初秋
9月
心地よいカラーハーモニー
トライアッド 3色のブーケ
3色のカラーハーモニー
カラーサークル上に等間隔で並んでいる色を使う練習です。フレームはラフィアを使ってハンドメイドしました。
ツルバキア ビオラセア
四季咲性のツルバキアです。こちらがどうもルリフタモジのようで、以前T. フレグランスをルリフタモジとご紹介しましたが、T.シメレリというのが本物の名前のようです。いずれにせよ花の形はよく似ています。大きな違いはこちらのT.ビオラセアは強烈なネギの臭い。近くによるだけで臭います。ただアレンジして触らない限りはその匂いも感じられなくなります。可愛いのですがブーケにして茎を切り戻したりすると贈物には使えませんね。 * T.ビオラセアは固有品種名ではありませんが、T.フレグランス同様に品種名に入れました。
ノリウツギ/ピラミッドアジサイ ライムライト
ノリウツギという円錐に咲く紫陽花です。一般のアジサイより遅く咲き、夏から秋口にかけての開花となります。おそらく今の時期(11月)はクラシックタイプの分類となり、本来の花の部分は早くに落ちてしまい萼片の色が残ったままで樹についている花です。アジサイは水落しやすい花ですが最初の水揚げと途中の手入れでかなり長く楽しめます。
- 水につかってしまう部分の葉を取り除く。
- 花瓶の水の量はやや多めで花の茎が半分以上つかる状態を保つ。
- 2-3日に1度ずつ茎を切り戻す。茎の先端に縦に切り目を入れてもいいです。
*紫陽花フレッシュとクラシックタイプの違い
春先から初夏にかけ、しっかりと成長し色が出てきた時の花をフレッシュと呼びます。そのままのにしているとやがて落ち着いた色に変化してきます。その時の花をクラシック・ハイドランジアと呼んでいます。アジサイは樹についている時間が長いほど、切り花にしたときにも長持ちです。
ガーベラ ピンク色
中芯は黒、中心から外側に向かってピンクが薄くなってゆく品種です。名前がついていませんでした。
ガーベラは水揚げ後は浅水で管理して下さい。特に気温が25度以上の時は毎日茎を切り戻してください。尚、茎がいびつな物は傷みやすいので購入するときはよくチェックしましょう。
トサカケイトウ アンテックバル
ケイトウはセロシアとも呼ばれこちらはトサカケイトウ。扇形に平べったくひろがっている品種で本当に鶏のトサカのようですね。
水がうまく上がらない場合は、沢山ついている葉を落とし茎をナイフでシャープにそぎ切りしましょう。一日だけ深水で様子を見て下さい。頭頂がぱりっと元気になったらお水はほどほどに、あまり深水ですとセロシアは茎が柔らかくなり腐りやすいです。
トウガラシ ブラックフィンガー
南米メキシコなど熱帯のエリアが原産。現地では多年草ですが、日本では一年草として扱われます。真っ黒な種の袋が上を向いて付くので使いやすいです。ハロウィンのアレンジメントにはなくてはならない黒。花で黒はめったにないので今の時期はマストアイテムです。黒い唐辛子は丸いタイプもあります。
パンプキン/南瓜
柄の長い飾りカボチャを入手しました。ゴツゴツとした形、そしてこの柄の長さが気に入っています。北海道産との事で輸入南瓜は大きく減少傾向にあります。円安が続いており他にも葉物などは高値です。昨年 ”気温が高い場合はやはり冷蔵庫の野菜室へ入れておくと安全です。”と記していたのにも関わらず、満タンの野菜室には入れられず、秋の長雨の湿度でかなり腐敗。残念ですが処分してしまいました。反省です。