初秋

9月

アスクレピアス

小さいのですがよく見ると一つ一つが可愛いお花で、茎の頭頂に密集して付く散形花序のスタイルです。大きなメインの花と花を繋ぐトランジショナルのお花です。色は鮮やかな黄色と赤に近いオレンジ色。どちらも素敵ですが強く派手な色ですので少し控えめに使いましょう。

枝分かれのスプレー咲きとなっている場合が多く、水あがりがしっかりしていれば長持ちするお花です。葉を落とし深水で水揚げ、その後は15㎝の深さもあれば十分です。茎をカットと白い液が出ますが触らないように。キョウチクトウ科の植物は有毒です。水あげの時は液が付いた茎を洗ってから花瓶に入れます。同じような白い液がでる植物はフウセントウワタ、同じ科に属しますがフウセントウワタ属(ゴンフォカルファス)に分類されます。ブルースターも同じ科属で、白い液が出ます。似たようなシードポットを付けます。

暑さに強い花。南米原産の為日本では冬が越せないそうです。夏の庭では重宝しそうですね。今回のアスクレピアスは秀品ではなかったので花持ちは一週間くらいとしましたが、蕾までしっかり開花するものもあり10日以上も楽しめる事もざらです。やはり品質はお値段に比例します。

トウガラシ 'レッドフィンガー'

黒の唐辛子を探していましたが、ついに出てきませんでした。でもやっぱりハロウィンにはマストハヴ(must-have)なアイテムなのです。美しい赤の唐辛子を使う事にしました。生徒さんは上手に作品に使っていました。はあ、私の取り越し苦労だったようです。

南米メキシコなど熱帯のエリアが原産。現地では多年草ですが、日本では一年草として扱われます。真っ黒/真赤な種の袋が上を向いて付くので使いやすいです。ハロウィンのアレンジメントにはなくてはならない黒。黒い唐辛子は丸いタイプのコニカルブラックという種類もあります。これもユニークです。

センニチコウ

今頃のセンニチコウは本当に美しく、いつもこの時期に入荷しています。今回は薄いピンクであまり目立たないかなと思うような色です。質感の違う個性的な花をコンパクトに寄せ集めたスタイルのブーケに、花と花の間に埋めてギャップを埋めるために用意しました。スプレー咲きで沢山の花が付いているため大活躍でした。

花が大量についているとどうしても水が足りず頭を下げてしまいますので、水あげの時は小さなサイズの花はある程度処分しています。大変長く立派なのですが、丈を詰めるのも水あげを促進する有効な手段です。

ドライフラワーにするには茎をさかさまにし、空調の効いているお部屋で吊るしておくとよいでしょう。色も褪せず綺麗に乾きますが、それは最初の水あげ次第という事にしておきましょう!

クルメケイトウ オレンジクイーンインプ

コロンと丸くしっかりとしたヘッドを持つ久留米ケイトウ。トサカケイトウから交配されてできた品種です。昨年の物は'オレンジクィーン'とだけ名前がありましたが色も若干明るめでした。夏から出回りますが、涼しくなった時が使い時でです。コスパもよく毎年この時期は購入しています。

水がうまく上がらない場合は、沢山ついている葉を落とし茎をナイフでシャープにそぎ切りしましょう。水あげは時間勝負ですので見つけたらすぐに対処してください。一日だけ深水で様子を見て下さい。頭頂がぱりっと元気になったらお水はほどほどに、あまり深水ですとセロシアは茎が柔らかくなり腐りやすいです。夏から出回りますが、気温が落ち着く秋に使うのがお勧めです。