周年

ヒペリカム ラッキーロマンス

艶やかなとても濃いグリーンのヒペリカムです。H. 'ラッキーロマンス'は今回初めて使います。どちらからの輸入でしょうか。粒ぞろいのよい茎もしっかりとしており、葉の状態も良かったです。*調べてみましたらGLOBALG.A.P.認証を受けているとの事。場所はエチオピアやエクアドルなどのようです。認証は、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通ブランドとの事です。

一年中流通する実物で、色も薄いピンク、クリーム、ライムグリーン、赤、そして深い茶色までバラエティ豊かです。欧米の方はコーヒービーンズなどとも呼びます。沢山の水を必要とするため、大きな葉は処理しやや深水で管理すると長持ちします。初夏に黄色い花をつけ、夏から秋まで実をつけますが一年中栽培されており入手可能です。

薬草としてヒポクラテスの時代(紀元前460-370)から神経痛の緩和などに利用されていました。ちなみに薬草に使われる種類はHypericum Perforatum 別名St. John Wort。もう一つの呼び名はTutsan、フランス語ですべてが健康という意味のToutesaineからきています。

Ref: https://www.holex.com/flowerwiki/hypericum/

ルスカス

艶やかな濃いグリーンでとても使いやすい葉物です。葉の部分は茎が平べったく変形した物で、葉の裏側に花が付いている場合があります。アフリカ北部のアルジェリア、モロッコ、チュニジア、スペインやシチリアやマルタ島、地中海沿岸原産。葉の色も変わりにくく大変長持ちです。一年中入手可能なのはありがたく、特に八丈島産の物は高品質でいつもお気に入りです。でもやっぱり寒い時期は深い緑色が若干薄くなるような気がします。暖かい時期が良いようです。3月からは八丈島産のよい物がサイズもそろい出回りだしました。

ブーケやアレンジメントに切り分けて使います。長い茎に沢山葉がついており、下の方まで余すことなく使ってしまいます。

Ref: The Kews http://www.plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:540453-

レモンリーフ

少しゴワゴワとして硬い触感ですが、葉の表面積が広く枝自体も丈夫なためブーケの花のサポートに使ったり、アレンジメントのベースをカバーしたりと使い道が多いグリーンです。このリーフに関しては輸入もので為替の影響が顕著に出ます。少しばかり円高になってきましたので購入してみました。

レモンリーフと呼ばれますが、英国ではサラル Salalもしくはゴーテリア gaultheriaと言わないと通じません。北米東部が原産。状態が良ければとても長持ちしますが、今回の物は少し乾燥気味でした。

デンファレ シンガポールホワイト

東南アジアの暖かいエリアが原産ですが、周年入手は可能です。’シンガポールホワイト'は花の形がよく気に入っています。

原種系の蘭デンドロビウム・ギバナムの交配種。デンドロビウム ファレノプシスの流通名ですが、花の形が胡蝶蘭に似ている事からこのように呼ばれています。ref: https://www.aos.org/orchids/additional-resources/dendrobium-culture.aspx

ステムが長い蘭は水が先端まで届きにくく管理が難しい花の一つです。もし花が付きすぎている場合はトップの小さすぎる蕾を数個カット、あるいは下の花を1~2輪整理するといささか長く楽しめます。切り分けてアレンジメントに利用すればすべての花に水が行き渡りますので有効的な利用法です。その際はステムをアレンジする前に30分程度水を吸わせコンディションを整えると張りが戻りよい状態となります。せっかく巡り合えたお花、大切に最後まで飾ってあげたいと感じます。

ガーベラ ボパン

花の色にもイエローベースとブルーベースがあります。こちらは黄色みがあるイエローベースのピンク。花のまだ開いていない中心部はライムでとても可愛いガーベラです。丈の長さは他のガーベラから比べると低めの40cm。気になるところは茎がいびつな所です。ご家庭用ですので今回はパーフェクトは求めていませんが、茎を生かして長いアレンジメントに使う場合やギフト用には間違いなく茎も葉も確認します。

3月はガーベラをメインに皆さんにお配りしました。気温がまださほど高くない時期ですので管理も簡単で水も汚れにくいです。キク科ですので長くお楽しみいただける事も条件の一つでした。卒業式のシーズンでもあり、スィートピーやフリージアなどと同様に人気のお花です。

一度水が上がれば浅水で管理。水替えの際茎を斜めに切り落としましょう。