中国

中国原産・分布

バラ コーラルハート

今年の色の「ピーチファズ」が脳裏にあり、今回もオレンジ系です。ピンクの強い濃いコーラルオレンジ。本当に珊瑚の色ですね。開いてくると明るいオレンジがお目見えです。5月はバラが旬。葉も艶やかでとても良質です。その上沢山流通するため価格もお手頃になります。基本形のアレンジメントは花を多く使うため今がバラの使い時!

水に浸かる葉はすべて取り除き、茎を斜めにナイフで切ります。初日はやや深水にしてタップリ水を吸わせ、その後は花の長さの半分くらいの水で管理しています。大きな花や葉になるほど水は吸いますので、気温の高い日が続けば水の減りかたも早くなります。フローラルフォームを使っている場合は水を差してください。また小さなブーケホルダーはすぐ乾きますので、ラウンドのアレンジメントなどに作り替えてお楽しみください。

シャクヤク サラベル

'サラベル'と呼ばれていますが、'サラ ベルナルドまたはベルナールSarah Bernhardt' がこの花の正式な名前です。豪華な八重咲の桃色品種で大きく開き香りもあります。毎年5月中旬の今の季節しか出回らないのでお届けのお花としてご用意しました。

芍薬も茎が長く花にもボリュームがあるため水揚げが難しい植物です。私は蕾の時に色が出ていて少し開きかけた花を買い、かならず深水で水あげをします。葉が多く付いている場合は水につかる部分を処理し、湿らせた新聞紙にくるんで水あげをするのもよいです。また茎を炭化するまで焼きすぐに水につける方法や化学処理もありますが、新鮮なものは特別な処理は必要ありません。

シラカシ

緑地の植栽の手入れで切り落とした枝を入手しました。ブナの樹とクラスでは紹介しましたが、シラカシだと思います。日本、朝鮮半島、中国に分布。暖かい気候を好み日本では福島、新潟以西に生息。常緑の高木で、よく茂ります。 大きなブーケのサポートに使いました。葉といえどもお金がかかります。大量に必要だったためとてもありがたかったです。

ref: https://www.uekipedia.jp/

バラ ミッシェル

鮮やかななのですがどことなく品を感じる黄色です。艶やかな葉としっかりとした茎。レッスンで使う花の色は特に決めていなかったのでこのお花にしました。ミッシェルという名前、オバマと繋げたくなるようなイメージが浮かびました。第44代アメリカ合衆国大統領のファーストレディ、華やかさの中にも知的でクールな面を持ち合わせたオバマ夫人になぜか重なってしまいました。

ちょっとラウンドのアレンジメントにはサイズオーバーでしたが、運よく手にしたよいお花ですから大胆に思い切り使ってゆきましょう!

姫アスター プチパープル

枝分かれが深いスプレータイプのアスターです。花も直径約2㎝位で花と花の間に埋めるトランジショナル(transitional)フラワーとして入荷しました。中国北部原産。サツマギク、蝦夷ギクとも呼ばれています。よく枝分かれしているためアレンジメントにもブーケにも活躍です。菊類はいずれも長く続いてくれます。花の色も変化なし、葉も枯れず緑を保っています。主役にはならない花はお手頃なのですが今回入手の姫アスターはやっぱりそこそこのお値段。蕾を付けた枝がかなりついているため、2束購入しましたが一束で十分でした。色は濃いピンクや赤など強い色が多いです。

今回も相当数の枝がついており、かなり整理して水あげしました。菊類は強いのである程度整理されていれば水あがりは良好です。水に浸かる部分の葉は絶対に取り除き、花瓶の水を替える時はかならず斜めに茎をカットしましょう。

バラ ブルーオーシャン

外側はとても薄いベージュかかったくすんだモスグリーン、内側はピンクの複色。蕾の状態ではシックな色合いですが、最近はこの外側にあるようなくすみ系の色が流行しています。この何とも言えない外側の色が気に入り入荷しました。

非常に立派な個体で長いステムのままブーケにしています。水替えのたびにナイフで茎を深めの斜めに切り落としてください。一般のバラよりも少し長くお楽しみいただけると思います。

バラ エタンセルパフューメラ

開いていない状態の時はほぼオレンジなのですが、ほぐれてくると中心は黄色みを帯び、外側はややピンクがのってくるオレンジです。ちょっと説明に困る色合いですが、フランス語で「きらめく香り」という意味があり、香る品種です。丈が長かったのですが茎が弱くパッケージを外した時にすでにたわんでしまいました。花がしっかり重いという事なのですが、茎もしっかりしていると使いやすいです。。

 

バラ サムライ08

今の時期はバラの花がピークに差し掛かり、普段お値段の張る物でも手が届くようになります。サムライ08は咲き方が美しく、お手頃感もあり選択しました。

花を選ぶ時は、茎は太く葉がつややかで肉厚なものを選びましょう。ナイフ・鋏・花瓶はしっかり洗い消毒してから使います。水替えの時は茎は斜め切りにすると表面積が広がり水が吸いやすくなると思います。

バラ ブロッサムピンク

ブルーベースのクールなピンクです。母の日が近くなるとピンク色が気になります。蕾の内は中輪サイズのお花でしたが、しっかりと開いてそ見栄えのするお花でした。ウェディングブーケにもテーブルのセンターピースにも大活躍。とても使いやすいサイズとボリューム感でした。

姫アスター ステラピンク

枝分かれが深いスプレータイプのアスターです。花も直径約2㎝位で花と花の間に埋めるトランジショナル(transitional)フラワーとして入荷しました。中国北部原産。サツマギク、蝦夷ギクとも呼ばれています。よく枝分かれしているためアレンジメントにもブーケにも活躍です。3月上旬はまだ寒い時期ですのでかなり長く咲き続いています。花の色も変化なし、葉も枯れず緑を保っています。主役にはならない花はお手頃なのですが今回入手の姫アスターはとんでもなくよいお値段。相応に長く咲いてくれます。これでしたらお配りした皆さんもかなりお楽しみいただけていると思います。色は濃い紫や赤などもあります。

丈はかなり長いのですが水あがりは良好。ナイフで斜めに切り余分な葉を落として管理します。水を替えるたびに茎を斜めにカットすると2週間は楽勝です。水に浸かる部分の葉は絶対に取り除きましょう。