地球温帯エリア

最寒月平均気温が-3℃以上18℃未満 安定した気候で四季の変化に富み、多くの動植物が生息 (Wiki)

 

クレマチス キーウ

秋の寒くなりかけた時期にクレマチス?と頭をよぎりましたが、東京のマーケットでは世界のいたるところから輸入ものが入りますので、何でも可能ですね。赤紫色のベル状のお花が一つの茎に3本くらいずつついています。花弁も肉厚、なによりもこの秋色が素敵で購入しました。繊細なお花で水あがりもあまりよくないためしっかりナイフで茎をそぎ落とし深水で一晩管理しました。翌日は状態も良くレッスンで秋のシンプルアレンジメントに使いました。初夏に咲くお花ではありますが、秋色の他の花ともよく馴染み風情がでます。昨年1月ウクライナの事を考えながら購入した覚えがあります。

水あげをよくするため茎の先端は必ずナイフでシャープに切ります。そぎ落とすといったほうがよいでしょう。水あげの時は一つ一つ丁寧に扱い、一晩じっくりとコンディションし、先端まで水が行き渡った状態でお客様・生徒さんにご利用いただいています。

センニンソウ属はクレマチス属とも表記されます。

バラ スィートアヴァランシェ+

春のバラは寒さを越えて勢いもあり豪快さがありますが、秋バラはやや小さめ、楚々としていて趣が違います。基本レッスンも中盤の生徒さん終盤の生徒さん、花の扱いもかなり慣れてきましたので少しばかりの贅沢でバラを使用する事にしました。見栄えのする素晴らしい作品が出来ました!

アヴァランシェはバラの中でも比較的長持ちする品種とされています。生産者さんにもよりますがフローラルフォームの水がしっかり足りていれば6日位行けるはずです。いかがでしたでしょう?

水につかる部分の葉はすべて落とし、消毒したナイフで茎を斜め切り。深めにいれると水あがりが良いです。花瓶の水替えの度に切り戻しをかけると切り口がリフレッシュされ水分も保たれやすくなります。フォームを使う時は水切れさせないようにチェックして下さい。

バラ オートクチュール

普段はレッスンではなかなか手にできないバラ’オートクチュール’。でも今回は生産者がとても信頼できる所のB級品。首がまがっていたり花びらに傷がついていたりと難ありのロットでした。おそるおそる値段を確認して購入してきました。こんなノーブルなお花が入手できてとても嬉しいです。花弁の淵にうっすらとグリーンがかかり、全体的にもわずかにライムグリーンが残る白です。

水につかる部分の葉はすべて落とし、消毒したナイフで茎を斜め切り。深めにいれると水あがりが良いです。花瓶の水替えの度に切り戻しをかけると切り口がリフレッシュされ水分も保たれやすくなります。フォームを使う時は水切れさせないようにチェックして下さい。

バラ 'カルピデューム '

中輪で鮮やかなオレンジ色、ペタルの外側に少しだけウェーブが入る定番のバラです。肉厚で巻は固く展開も緩やかですので使いやすいです。

バラも花瓶の水に浸かる部分の葉はすべて取り除き、なるべくナイフを使って茎を斜め切りにすると水の吸い上げがよくなります。その後茎をリカットしてゆけば、よい物であれば1週間持ちます。バラは比較的短命な花ですので割り切って美しさを楽しみましょう!

バラ カモフラージュ

まだ蕾だったせいもありライムグリーンを感じる白でした。花冠を作るため中輪のバラを探していました。ぴったりなサイズです。

バラも花瓶の水に浸かる部分の葉はすべて取り除き、なるべくナイフを使って茎を斜め切りにすると水の吸い上げがよくなります。その後茎をリカットしてゆけば、よい物であれば1週間持ちます。バラは比較的短命な花ですので割り切って美しさを楽しみましょう!

スプレーバラ ラミネートローズ

利用している世田谷市場でローズフェアをしていました。ふと見ると普段は見つけられない梶農園さんのバラを発見しました。むろん即買い。宮城県でとてもよいバラを生産なさっています。暑さにも関わらず約一週間も楽しみました。梶農園さんはどのお花も丁寧に仕上げていらっしゃいます。こちらのオーナー様とは弊社輸入のバラの棘取にて長年お取引をさせていただいております。またぜひ他のバラにも巡り合いたいと思います。

生産者: 宮城県梶農園さま

バラ ラプソディ+

春がピークのバラですが、こんなに暑くなった7月でも頑張ってくれるお花です。昨年秋に入れたR. 'ラプソディ'よりかなり大きなサイズで90㎝位ありました。年間を通してこのサイズが入手できればと思います。ノーブルで私の好きなバラの一つです。

バラ スィートアヴァランシェ+

春に旬を迎えるバラ。6月も下旬となるとお花の値段は下がります。意外ですが多少の暑さには強いお花でもあります。風だけは注意が必要です。風にあたると葉からの蒸発が早く弱ってしまいます。60㎝の長さにしてはお手頃価格でした。

花瓶で楽しむ場合は、水に浸かる葉を取り除き茎を斜めにナイフでカット。その後は花瓶のお水を替えるたびにリカットしてゆくとよいです。ナイフと花瓶は常に清潔に!

スプレーバラ ヴェールウッズ

かなり小さなサイズで、ミニバラよりさらに小さいマイクロローズなどと表現されます。白のカスミソウを探していた所たまたま目に入りました。こんなに小さなバラはまだ使った事がないためこのバラを大人買い。レッスンでは小さな花を沢山必要としていたため丁度よいと判断しました。生徒さんたちにも非常に人気で全員このバラを使いました。

ーイギリス花留学のお知らせー

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2025年9月21日-25日

持続可能な未来に向けて、環境に優しいオーガニックなフラワーアレンジメントのレッスンを英国にて開催します。参加者募集中
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LAユリ ベントレー

ダブル咲きの花粉無のLAユリ(テッポウユリxスカシユリユリ)です。オーヴァルのアレンジメント用に華やかなメインとなる花を探していました。ダブル咲きのユリは通常とてもレッスンで使えるようなお値段ではありません。でも丈が短く、破格であったために手を出してしまいました。蕾の状態で持ち帰り咲いてきたタイミングでレッスンです。花弁がとてもデリケート。ちょっと触っただけで皺になったり折れてしまったりで、非常に神経を使いました。あまりにもお手頃がすぎるもの、何回も反省しているのですが気を付けたい所です。

「ユリ」は古い言葉で「揺れる」を意味する「揺る(ゆる)」に由来します。ユリは交配の親の品種で区別されます。

花瓶の水に浸かる部分の葉は取り除き、斜めに茎を切ります。普通に管理するだけでよいですがやはり大きい花は水を吸います。きちんと水量を確認してください。上部に葉が付きすぎている場合も少し間引くとよいです。水替えの度茎を切り戻し、枯れかかった葉や花はすぐに処分してください。花粉は服に着くと取れません。開花し花の色が出てきたら直ちに取り除いてしまいましょう。