周年

アルストロメリア ’カマロ'

本来はとても長持ちするお花なのですが、国産が今年とても高価なため輸入ものを入れました。どの国から来ているのかも確認せず色だけで購入したため大ハズレでした。パッケージを開けた瞬間から花を処分する最後までがっかりを引きずりました。自分の作品には少しつかいましたがリリースはできませんでした。ひたすら反省です。

南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。関東地方でも、庭で5月頃から初夏にかけてよく咲きます。長く持つ花ですが、高温の状況では花びらが早く落ちます。

花言葉ref: https://hananokotoba.com/alstroemeria/

カラー

40㎝程ですがカラーはカラー、そしてこの深いボルドー色は秋へのプレリュード! 丈が短かったのでちょっとお手頃でした!茎は緑、そしてワインレッドの仏炎苞*の淵にはわずかなライムグリーン。美しい!

特別な手入れは不要です。ただ花瓶と鋏を清潔にし、切り戻しをかければとても長持ちしてくれます。暑い夏を越してやっと出てきたお花だからこそ愛おしいですね。尚カラーは数十本に1本か2本は弱い物があります。花瓶の水がすぐ汚れるようでしたらすべての茎を点検して下さい。水がぬるくなるととろけてしまう場合もありますので早期に発見し、残念ですが処分です。

カラーは南アフリカに6種類28品種が分布。原産は南アフリカのケープ地方からマラウイ地方。茎の先端、色のついた漏斗状の部分は仏炎苞(ブツエンポウ, spathe)と呼ばれるいわば「葉」の部分となっています。中心部には肉穂花序(ニクスイカジョ, spadix)という花があります。この部分の上部は雄蕊(オシベ)部分となり、下の部分わずか約1cmは雌蘂(メシベ)になっています。

イタリアンルスカス/ダナエ

裏側にオレンジ色の実を付けたイタリアンルスカスを発見!。葉が細かいため使いやすいのが特徴ですが、輸入物でここ数年円安の影響でなかなか手が出ませんでした。本来は、常緑でマル葉ルスカス同様驚くほど長く持ちますが今年はちょっと状況が違います。まだまだ暑くなんとなく元気がありません。

イランやアナトリア半島(小アジア: 黒海、エーゲ海、地中海に挟まれた地域)に広く分布する植物でアシバガート・トルクメニスタンが原産。6月頃花をつけ晩秋頃から赤い実がなりますが、フローリストたちは葉の利用が主です。周年出回るはずですが市場の入荷の関係であったりなかったりです。

手入れはいたって簡単。水も汚れませんが、他の花の水を替えるタイミングで茎を切り戻し、花瓶も清潔にしておきましょう。適切に扱えば1カ月以上持ちます。

ref: https://www.marcheaozora.com/?pid=132191984
ref: https://identify.plantnet.org/k-world-flora/species/Danae%20racemosa%20(L.)%20Moench/data