アルストロメリア ピンクティアラ
南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。
花の色 ピンク
南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。
植物はシルバーグレーの毛で覆われふわふわと柔らかい触感で、ラムズイヤー(子羊の耳)と呼ばれています。5月から6月に花のストークが上がってきますが、写真はちょうど花の付く前の茎です。優しい色合の花と合わせるとハーモナイズして雰囲気まで優しくなります。そして葉に触れると微かな香りも感じられます。
実はミントの仲間で、土に植えると一年であっという間に広がります。トルコ、アルメリアやイラン北部などの原産ですので寒さにも暑さにも強いです。でも湿度はやはり苦手ですので、乾燥気味がよいと思います。
今回のワックスフラワーは大変状態がよく葉もみずみずしく、花も落ちる事がなく甘い香りが漂っています。オーストラリア西部原産原産、蕾の状態がまるでワックスがかかっているようにテカテカしている事からワックスフラワーと呼ばれています。
現地では4mにも達します。小花ですがちょっとワイルド感がありナチュラルな枝ものなどによく合います。uncinatumはラテン語で「引っかかる」という意味で、細い葉が絡まりどこかに引っかかりやすい事からとの事です。花びらはシングルかダブル、白、ピンク、ベージュ、そして最近は黄色などもあります。しっかりと水揚げすれば10日は長持ちしてくれます。南半球からの輸入のため夏の間は入手できませんが、秋から春まではちょうど現地が暖かくなるためクリスマス時期はとても重宝してくれます。独特の匂いがありますが、それも魅力と感じます。
ヨーロッパ原産 長い穂に小さな花がたくさんつきます。開花の状態で少しうねりますがそれも魅力です。初日の水あげをしっかりすると下から咲き始め一週間は余裕で楽しめます。紫、白、ピンク色があります。ガーデニング用の苗も流通しています。鉢でもよく育ちますので一鉢あると重宝ですね。
中国北部原産。サツマギク、蝦夷ギクとも呼ばれています。花は直径5㎝位。中心まで花弁がぎっしりとつくポンポンタイプ。よく枝分かれしているためアレンジメントにもブーケにも活躍です。キク科でとても長持ちするかと思いましたが、美しい時期は5日で、その後は葉から枯れ花の色も幾分落ちてきます。大きな花がたくさんついていますので整理して使えば問題ないかなとも感じます。色は濃い紫、赤、紫と黄色のコントラストが美しい物、ピンクに白など豊富です。
桜の花のように可愛いです。ポットフラワーでブルーや紫などの小さな鉢植えが出回っていますが、切り花となると70㎝位まで成長した花が一般的です。花はなるべく下から枝分かれしたものがブーケにもアレンジメントにも使いやすいです。蕾がたくさんついていますがある程度整えて使いましょう。開花する時に水をよく吸いますのでこまめにチェックしてください。暑さと湿度が苦手です。
シネラリアあるいはサイネリア両方の名前で呼ばれますが、アフリカ北西部カナリー諸島、マディーラ島やポルトガルの西1300kmの北大西洋上のアゾレ諸島などが原産で。1777年英国王立ガーデンによりキク科ペリカルリス属を交配させ誕生した花です。冷たい冬の海風にも強く、冬から春にピークを迎える花です。アゲラタム、ガーベラやヘリクリサム、ヒマワリなどと近品種。
ref: https://bloomiq.com/indoorplants/43
ref: https://hanatama.jp/pericallis-hybrida.html
こちらのヒヤシンソイデス・ヒスパニカ種(Hyacinthoides hispanica)はシラー・ヒスパニカ(S. hispanica)もしくはシラー・カンパニュラータ(S. campanulata)両方の流通名を持ちます。青紫色が多数でスパニッシュ・ブルーベルという愛称があります。スパニッシュに対してイギリスでよく見かけるのはのヒヤシンソイデス・ノンスクリプタ種(Hyacinthoides non-scripta)でイングリッシュ・ブルーベルと呼ばれています。イギリスのマールベルン地方で木漏れ日がこぼれる丘でブルーの絨毯に遭遇した時は、美しさに感動し言葉が出ず、しばし「わ~」の連続でした。花びらが外側にカールします。
今回は薄いピンク色。筒状釣鐘形の花が10-30輪くらい付きます。今まであまり使っていなかったのですがよくみると可愛いですね。茎が弱いのでブーケ向きです。
ref: https://shiny-garden.com/post-1131/
いつものカーネーションとはちょっと違いますが同じファミリーです。花びらは覆輪となっていて白とピンク、白に紫など赤系の色が多いです。遅めの春から初夏にかけて出回りますが、原産地は南ヨーロッパのバルカン半島やフランスとスペインの間にあるピレネー山脈など大きな木々が生い茂る山のため暑さや湿度が苦手。これは他のカーネーションにも言える事で使うのでしたら今!
節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
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カーネーションも種類が豊富。特に母の日に向けてこんなに素敵な品種が流通します。数量に限りがありますので要予約です。カーネーションは一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
ブルーベースのピンク色。今回は初めて沖縄産を選んでみました。立派で大きな花が最低でも5個、蕾もたくさんついていました。保管中一時夏陽気となりましたが、沖縄育ちで気温が高くても大丈夫でした。アレンジした花はとても長く楽しむことができました。アルストロメリアやラナンキュラスより長持ちのトルコキキョウは初めてです。次回も沖縄の生産者さんの花を入手したいと思います。
トルコキキョウは一つ一つの長い枝を切り取りアレンジメントに使うのにとてもよいお花です。お値段高めですが、一本のバラを買うよりもトータルで考えるととてもお得です。柔らかい花びらもエレガントですので、空気を含むようなアレンジメントにしてください。
北米 ワイオミング州南東部、ネブラスカ、テキサス南部やメキシコなどミシシッピ川とロッキー山脈の間の草原地帯が原産。現地で咲いていた花はうす紫色、テキサス・ブルーベルという愛称で親しまれてきました。日本での交配が進み花はシングル咲き・ダブル咲き色も白、グリーンかかった白、クリーム、優しいオレンジピンク、優しい黄色、紫と白の複色があったりととても豊富です。気温の高い時期にありがたいお花です。よい物でしたら5輪も6輪も一枝につきますので華やかになります。