春 3月~4月、5月中旬ごろ

チューリップ マンゴーチャーム

ぷっくりとした蕾、名前の通りマンゴーのような可愛い黄色。春にチューリップを飾らずしていつ飾る!私自身もチューリップが大好きで、ついつい買ってしまいます。こちらはご近所の皆さんにお配りする分です。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップというくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

 

ラナンキュラス レト

ラナンキュラス 'レト' は万人に愛されそうなかわいらしいピンク。12月入荷のため茎の太い物・細い物とバラツキはあったもの、手元に残った細い物でも大変美しく開花しました。寒いところに飾るのでしたら10日以上お楽しみいただけるのではないかと思います。

ラナンキュラスをアレンジメントに入れるときは開花のスペースを取りましょう。100枚を超えるデリケートな花びらです。他のお花と同様扱いはいつも優しくデス!

ラナンキュラスのフラワーアレンジメント

チューリップ コロンブス

花びらは赤地に黄色の縁取り。チューリップは中央アジア, イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、 カザフスタンステップ地帯、トルコアナトリアなどが原産。咲き方もシングル、花びらが多く重なるダブル、花びらにフリンジがはいるもの、花びらがオウムの羽のように華やかに広がるパーロットなどいろいろあります。季節により出回る品種も変わり、春の季節十分に楽しませてくれます。葉を処理するとき茎を傷めないように慎重にナイフを入れましょう。

チューリップは切り花となっても成長します。その過程で花の茎は曲がり自由奔放に空中で踊ります。それもこの花の特徴ですので、まとめてどっさりと花瓶に入れ毎日の表情を楽しんでみてはいかがでしょう!朽ちてくると花びらに光沢が出ます。その姿も結構美しいですよ。

チューリップ 'コロンブス' と蝋梅の活け込み

 

ラナンキュラス アビオール

深いワインレッドのシルキーな花びらが幾重にも重なり、大人の雰囲気があります。開くのが待ち遠しいくらいです。明るめの赤が多かったためダークな色を選択。まとめて使いましたのでこの花のグループにも目が留まると思います。ラナンキュラスは今の時期から4月頃まで次々と出回ります。色も豊富ですので皆さんもぜひ楽しんでいただきたいと思います! 地中海沿岸の湿った土地が好きな植物です。花が開くときに水が必要です。寒い時期ですので水は少し多めでも大丈夫です。水を変える時に茎を何度か切り戻しリフレッシュしてあげてください。花瓶とハサミ類は常に消毒デス!

グレビリアの葉

入荷時には'ブーリンベータ'とだけ記載されていました。Grevillea 'Ivanhoe'の葉の形状が一番近いかなと思いますので、'Ivanhoe'の情報を載せます。

切れ込みがとても深い全裂状の細長い葉。オーストラリア東部原産のグレビリア。花はおなじみの赤いブラシのような花。赤い部分は総苞。実際の花は見たことがなくわかりません。春から夏にかけて咲きます。ハミングバードが好んで蜜を吸いに来るとのこと。庭にあると幸せな木ですね。ここ数年秋が深まる頃クリスマス時期に向かって出回ります。高価なためレッスンではなかなか使うのをためらっていましたが、今回はオーダーでしたので思い切って入荷。深い緑でわずかに赤がかかり一つあるだけでも魅力的で目をとらえます。輸入時の状態がとてもよかったのだと思います。一か月たっても状態に変わりはなくとても長持ちしそうです。

ラナンキュラス シャロン

白地にほんのりわずかなクリームが乗ったフロレット。ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。花のサイズはまだ小さめでしたが丈は長くしっかりしたものを選びました。ラナンキュラスは頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。アレンジメントに使用する場合は少し長めに差し込みましょう。寒い季節は10日くらい咲いてくれます。だからこそよい物を!

ニゲラ 白

本来は初夏の花。50cm - 90㎝にもなるニゲラです。南ヨーロッパ地中海沿岸、西アジア、もしくはアフリカ北部です。真っ白でシングルの花びら。蕾から日毎に花が開きその変化の様子も楽しめます。花の部分が終わっても特徴あるガクの部分もまた魅力。フロレットが散ってしまっても長く楽しめます。

ファレノプシス/胡蝶蘭

胡蝶蘭のミディサイズとレギュラーサイズ ご注文の花束用として入荷。花が付きすぎている場合はなかなか水が上がりにくく、数日後、花に元気がなくなってしまう場合があります。蘭類は下から花が咲きだしますので、2~3個処分し、茎を少し切り戻してみて下さい。それでも水上りが悪い場合は茎を短めに。きちんと水あげができていれば寒い時期は1か月持つ場合もあります。少しの手入れでお花を長く残しておくことが可能です。手入れ法もギフトをお送りする際同梱しております。

バラ カルピデューム

花びらが肉厚で淵に少しフリンジが出る素敵なバラです。開花すると華やかで万人を幸せにしてくれるように感じます。お花を知り尽くした方でしたが、これならきっと気に入って下さると思いました。バラは購入する前には必ずガクが下に落ちている事を確認します。若すぎると十分に開花しません。葉や茎も痛みがないか確認です。よい花はやはり頂いて嬉しいものですから!

バラ 'カルピデューム' のブーケ
バラ 'カルピデューム' のブーケ

 

ファレノプシス/胡蝶蘭

黄色地にボルドーのリップ おしゃれな胡蝶蘭です。ミディサイズで小ぶりですが存在感があり、上手に使わないと主役を奪ってしまいます。英語ではモスオーキッド、蛾が羽を広げているような所からそのニックネームが付いたらしいですが、それにしてもエレガントな蛾ではないですか.....