初秋

9月

ジニア/ヒャクニチソウ クィーンライムオレンジ

和名は百日草。暑い季節から秋ごろまで長く咲く花です。鮮やかな赤やオレンジから白に優しいピンクまで色も豊富でサイズも様々。今回はライムかかった複雑な色です。ラフィアのフレームに合わせるためナチュラルテーストの花材を探していました。色もライムグリーンかかったオレンジで微妙なニュアンスです。ジニアエレガンスなど八重咲や、鮮やかなオレンジに模様が入るメキシコヒャクニチソウ、葉が細いリネアリスなどがあります。今回はあまり日持ちしませんでした。この花は当たりかハズレかがはっきりとしているように感じます。当たりを見極めるのは難しいデス。

キク科ですので花粉が飛びます。過敏症の方は季節を問わず注意が必要です。

*花言葉は福花園さんからのコピーです。https://fukukaen.co.jp/zinnia-hanakotoba/

フロックス 'シュガースターズ'

日持ちのしないお花ですが、あまりにも白と紫のコントラストが美しく手にしてしまいました。多年草でしたら庭に植えておくとよいかもしれません。日持ちしない理由は水あげだと気づきました。間違えて切り落としてしまったお花を小さなお皿に入れ置いたらそこそこ長持ちしました。でも葉が付いた状態の茎は難しいかな。。ここは割り切ってその日を楽しむ事とします。

花言葉ref: https://fukukaen.co.jp/phlox-hanakotoba/

センニチコウ バイカラーローズ

中心が白で周りは可愛いショックピンクのバイカラーです。スプレータイプで大きな花からかなり小さな花まで様々なサイズのお花がついています。水あげの時は小さなサイズはある程度処分。沢山ついているとどうしても水が足りず頭を下げてしまいます。大変長く立派なのですが、丈を詰めるのも水あげを促進する有効な手段です。

ドライフラワーにするには茎をさかさまにし、空調の効いているお部屋で吊るしておくとよいでしょう。色も褪せず綺麗に乾きますが、それは最初の水あげ次第という事にしておきましょう。

トウガラシ/唐辛子 赤

真赤な唐辛子、艶と色からのインパクトが強く、緑色のアンティーク紫陽花との対比が綺麗だと感じました。大変によいお品でしたので紫陽花と共にドライにもなります。

南米メキシコなどが原産で沢山の種類があり、料理の辛味スパイスとして使用されています。花屋で入荷するものは観賞用ですので、農薬を使用している可能性がありますので絶対に食さないで下さい。気温が高い状態の時は浅水で管理ですが、紫陽花とあわせていますのでそうも言いきれません。一層の事一週間と割り切り、あとはドライフラワーでお楽しみでもよいかもしれません。本当は秋深くなった頃の利用がよろしいと思います。それにしても暑い!

カーネーション 'バニラミナミ'

バニラアイスクリームのような色。珍しかったので購入しました。しっかりと展開して綺麗でした。カーネーションは春から初夏にピークなのですが、周年どこかで栽培されていますので、通年入手可能です。丸く目を捉えるフォームフラワーの為基礎的なアレンジメントにはとてもよいチョイスだと思います。ラインフラワーのリンドウと合わせて持ちかえりました。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。夏の時期は水が濁りやすいので、花瓶をきれいに洗い、茎もこまめに切り戻しをかけましょう。鋏は次回の為に都度消毒です。