早春

早春 1月下旬~2月頃

ハボタン 葉牡丹 ホワイトレディ

ヨーロッパ南部、地中海沿岸原産のワイルド・キャベツの変種 他にはケール、キャベツ ブロッコリ カリフラワーなどがこの仲間。

食用としてケールが江戸時代初期に渡来。(鎌倉時代中期から江戸時代とするものもありますが、その間約400年であまりにも期間が長いためとりあえずこちらでは江戸時代初期とします。)その後日本で品種改良され現在の葉牡丹となりました。赤い色素はアントシアニン 寒くなると葉から緑素がなくなり紫やピンクの色が残ります。白いものは赤色素を持たない品種で白くなります。

野菜の仲間で葉に鑑賞価値がありお正月に大きなものが出回ります。お値段少しよい物をお求めください!下の葉を整理しながら長くお楽しみいただけます。鑑賞賞です。農薬を使っている可能性がありますので食さないように。

ロウバイ 蝋梅

12月下旬ころから咲き始める香りよい花。中国原産で日本へは17世紀ごろ渡来。漢字は「蝋梅」または「蠟梅」。前者は艶のある蜜蝋の花のような所から、後者は陰暦の 12 月、ちょうど花の咲き始めるころとなる。

木のため水あげが悪いので、枝は深く切り込みを十字に入れるとよいと思います。深水で管理すればゆっくりと水があがります。花が開花すれば水が十分にあがってきた証拠です。ご近所の皆さんへお配りする予定で入荷しましたが、水があがらずそのまま自宅に保管。素晴らしい芳香でお正月楽しませてくれました。蕾が落ちやすくデリケートですので扱いに細心の気配りが必要ですが、その分長期間鑑賞できます。

プロテア シルビア

プロテア susannae と プロテア eximia の交配種。シルビアのスペルは P. 'Sylvia'。かわいらしいピンク色。花期は11月から2月頃まで。色の出ている苞はつややかで葉に痛みのない物を選びましょう。水はあまり必要としないとの情報もありますが、それは根があっての事。むしろサイズが大きい分お水はたっぷり必要です。水あげは丁寧に行い、開花を確認してから出荷です。開いてしまえば2週間はフレッシュな状態で楽しめます。茎はシャープに斜め切りです。ナイフを使いましょう。

写真はブーケを組んで直後です。一緒に使ったカラーと競り合ってしまいましたが、開花が進むとサイズも大きくなり迫力も出てきますので、プリマドンナとしての主役をしっかりと務めてくれます!

ref: https://www.smgrowers.com/products/plants/plantdisplay.asp?plant_id=2350

 

プロテアは3億年前には存在したとされ、もっとも古い花の一つとされています。余談ですが、蓮の花は約1億4000万年前から地球上に存在していたとされています。

ラペイロージア / フリージアラクサ

フリージアの仲間 南アフリカ北東部原産 移植を嫌う球根植物で日本でも庭に植えて楽しんでいる方がいるようです。ラペロージア属に分類される前はAnomatheca属。球茎の形状がフリージアに近いため諸外国ではフリージアラクサの呼称で呼ばれます。園芸店では Lapeirousia cruenta, Lapeirousia laxa, Anomatheca cruenta,  Anomatheca laxaとラベルが貼られる事もしばしばだそうです。

ref: https://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/Lapeirousia

シンピジューム メロンパンナ 

ネパール、ミヤンマーや中国の山岳部の冷涼なエリアが原産です。春に花をつける春蘭の仲間で、一年中入手できますが、初冬から本領発揮する花です。優しい香りも楽しめる品種が多く、アレンジにも活け込みにも向きお正月に用意したいお花の一つです。花が多く付きすぎていると水の上りが悪く難しい時があります。ファレノやシンピジュウムなど立派なラン程花が多く付き水揚げが悪いものです。万が一花が萎れてきてしまった場合は、下の花数個を切り落とし、思い切って短く茎をカットしてください。消毒したナイフで大きく斜めに切ると表面積が広がり水上りも早くなります。

徳島県が日本一の生産地です。ref: シンピジューム

ワックスフラワー ジュピター

オーストラリア西部原産。現地では4mにも達します。小花ですがちょっとワイルド感がありナチュラルな枝ものなどによく合います。uncinatumはラテン語で「引っかかる」という意味で、細い葉が絡まりどこかに引っかかりやすい事からとの事です。また蕾がつややかでまるでワックスがかかっているような花からワックスフラワーともよばれます。花びらはシングルかダブル、白、ピンク、ベージュ、そして最近は黄色などもあります。しっかりと水揚げすれば10日は長持ちしてくれます。南半球からの輸入のため夏の間は入手できませんが、秋から春まではちょうど現地が暖かくなるためクリスマス時期はとても重宝してくれます。独特の匂いがありますが、それも魅力と感じます。
 

スズラン

4月末から5月初旬に小さな白い花を付けるスズラン。花自体は切り花にしてしまうと3日程度しか持たないのですが、それでも部屋に飾り清々しい香りを楽しみたいものですね。スズランの青々とした葉はちょっと丈が短いのですが実はとても長持ち。小さな花束を作るのにはとてもお薦めです。

 

キルタンサス

一つのすらりとした茎から管状の花びらを付ける独特な容姿。丈はおおよそ30㎝でほのかに香る早春の球根植物です。茎が大変柔らかいためアレンジよりもブーケ向きです。黄色もあります。

スプレーストック チェリーカルテット

この花があると部屋中が香りとても幸せになります。枝別れしていて、しかも花がたくさんついているスプレータイプのため、フラワーデザイナーにとってはオールラウンドに使える優れたアイテムです。春の花として一月から出回り4月中旬ごろまで活躍です。暖かくなるとお値段もお手ごろになります。色はうす紫色とピンク、優しい黄色もありいつもどの色にしようか迷ってしまいます。多すぎる葉を整理してすっきりさせ、茎はシャープに斜め切り。花瓶のお水を取り替える都度切り戻すととても長く楽しめます。