オーストラリア

ユーカリの実 トランペット/アーニゲラ/ベルガム

オーストラリア 東南部タスマニアの原産 比較的大きな実(実際は蕾)です。南半球からの輸入ですので夏に花を咲かせます。日本の流通名はユーカリ トランペット、今年はベルガムヘッドと記されてありますが、ユーカリ アーニゲラが品種名です。大きくて存在感がある実物です。クリスマスのアレンジメントやブーケにいれてもいいですね。ただし多すぎは禁物!良質を少しがよいでしょう。

ユーカリの品種を沢山栽培している所を発見しました。もちろんオーストラリアなのですが、Dean Nicolle さんが980品種もCurrency Creek Arboretumにて栽培しています。オーストラリア南部のワインで有名なマクラーレン・ベール Mclaren Vale とラングホーン・クリーク Langhorne Creekからさらに内側に入った所です。

ref: https://www.smh.com.au/lifestyle/life-and-relationships/for-self-proclaimed-gum-nuts-this-is-eucalyptus-heaven-20221110-p5bx6x.html
ref: https://www.dn.com.au/Currency_Creek_Arboretum.html

パールアカシア

シルバーリーフが美しく、また花の蕾も付けていました。ミモザアカシアの仲間で葉はやわらかくとても扱いやすいです。オーストラリア原産で春にレモンイエローの花をこれでもか!というくらいつけます。寒い時期でしたので以外にもフレッシュな状態で約1週間は持ちました。アカシアは水あがりが悪く、また私は花の花粉も苦手なため敬遠していましたが、来年また入れたいと思います。

メラレウカ / ティーツリー

メラレウカという学名ですが、世界中でティーツリーと呼ばれるオーストラリア南東部(S.E. Queensland, New South Wales)原産のハーブです。原住民のアボリジニが利用していたとの事で、エッセンシャルオイルとしても多くの流通があります。細かい葉に触れるととても爽やかな香りがします。ウェデイングの為に花嫁さんのご実家からご持参いただき、こちらはメインの白いブーケに利用しました。緊張する事も多い結婚式ですから、触れた時に少しでも癒しを感じられたらと思います。パパもママもあなたの強い味方ですよ!

ワックスフラワー ティントピーチ

ワックスフラワー 'ティントピーチ' という名前ですが、写真ではどう見てもビビットオレンジ、ちょっとだけくすんだ所もあるようなないような。 ワックスフラワーはオーストラリア原産で春から夏のお花。南半球はちょうど季節が逆の為日本では秋から冬に入荷する植物です。枝分かれしているので私にとっては万能選手!今回はかなり花が付いていました。あまりにも沢山でしたので水下がりが気になるところで、花まで落としながら水あげしました。こんな努力をしたのにもかかわらず、3日後くらいにはくてっとなりかなりのダメージ。丈も短くするべきでした。毎年この時期に使うワックスフラワーはまだ日本の気温が高く持ちも悪いです。でもね、やっぱり使いたかったんですよ!

草木の為水のあがりが悪いです。水に浸かる葉はもとより少し上の方まで葉を落とすと水が上がりやすくなります。沢山花が付きすぎている場合も整理したほうが無難です。清潔なナイフで茎をカットしてください。

アデナンサス クネータス

三角のシルバーリーフで、先端の若い部分はピンク色。色合いが優しく珍しさも手伝ってか、目に留まる素敵なリーフです。オーストラリア原産、ゆえに乾燥と高温は強いようです。しかし切り花となっては水は命。ナイフで茎を斜めにカットし、しっかり水あげしてから使いましょう。あまり長さがとれませんので、小ぶりのアレンジ向きです。

ウエストリンギア / ウェストリンギア

中間色に合わせる優しい色合いのリーフを探していたところ、この葉を見つけました。ウェストリンギアはローズマリーにも似ていますが、もっとソフトでややデリケート。ただ茎はフローラルフォームに刺さるくらい強いので扱いやすい植物だと思います。

乾燥に強い植物とありましたが、それは根がついている時の状態ですので、茎をナイフで斜めに切りしっかりと水あげします。アレンジした後も水は必要ですので補水してください。

ワックスフラワー

オーストラリア西部原産。現地では4mにも達するお花ですが今回は国産です。生産者さんがとても丁寧に仕上げていらっしゃり葉の密度が格段に違いました。こんなによいワックスフラワーはすぐに輸入ものでない事が分かりました。入荷した時はまだ蕾ですが、この後ゆっくりと開花しました。みずみずしく非常に満足するお品でした。

uncinatumはラテン語で「引っかかる」という意味で、細い葉が絡まりどこかに引っかかりやすい事からとの事です。また蕾がつややかでまるでワックスがかかっているような花からワックスフラワーともよばれます。花びらはシングルかダブル、白、ピンク、ベージュなどあります。しっかりと水揚げすれば10日は長持ちしてくれます。今までは南半球からの輸入のため夏の間は入手できませんが、秋から春まではちょうど現地が暖かくなる頃流通があります。クリスマス時期はとても重宝してくれます。独特の匂いがありますが、それも魅力と感じます。この花は最初の水あげが難しいお花です。茎を斜めに深くカットしじっくりと水揚げしました。もし枝別れが多く葉も沢山つきすぎると感じる場合は少し整理するとよいと思います。

ホソバユーカリ

オーストラリア南東部に自生する30m~50mにもなる大木。葉は細長く10㎝位長さがあり対生。葉は肉厚で先端まで重さがあり、その重さのせいで揺れ加減もエレガントです。美しく目を捉えますのでこの特徴も生かしたブーケによいと思います。

ユーカリは沢山の種類がありますが、こちらのユーカリはペパーミントの香りとして有名で、アロマオイルの原料となります。実際手にしたものにはあまり強い香りはなく、むしろマルバユーカリの銀世界の方が香るくらいです。

ワックスフラワー アーリーピンク

オーストラリア西部原産。現地では4mにも達します。この花を入れるとナチュラル感がアップしますので、私はとてもよく使う花です。uncinatumはラテン語で「引っかかる」という意味で、細い葉が絡まりどこかに引っかかりやすい事からとの事です。また蕾がつややかでまるでワックスがかかっているような花からワックスフラワーともよばれます。花びらはシングルかダブル、白、ピンク、ベージュなどあります。しっかりと水揚げすれば10日は長持ちしてくれます。今までは南半球からの輸入のため夏の間は入手できませんが、秋から春まではちょうど現地が暖かくなる頃流通があります。クリスマス時期はとても重宝してくれます。独特の匂いがありますが、それも魅力と感じます。今回は70cmもあるお品でした。生産者の名前も輸入業者の名前も表記されていなかったためどこの物かは分かりませんが、もしかしたら国産かなとも思います。水が上がれば非常に長持ちしますが、この花は最初の水あげが難しいお花です。丈を少しカットし短くしてみました。枝別れが多く葉も沢山ついているので多すぎる分はカツトしてしまいます。