokubutsu/SogoZukan/hishi/ayameka/okura/index.html

ref: https://www.flower-db.com/ja/flowers/iris-orientalis

クロバナロウバイ 黒花蝋梅

夏に咲く蝋梅との事ですが、すらりとした枝の利用です。少しだけ出ている緑の葉がフレッシュです。花に香りはあるのでしょうか。

一般的な冬に咲く蝋梅の情報です。
12月下旬ころから咲き始める香りよい花。中国原産で日本へは17世紀ごろ渡来。漢字は「蝋梅」または「蠟梅」。前者は艶のある蜜蝋の花のような所から、後者は陰暦の 12 月が「臘月」で、ちょうど花の咲き始めるころとなる。

花木のため水あげが悪いので、枝は深く切り込みを十字に入れるとよいと思います。深水で管理すればゆっくりと水があがります。お正月のお花として人気です。蕾が落ちやすくデリケートですので扱いに細心の気配りが必要です。

バラ ミスティレイン

明るいラヴェンダー色。薄紫、青みの強いピンクというべきでしょうか。小ぶりでしたが目にとまり購入しました。

ウォーターラインより下の葉はすべて落とし、清潔なナイフで斜めに茎を切り落とし、その後も時々切り戻しをかけましょう。茎がリフレッシュされ水の上がりがよくなります。

 

カーネーション/ダイアンサス

こちらもトップクラスの品質でしたが品種名がありませんでした。JAなすの 黒磯さま ぜひ品種名をご記入下さい。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。水に浸かる葉はきれいに取り除きましょう。

カーネーション/ダイアンサス

トップクラスの品質でしたが品種名がありませんでした。JAなすの 黒磯さま ぜひ品種名をご記入下さい。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。水に浸かる葉はきれいに取り除きましょう。

カーネーション/ダイアンサス エマ

優しいクリーム色の C.'エマ' 。カーネーションは色が豊富で、濃く強い色から薄く優しいパステルまで揃わない色は青系くらいです。染め/吸わせているカーネーションで青もありますが、私の先入観でしょうかエグすぎて好みではありません。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。水に浸かる葉はきれいに取り除きましょう。

カーネーション/ダイアンサス ミーガン

やや赤みの強いオレンジ色のカーネーションです。開き方も綺麗ですので時々使う品種です。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。水に浸かる葉はきれいに取り除きましょう。