周年
カーネーション オレンジ
名前の表示がなく品種がわかりませんでしたが、甘く優しいオレンジ色。今月はカーネーションばかりを購入しましたが、色合いが優しいためどのカーネーションを組み合わせてもミスマッチが起こりません。カーネーションは一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
カーネーション イリアス
一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。入学式が終わる頃から母の日向けに種類が増えますが、まだ4月の段階ではお値段がお手頃です。イリアスは黄色で元気をもらえます。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
カーネーション ハイパーワイン
カーネーションも種類が豊富。特に母の日に向けてこんなに素敵な品種が流通します。数量に限りがありますので要予約です。カーネーションは一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
カーネーション セルテック
一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。特に母の日が近くなると素敵な種類も増えてきます。優しいグリーンのカーネーションはどんな色の花でもしっかりとサポートしてくれるため、多く仕入れても問題ありません。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
トルコキキョウ グラナスピンク
ブルーベースのピンク色。今回は初めて沖縄産を選んでみました。立派で大きな花が最低でも5個、蕾もたくさんついていました。保管中一時夏陽気となりましたが、沖縄育ちで気温が高くても大丈夫でした。アレンジした花はとても長く楽しむことができました。アルストロメリアやラナンキュラスより長持ちのトルコキキョウは初めてです。次回も沖縄の生産者さんの花を入手したいと思います。
トルコキキョウは一つ一つの長い枝を切り取りアレンジメントに使うのにとてもよいお花です。お値段高めですが、一本のバラを買うよりもトータルで考えるととてもお得です。柔らかい花びらもエレガントですので、空気を含むようなアレンジメントにしてください。
北米 ワイオミング州南東部、ネブラスカ、テキサス南部やメキシコなどミシシッピ川とロッキー山脈の間の草原地帯が原産。現地で咲いていた花はうす紫色、テキサス・ブルーベルという愛称で親しまれてきました。日本での交配が進み花はシングル咲き・ダブル咲き色も白、グリーンかかった白、クリーム、優しいオレンジピンク、優しい黄色、紫と白の複色があったりととても豊富です。気温の高い時期にありがたいお花です。よい物でしたら5輪も6輪も一枝につきますので華やかになります。
アルストロメリア ミストラル
南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。切り分けて使う場合は茎が弱いので給水フォームに挿すときは丁寧に扱ってください。切り花の部類では大変長く楽しめるお花の一つです。路地ものの花は5月から6月頃ピークを迎えますが、花屋さんで一年中入手できるポピュラーなお花です。今回のお花は長野県上伊那の生産者さんのモノ。最高デス!
スプレーカーネーション/ダイアンサス 恋心
スプレータイプ(sp) のカーネーションは、アレンジメントに向くよい花材です。枝分かれしているため切り分けて使え、花にはたいてい蕾が付いているためボリュームアップが簡単にできます。甘い香りも魅力なうえ大変長持ち。お値段もお手頃でメリットしか見つかりません!アレンジメントを習う方はまずこのお花から押さえておくといいと思います。
茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。
ガーベラ シーマ
ガーベラは一晩かけてゆっくりと水揚げします。その後は浅水で大丈夫。特に気温の高い時期は7㎝あれば十分です。花瓶の水を変えるタイミングで茎を斜めにカットしメインテすれば、モノが良ければ2週間も楽しめる事があります。オランダではロックウールで水栽培され、日本でも同じように栽培されているのが多々ありますが、やはり畑で育ったほうが力強く頼もしいです。お値段は手ごろで一年中入手可能なのも嬉しいです。
様々な色と大きさがあり、咲き方も多様なガーベラ。茎には葉がなくすらりと長いのですが、滑りにくくブーケにもアレンジメントにも万能です。形がはっきりとしているためメインの花としても活躍してくれます。こちらのシーマは花びらが幾重にも重なるダブル咲き。とても綺麗です。
ヒペリカム ココカジノ
一年中流通するつやつやとした実物で、色も薄いピンク、クリーム、ライムグリーン、赤、そして深い茶色までバラエティ豊かです。欧米の方はコーヒービーンズなどとも呼びます。沢山の水を必要とするため、大きな葉は処理しやや深水で管理すると長持ちします。初夏に黄色い花をつけ、夏から秋まで実をつけますが一年中栽培されており入手可能です。
薬草としてヒポクラテスの時代(紀元前460-370)から神経痛の緩和などに利用されていました。ちなみに薬草に使われる種類はHypericum Perforatum 別名St. John Wort。もう一つの呼び名はTutsan、フランス語ですべてが健康という意味のToutesaineからきています。
Ref: https://www.holex.com/flowerwiki/hypericum/