アンスリューム プレゼンス
大きすぎず、小さすぎずのちょうどよいサイズ。アンスリュームは南米生まれ、比較的温度が高い環境がこのみではありますが、寒くなってもお部屋の中でしたら十分お楽しみいただけます。暖房を効かせる店舗にはオススメのお花です。
7月~8月
大きすぎず、小さすぎずのちょうどよいサイズ。アンスリュームは南米生まれ、比較的温度が高い環境がこのみではありますが、寒くなってもお部屋の中でしたら十分お楽しみいただけます。暖房を効かせる店舗にはオススメのお花です。
とても野草的でワイルドな趣の花です。米国のオレゴン州、ユタ州やコロラド州の乾燥した土地に広く分布。使用した時の気温にもよるのかもしれませんが、今回も日持ちはしませんでした。今月のアレンジメントは草花を中心にしたものでしたので、ナチュラルな雰囲気の物が欲しかったのですが、自分が使う頃にはすべてアウト!残念です。
Ref: https://www.wildflower.org/plants/result.php?id_plant=gaar
写真 https://www.wildflower.org/gallery/species.php?id_plant=gaar
ひと昔前はスターチスとよんでいましたが、現在はリモニウムと呼ばれています。萼片に色があり、ドライになっても色は褪せずに残ります。夏から初秋の花ですので、水が多いと茎がぬめりますので、できるだけ少な目に管理しましょう。旭という品種、とても上品なピーチが目をとらえました。
メキシコ南西部原産。elegans, tenuiflora, tuitensis 3つの代表品種があります。花は一本の茎から5本から7本放射状に花が下向きに付き次々と開花します- 散形花序(umbel)。花は小さなフクシアのようです。
エレガンスは鮮やかなオレンジ色、あたたかな気温を好むため10月のクールな気候ではあまり長く持ちませんでした。個体にもよるのかなと思いますが。
ref: https://plants.ces.ncsu.edu/plants/bessera/
和名は百日草。暑い季節に長く咲く花です。鮮やかな赤やオレンジから白に優しいピンクまで色も豊富でサイズも様々。今回は日本の種メーカーが開発したハーゲアナ種のシリーズ。外側は黄色かオレンジ、中心は赤か茶色となり秋らしい色で素敵です。切り花では個体により長持ちするもの、すぐにダメになってしまうもののバラツキが多いです。ですので、少し多めに仕入れます。
属名はドイツのマスター・ボタニストの Johann Gottfried Zinn (1727–59)に由来するものです。19世紀には交配が進み、すでに100種を超えるほどとなっています。花言葉は ’thinking of absent friends’ なき友を思う..不在の友を思う、友人を思う...
オリエンタル種のユリ とても深い赤。神秘的で蕾でしたが心惹かれました。マダムたちはこんなお花もお好きなようで、好評でした。
ユリは北半球の様々なエリア、温帯地域から冷涼な山麓にも見られる植物です。日本でも江戸時代から交配は進み、現在流通しているほとんどのユリは交配により生まれています。シーボルトが日本よりユリの原種を持ち帰ったのも有名な話です。一世風靡したカサブランカも日本の原種のユリをいくつか掛け合わせてできたお花だそうです。甘い香りでウェディングには人気のお花でした。
暑さに強いお花たちのブーケです。ハーブも爽やかに香ります。
優しく甘いオレンジ色の地にピンクのストライプが入ります。リップは濃いピンク。小ぶりのミディタイプです。白い大きなものから比べれば小さめですが、品質はかなりよく花は肉厚色もはっきりと出ています。蘭を始めトロピカルなエリアで育つ花々は暑さに強いですが、日本の夏の気温では毎日のお水替えをしてください。茎も洗い、少しずつナイフでカットし茎の先端をリフレッシュしましょう。