Asteraceae

キク科

マム/一輪菊 バルタザールフロスティ

洋菊も沢山の種類が増え、選ぶのも一苦労です。形も様々でこちらは細長い花びらで、開花すると7分目くらいまで球状になり、残りは花びらがやや下向きに開いてきます。薄いラヴェンダー色の花びらに中心部がライムグリーン、お正月に爽やかさも加わるかなと思い購入しました。

最近は輪菊をディスバッドマムと呼ぶ事も多いです。disbudー脇芽を取り除き一輪菊として栽培されているという事です。そんな事は昔からやっていた事で今更言う事もないのですが、英語での表現でsprayとsingle stemで頭文字が重なるよりsprayとdisbudで明確に区別がつくほうがよいのかなとは思います。さて、脇芽をそのま成長させると、スプレータイプになるのでしょうか?

キク科やセリ科の植物にとても激しいアレルギーがあり、最近は花をセロファンやネットで巻いた状態で写真を撮っています。

ガーベラ ヒマリア

中心部がグリーンで花びらがピンクの品種です。大きくしっかりとしています。茎も線やよれもなく大変良質です。やっぱりよき生産者さんは安心のクオリティです。

一度水が上がれば浅水で管理。水替えの際茎を斜めに切り落としましょう。

ミニガーベラ レイアー

ミニと呼べないほどの大きさです。サイズは2L 茨城県産のガーベラはとても丈夫。こちらかもう一人の生産者の方の花を買うようにしています。春に咲く花ですが、一年中入荷が可能です。気温が低ければ花もちも格段にちがってきます。浅水で管理、花瓶の水を替える事に切り戻しをかけましょう。これだけ花がおおきいと水も必要です。

ヒマワリ/ヘリアンサス ビンセントオレンジ

真夏のイメージがある向日葵ですが、秋深くなっても関東地方では咲いています。レモンイエロー、カボチャ色、茶色に複色がありサイズも様々。やはり小さいほうがアレンジメントには使いやすいです。ぱっと見てわかるお花、インパクトも出ますし、子供たちにも人気ですので、ハロウィンのアレンジメントに使ってみました。北米原産、種は可食ですしまた種から絞られたオイルはサンフラワーオイルです。

スプレーマム フェリーサニー

今回のフェリーシリーズは若干丈が短めですが、花付きはしっかりとしておりなかなかボリューミーです。丈が短いほうが当然ながら値段も手ごろです。もし目的がアレンジメントでしたら茎が短くても大丈夫。ただし花を買う時は茎も葉もすべてチェックしましょう。気温も下がりキク類はトップシーズンとなりかなり長く楽しめるようになりました。いったいいつまで咲いているの?かと思うくらいです(笑)

水揚げは手折でも、斜めにナイフでカットでも。元気な菊はどのような方法でも水は簡単に上がります。花瓶に入れた場合のお手入れは切り戻し、そして無駄な葉を取り除く事です。2週間楽勝です。

ジニア

和名は百日草。暑い季節から秋ごろまで長く咲く花です。鮮やかな赤やオレンジから白に優しいピンクまで色も豊富でサイズも様々。ナチュラルテーストにしたい場合はぴったりの花材です。ジニアエレガンスなど八重咲や、鮮やかなオレンジに模様が入るメキシコヒャクニチソウ、葉が細いリネアリスなどがあります。

キク科ですので花粉が飛びます。過敏症の方は季節を問わず注意が必要です。