春 3月~4月、5月中旬ごろ

デルフィニウム セレーノライトブルー

ほしかったサイズより細目でしたが、かなりよいお花でした。色も強すぎず優しい趣です。花もちはジャスト1週間。どのデルフィも指で数えたように一週間です。北海道などの寒い場所で栽培されており、あまり暑い季節では長持ちしません。湿度があがらない今頃が使い時!

ラクスパーとも呼ばれ300種類もあります。北半球に自生する植物で原産地は不明です。アフリカのトロピカルエリアの高い山麓など冷涼な気候を好むとの事です。一つの茎に穂状に花が付くタイプと枝分かれしているスプレータイプがあります。属名のデルフィニウムは古代ギリシャ語でドルフィン=イルカを意味する言葉から派生。花がイルカの形に似ているとの事から来たようです。似てますでしょうか? 薬草としての利用があったようですが有毒植物です。

下葉をすっきりと整理し絶対に水につかる部分に葉が残っている事がないようにして下さい。水はこまめに替えその都度茎を斜めに切り戻して下さい。少しの手間で水がしっかりと花まで行き届き美しく保てます。

宿根スィートピー 白

今の時期はよく出回ります。今回はアレンジメントに入れるため、蔓が絡まない花だけの部分を入手しました。イタリア南部シチリアやクレタ島原産の花。ぷっくりとしたやや肉厚の花弁の宿根タイプは春本番桜の咲く頃から出回ります。可憐そうですが意外にも丈夫です。蔓性植物で、カールした蔓もまたユニークです。とても清楚で高貴さも感じ上品なお花です。小さい花ですのでグループにして使うのがよいでしょう。スズランなどと一緒に小ぶりのブーケに仕立てるととてもエレガントなウエディングブーケができます。

茎は丁寧に切りましょう。

ファレノプシス/胡蝶蘭

やや小ぶりでありますが、胡蝶蘭は胡蝶蘭で品格がありとてもエレガントです。ユリなど大きすぎる花と合わせるのは難しいのですが、たいていの花とでしたら白であっても使えます。蘭を始めトロピカルなエリアで育つ花々は暑さに強いですが、暑さを感じる気温では毎日のお水替えをしてください。茎も洗い、少しずつナイフでカットし茎の先端をリフレッシュしましょう。ちょっとの手入れで花は長くお楽しみいただけます。

デルフィニウム 'オーロラブルー'

目が覚めるほどの濃い目のブルーです。こんな強いブルーを使うのは久々のような気がします。コントラストが出るブーケに用意しました。最初に選んだオレンジ色の花がとても強い色でしたので、ブルーも強い色を選びました。大きなブーケに使いますので映えると思います。花もちはジャスト1週間。どのデルフィも指で数えたように一週間です。北海道などの寒い場所で栽培されており、あまり暑い季節では長持ちしません。湿度があがらない今頃が使い時!

ラクスパーとも呼ばれ300種類もあります。北半球に自生する植物で原産地は不明です。アフリカのトロピカルエリアの高い山麓など冷涼な気候を好むとの事です。一つの茎に穂状に花が付くタイプと枝分かれしているスプレータイプがあります。属名のデルフィニウムは古代ギリシャ語でドルフィン=イルカを意味する言葉から派生。花がイルカの形に似ているとの事から来たようです。似てますでしょうか? 薬草としての利用があったようですが有毒植物です。

下葉をすっきりと整理し絶対に水につかる部分に葉が残っている事がないようにして下さい。水はこまめに替えその都度茎を斜めに切り戻して下さい。少しの手間で水がしっかりと花まで行き届き美しく保てます。

バラ マーロン

鮮やかなオレンジ色に目が行きます。今年のパントンのトレンドカラーは「ピーチファズ」オレンジのバリエーションですので、強めの橙色ですが今年の色として大いに利用したいと思います。入荷したマーロンは長さ約60㎝、茎も葉もしっかりしていてなんとなく強健そうな感じです。思った通り開花時はとても美しく花自体もパワフルでした。

水に浸かる葉はすべて取り除き、茎を斜めにナイフで切ります。初日はやや深水にしてタップリ水を吸わせ、その後は花の長さの半分くらいの水で管理しています。大きな花や葉になるほど水は吸いますので、気温の高い日が続けば水の減りかたも早くなります。

スプレーカーネーション グリーンガーデン

ここの所ミントグリーンがお気に入りで、今回もグリーン系のSpカーネを手にしていました。緑色は何にでも合わせやすく、私にとってはニュートラルな存在。白が多く含まれ明度も高めの為、この花を入れると全体が明るくなります。スプレータイプのカーネーションは花と花を繋ぐ役目があり、アレンジメントには切り分けて使えとてもエコロジカルなお花となります。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。

ガーベラ コロナ

彩度が高くとても鮮やかで目を捉えました。ガーベラは鋏についた雑菌が入らないように生産者さんは手でねじりながら収穫します。入手した段階でも鋏やナイフは消毒し花を長持ちさせる努力をしています。もともと丈夫な花ですが、そのひと手間でさらに美しさが増すと思っています。

ガーベラは最初の水揚げで花首がしっかりしたら少な目の水で管理をするとよいです。花瓶の水替えをする時に茎を斜めに切り戻しリフレッシュさせてください。花は新鮮な水が命!