7月~8月

LAユリ ベントレー

ダブル咲きの花粉無のLAユリ(テッポウユリxスカシユリユリ)です。オーヴァルのアレンジメント用に華やかなメインとなる花を探していました。ダブル咲きのユリは通常とてもレッスンで使えるようなお値段ではありません。でも丈が短く、破格であったために手を出してしまいました。蕾の状態で持ち帰り咲いてきたタイミングでレッスンです。花弁がとてもデリケート。ちょっと触っただけで皺になったり折れてしまったりで、非常に神経を使いました。あまりにもお手頃がすぎるもの、何回も反省しているのですが気を付けたい所です。

「ユリ」は古い言葉で「揺れる」を意味する「揺る(ゆる)」に由来します。ユリは交配の親の品種で区別されます。

花瓶の水に浸かる部分の葉は取り除き、斜めに茎を切ります。普通に管理するだけでよいですがやはり大きい花は水を吸います。きちんと水量を確認してください。上部に葉が付きすぎている場合も少し間引くとよいです。水替えの度茎を切り戻し、枯れかかった葉や花はすぐに処分してください。花粉は服に着くと取れません。開花し花の色が出てきたら直ちに取り除いてしまいましょう。

オレガノ ディクタムナス

地中海クレタ島原産のハーブ。dittanyというのは香りのするハーブ類の事で、「クレタ島の草」との意です。梅雨時の今頃にいつも出回ります。ライムグリーンの部分はガクで花はピンク色です。丸い葉は起毛して産毛がはえているようで、フワフワモコっとした質感です。乾燥に強く、色はそのままの状態でいつの間にかドライになっている植物です。グリーンの小さい枝は爽やかさを感じるフィラーとして大活躍です。丈は約20㎝前後、枝分かれしていますので上手に切り分けて使いましょう。小さなブーケに、あるいはアレンジメントに!

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英国フラワースクール フラワーデザイン・オブ・ブリテン
ウッドランドコース 
2025年9月22日-26日

持続可能な未来に向けて、環境に優しいオーガニックなフラワーアレンジメントのレッスンを英国にて開催します。参加者募集中
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カラー スノーストーム

白いカラー、やはり明度が一番高い白は目を惹きます。赤のカラーを手にしていましたが、あまりにも美しかったのでこちらも一緒に持ち帰りました。約一週間、夏日の気温にもかかわらず水も汚さず持ってくれました。白のカラーでよく使う品種は'クリスタルブラッシュ'で、茎には柔軟性があり曲げたデザインにも対応できます。ですが'スノーストーム'は曲げずにこのまま使うほうがよさそうです。

カラーはアンスリュームと同じサトイモ科で、花のように見えているのは苞で仏炎苞とよばれます。花は中心の棒状のもので肉穂花序と呼ばれます。

カラーは数十本に1本か2本は弱い物があります。気温が高くなる頃もし水がすぐ汚れるようでしたら、すべての茎を点検して下さい。水がぬるくなるととろけてしまう場合もありますので早期に発見し、残念ですが処分です。どの花のメインテにも言える事ですが、花瓶とハサミはいつもきれいにしバクテリアの発生を少しでも抑えましょう。

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2025年9月22日-26日

カラー レッドチャーム

Zantedeschia rehmanni 'Red Charm' 丈はせいぜい40㎝、深紅で夏に開花。葉はやや細長くスポットの入る美しいタイプです。茎は茶色で個性ある素敵な花です。

カラーはアンスリュームと同じサトイモ科で、花のように見えているのは苞で仏炎苞とよばれます。花は中心の棒状のもので肉穂花序と呼ばれます。

カラーは数十本に1本か2本は弱い物があります。気温が高くなる頃もし水がすぐ汚れるようでしたら、すべての茎を点検して下さい。水がぬるくなるととろけてしまう場合もありますので早期に発見し、残念ですが処分です。どの花のメインテにも言える事ですが、花瓶とハサミはいつもきれいにしバクテリアの発生を少しでも抑えましょう。今月は6月にも関わらず急に真夏日が続きお花にとっては厳しい環境でした。でも一週間ちゃんと頑張ってくれました。感謝です。

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リモニウム エバーライト

5月30日に一度リモニウム 'エバーライト'を使用し、あまりにも良かったので再び購入しました。今回の物は産地が事なり、前回の北海道産のよりも40㎝程丈が短い物です。それでもこの花は夏に強いため、空間を埋めるフィラーとして大活躍です。

花瓶で楽しむ場合は浅水で管理するかどんどんと切り戻して下さい。ドライになっても美しいお花ですので1週間楽しんだら水を抜いてドライの姿を楽しんでもよいと思います。

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マリーゴールド

花は小さく細い茎でしたが、鮮やかなオレンジ色がひときわ目立ち私の目を捉えました。夏らしい元気な色が気に入り持ち帰りました。フレンチマリーゴールドの花びらが一重タイプです。多色を使うブーケの中でもよいアクセントになる事は間違いありません。

マリーゴールドは北米原産のアフリカン/アメリカンマリーゴールド(センジュギク、Tagetes erecta L.)とメキシコ原産のフレンチマリゴールド(コウオウソウ、Tagetes patula L.)の2タイプが園芸品種で見られます。現在はTagetes patula L.がTagetes erecta L.と同意語とされ、Tagetes erecta L.と示されています。

ref: https://mikawanoyasou.org/data/kouousou.htm

ref: https://fukukaen.co.jp/marigold-hanakotoba/ 花言葉

 

アリウム ブルーパフューム

落ち着いたブルーの小さな花が茎の頭頂部に密集して付き、完全に球体となります。花には少し香りがあり名前の由来となっています。茎から出る液で水が汚れます。毎日水替えしても気になるくらいでした。夏を感じる魅力的なお花ですのですのでそれでも使いたいと感じます。アジアからヨーロッパ、アフリカ北部地中海沿岸や北米にも広く分布。

普通に茎を斜めに切り、時々切り戻ししてください。

ref: https://fukukaen.co.jp/allium-hanakotoba/ 花言葉

リモニウム エバーライト

昨年は7月の暑い時期に使っていますが、今年は5月30日の入荷。北海道からのリモニウムです。一目見ただけで素晴らしさがわかるくらいの最高のお品でしたので迷わずゲットしました。こんなによいお花が買えると嬉しいですね。

背丈は120㎝ 大型で枝分かれが深く、一本で十分埋まります。大きなブーケのレッスンを予定していましたのでぴったりでした。水に浸かっている時間が長いとどうしても茎がダメージしてきますので、浅水で管理するかどんどんと切り戻して下さい。今年はまだそれほど暑くなく花瓶の水もよごれませんでした。ドライになっても美しいお花ですので1週間楽しんだら水を抜いてドライの姿を楽しんでもよいと思います。

生産者:JAしおのや氏家地区営農生活...様

 

ヒマワリ/ヘリアンサス パナッシェ

夏の代表的なお花で、市場でも黄色がとても映え手にするフローリストは多いです。種類が増え悩んでしまうくらいです。中芯も茶色のタイプとグリーンのタイプがあるようです。いずれもナチュラルなスタイルのアレンジメントにとてもよく合います。

北米原産、種は可食でき、種から絞ったおいるはサンフラワーオイルです。

オンシジューム レモネード

国産のオンシジュームです。スポットレスの綺麗なレモン色、鮮やかで彩度も高くとても目を捉えます。丈は短かったのですがしっかりと太く、花びらも肉厚で、長くお楽しみいただけます。

オンシジウムはメキシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々です。小さなサイズもあり小さなピンクに巡り合えた時はとても嬉しかったです。

清潔なナイフで茎を斜め切りし、お水を替える時も同様に。花瓶と道具は常に衛生を保ちましょう。

生産者: 八ヶ岳ファーム様