中国

中国原産・分布

リキュウソウ / 利休草 / ステモナ

暑すぎた夏を越え、今の時期こんなに立派なリキュウソウに巡り合えるとはおもいませんでした。丈は80㎝もあります。茶花として人気の草花ですが、軽くて趣があり私も好きな草です。長い茎は切り分けてアレンジメントに使いました。ふんわりとベースを覆い花を引き立ててくれます。

先端は優しいライムグリーンで蔓状になりますが、蔓のようになるのは先端だけで茎はまっすぐ。葉は2枚と3枚が交互に段差になって付きます。江戸時代中国から渡来。分布は中国上海付近、インドネシアと日本。優雅な姿で茶花として広く用いられていました。グリーンのグラデーションも美しく葉は優しく長いまま使っても切り分けても使いやすいです。春の終わりごろから出回り初夏にピーク。葉の裏に小さな花を見つける事もあります。繊細ですがかなり丈夫です。途中切り戻しをいれると長く楽しめます。動きも出やすくウェディングブーケなどにお勧めなグリーンです。

マム/一輪菊/ディスバッド セイカブレア

秋の代表的なお花の一つのマム。美しくノーブルでしたので、お配り用にご用意しました。ディスバッド菊とは本来数本上がる脇芽をきれいに整理して一輪ギクに仕立てる菊の事です。今回は大輪の輪ギクではなく中輪で使いやすいディスバッドマムです。ワレモコウやススキなどと合わせれば秋の風情も出てきますね。

菊は中国より渡来、日本では皇族・貴族が庭で楽しむ程度でしたが、江戸幕府の大奥で花開く江戸文化と共に一般庶民に広く広まりました。次々と改良され美しい菊が増えています。どの位の品種が存在するのかは不明です。

ヒメアスター/姫アスター 'ステラディープブルー'

枝分かれが深いスプレータイプのアスターです。花も直径約2㎝位で花と花の間に埋めるトランジショナル(transitional)フラワーとして入荷しました。中国北部原産。サツマギク、蝦夷ギクとも呼ばれています。よく枝分かれしているためアレンジメントにもブーケにも活躍です。菊類はいずれも長く咲き続いてくれます。花の色も変化なし、葉も枯れず緑を保っています。小さな名脇役で活躍します。春によく使っていましたがキク科はこれからがピークシーズン。それなりのお値段の物を使えば長くお楽しみいただけます。色は濃いピンクや赤など強い色が多いですが今回はちょっと明度が高めの紫かな。

菊類は強いのである程度整理されていれば水あがりは良好です。水に浸かる部分の葉は絶対に取り除き、花瓶の水を替える時はかならず斜めに茎をカットしましょう。まだ暑いので少し頻繁に水替えが必要です。

マム/一輪菊 トップスピン

スパイダー咲きの C. 'アナスターシャ'にとてもよく似ています。清楚な白、でも寂しすぎない咲き方ですので選びました。茎も葉も申し分ないくらい美しかったのですが、外側の花びらがどれも下がってしまい形が崩れてしまったのは残念です。

ディスバッドマム、スプレータイプにもなる品種を輪菊仕立にしたお花です。菊は日照時間に左右される秋の花、真夏に出荷するのは大変な努力だと思います。

シャクヤク ボールオブビューティー

蕾は小さく一重という事はなんとなくわかりました。軽めの大きなブーケを作りたかったので購入しましたが、開花した時の花の大きさにびっくりしました。花弁はきれいなピンク、中心部は鮮やかな黄色でコントラストが強くとても華やかです。かなり立派なブーケが出来ました。猛暑のせいでしょうか、花持ちは良くなく4~5日でアウトでした。

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シャクヤク ジェイムスピロー

薄ピンク色のシャクヤクですが、大型でとても綺麗です。

芍薬も茎が長く花にもボリュームがあるため水揚げが難しい植物です。私は蕾の時に色が出ていて少し開きかけた花を買い、かならず深水で水あげをします。葉が多く付いている場合は水につかる部分を処理し、湿らせた新聞紙にくるんで水あげをするのもよいです。また茎を炭化するまで焼きすぐに水につける方法や化学処理もありますが、新鮮なものは特別な処理は必要ありません。

シャクヤク チャーリーズホワイト

フルブルームに開花するとオフホワイトとなります。大輪でゴージャス!芍薬も入荷後すぐにお配りの為写真はまだ蕾ですみません。

芍薬も茎が長く花にもボリュームがあるため水揚げが難しい植物です。私は蕾の時に色が出ていて少し開きかけた花を買い、かならず深水で水あげをします。葉が多く付いている場合は水につかる部分を処理し、湿らせた新聞紙にくるんで水あげをするのもよいです。また茎を炭化するまで焼きすぐに水につける方法や化学処理もありますが、新鮮なものは特別な処理は必要ありません。

シャクヤク 新珠

P. ’新珠’ アラタマと読むそうです。白地に少し赤い筋が混じる品種です。栽培に5年かけてじっくり育て満を持して出荷との事。開花した時はゴージャスで数本でも幸せですね。ただフルブルームになった時からは短命との事です。

芍薬も茎が長く花にもボリュームがあるため水揚げが難しい植物です。私は蕾の時に色が出ていて少し開きかけた花を買い、かならず深水で水あげをします。葉が多く付いている場合は水につかる部分を処理し、湿らせた新聞紙にくるんで水あげをするのもよいです。また茎を炭化するまで焼きすぐに水につける方法や化学処理もありますが、新鮮なものは特別な処理は必要ありません。

シャクヤク 白妙

5月も中旬となると気候がよくなり芍薬が出回ります。サイズも大きくいろいろと種類はあるのですが、やはり豪華なお花です。5日から一週間咲いている時はとても美しく季節を感じるお花の一つではないでしょうか。お配り用の花としてご用意しております。蕾の硬い物もありましたがいかがでしたでしょう?次回お目にかかった時に様子をお伺いさせてください。

芍薬も茎が長く花にもボリュームがあるため水揚げが難しい植物です。私は蕾の時に色が出ていて少し開きかけた花を買い、かならず深水で水あげをします。葉が多く付いている場合は水につかる部分を処理し、湿らせた新聞紙にくるんで水あげをするのもよいです。また茎を炭化するまで焼きすぐに水につける方法や化学処理もありますが、新鮮なものは特別な処理は必要ありません。

シノグロッサム

今月は青いお花を多くピックアップしていました。ワスレナグサの背丈を2倍にしたような水色の可愛い花を見つけました。余りにも可愛いので購入してしまいました。中国南西部あたりが原産のお花です。春遅くから霜の降る頃まで花が咲き続けるとあります。こぼれだねでどんどん増えるともありました。水あがりは心配していたほどひどくなかったのですが、フロレットが水あげ中からボロボロ落ちてしまい使えるかどうかは最初から微妙でした。幸い入荷した次の日のレッスンでこの花を使った生徒さんはいませんでしたのでラッキーでした。様子を見るとやはり厳しい!高温な日があり4日後くらいには水も濁りとても使える状態ではありませんでした。涼しく風通しがよい庭先で観賞するのが良いみたいですね。ちょっと目を惹く水色でしたが残念です。白い花の品種もあるとの事です。

葉は楕円形でシルバーかかったグレー、やわらかな毛に覆われています。ボリジと同じムラサキ科ですのでちょっと似たところはあります。

ref: https://gardenstory.jp/plants/98039