12月~1月

マム チスバ

花弁の先が細いスパイダータイプのマム。中心部の茶色から次第に黄色にグラデーションする素敵な色についつい目が行ってしまいます。最近のマムはとても美しくいつも選択に迷ってしまいます。もしご自分でマムを購入する時、葉を確認してください。肉厚なものを選ぶといいですよ。様々な花が長持ちする時期です。少しずつ切り戻して楽しんでください。

ブロメリア レッドパロマ

一見葉のようにユニークな形をしていますが、小さな青い花が出てくるはずです。(手元に残りませんでした) 南米エクアドル原産。ステムは長く80㎝もありブーケ、アレンジメントに重宝です。パイナップルと同じ属、チランジアも同じです。

ブロメリアは一生に一度だけ花をつける一回結実性植物、花が終わる前に何等かの形で子孫を残すとのことです。ブロメリア科(パイナップル科)はとても大きなグループで、8亜科58属約3200種くらいあるとのことです。ブロメリア科のポルテアの一種だと思いますが、詳細は不明です。

学名:Portea petropolitana (Wawra) Mez 、Portea petropolitana var. extensa の品種に限りなく近いです。
Ref: https://en.wikipedia.org/wiki/Portea_petropolitana

 

ワックスフラワー ジュピター

オーストラリア西部原産。現地では4mにも達します。小花ですがちょっとワイルド感がありナチュラルな枝ものなどによく合います。uncinatumはラテン語で「引っかかる」という意味で、細い葉が絡まりどこかに引っかかりやすい事からとの事です。また蕾がつややかでまるでワックスがかかっているような花からワックスフラワーともよばれます。花びらはシングルかダブル、白、ピンク、ベージュ、そして最近は黄色などもあります。しっかりと水揚げすれば10日は長持ちしてくれます。南半球からの輸入のため夏の間は入手できませんが、秋から春まではちょうど現地が暖かくなるためクリスマス時期はとても重宝してくれます。独特の匂いがありますが、それも魅力と感じます。
 

マトリカリア シングルベグモ

小さくてかわいいキク科の小花で、バルカンやコーカサスなど西アジアが原産です。花も葉も多くついていますので整理してからのご利用をお薦めします。数日経つと花粉が飛び出しますので花粉症で敏感な方は注意が必要です。秋から春まで出回りアレンジメントや小さなブーケに大活躍です。

クリスマス キャンドルアレンジメント

ピンクのキャンドルを使ったアレンジメントです。ベーシックを終了した生徒さんですのでそろそろ次のフェーズです。キャンドルに色を合わせた花材を使う事を指定させていただき、あとはご自分で選びフリーにアレンジするレッスンでした。様々な資材を使うのも勉強です。先生の秘密の箱からいろいろ見つけたようです。