北米

北米原産・分布

トルコキキョウ パピヨンブルー

花弁がシングルタイプのトルコキキョウです。脇役で使いたい時など目立ちすぎずに重宝です。沢山蕾がついていますがかなり落として使いました。写真は蕾を落とした後です。生産者の方もこれだけ小さな蕾が付けばそれは大変ですね。本来は長持ちする花でしたが、やはり蕾が沢山ある分栄養も足りないようです。次回はもう少しすっきりとした枝を選びたいと思います。北米原産

ワイルドオーツ グリーンスケール

グリーンスケール (直訳緑のウロコ)などと呼ばれる麦です。巨大化したコバンソウのようですが、ぺらっと平べったい植物です。袋を開けないで写真を撮ったのは私自身イネ科の植物にアレルギーがあるためです。アレンジする時はなるべく動かさないように使うという展開でした。結果花を付けていない状態でしたので全く問題ありませんでした。北米原産。ふわふわと風に揺れて夏の雰囲気で素敵です。

Ref: 草木図譜

エキナセアパープレア チェリーフラッフ

北米の草原やや湿った土地を好む植物。キク科で本来は丈夫なはずなのですが、大変デリケートな花びらで大切に柔らかく包んで持って帰ってきました。水揚がりがとても悪く焼きを入れ丈をかなり短くしました。触れば触るほど痛んでしまい3日と持ちませんでした。夏に咲く美しい花、そしてお値段もそれなりに高価だった花だけに残念です。2017年の改良品との事。生産者の説明ではとても元気で丈夫な花との事。途中で何かあったとしか思えませんので、またチャレンジしてみたいと思います。

ルドベキア プレーリーサン

北米原産のルドベキア・ヒルタ この品種は中心部のディスクがグリーンで花自体もはっきりとしていてとても目を引きます。ナチュラルブーケにと思い購入。購入時には湯あげ(水揚げのテクニックのひとつ)されていましたが、なかなか思うように水があがらず、ついに3日後にはクテクテ状態。やはり草原で咲いているのがベストなのでしょうか。

トルコキキョウ エンゲージグリーン

北米 ワイオミング州南東部、ネブラスカ、テキサス南部やメキシコなどミシシッピ川とロッキー山脈の間の草原地帯が原産。現地で咲いていた花はうす紫色、テキサス・ブルーベルという愛称で親しまれてきました。日本での交配が進み花はシングル咲き・ダブル咲き色も白、グリーンかかった白、クリーム、優しいオレンジピンク、優しい黄色、紫と白の複色があったりととても豊富です。気温の高い時期にありがたいお花です。よい物でしたら5輪も6輪も一枝につきますので華やかになります。水に浸かる部分の葉はきちんと処理をしましょう。小さなカケラでもバクテリア発生の原因になります。

トリテレイア イキシオイデス

北米カリフォルニアやオレゴン州南西部に自生する球根植物。茎は長く50㎝から80㎝位まで伸びるとの事。鮮やかな黄色が魅力的です。花弁は6弁、つぼみの時にグリーンのストライプが入ります。開くと雄蕊が6個。3の倍数のためトリテリア(tri-teleia)となったようです 。from Wiki

キジカクシ科ですが旧ユリ科でブローディアと呼ばれていました。茎を切ると微かにネギの香がします。

ヒューケラ

ヒューケラは通常葉を観賞する植物ですが、4-5月頃には花も咲きます。小さな花が一本の茎に沢山つきます。細い茎ですがちゃんと長持ちしてくれます。交配が進み37品種もあるらしいです。

レモンリーフ

レモンリーフと呼ばれますが、英国ではサラル Salalもしくはゴーテリア gaultheriaと言わないと通じません。北米東部が原産。アレンジメントにブーケに万能な葉です。皮のようなザラザラ感が特徴の葉です。葉物としてほぼ一年中入手可能です。晩春に白やピンクのスズランのような花をつけるそうですが、花付きのレモンリーフはまだ見たことがありません。