Asteraceae

キク科

ガーベラ バナナイエロー

様々な色と大きさがあり、咲き方も多様なガーベラ。今回はオーソドックスなダブル咲き。よい生産者さんのガーベラを使えばびっくりするくらい長持ちしてくれます。茎には葉がなくすらりと長いのですが、滑りにくくブーケにもアレンジメントにも万能です。形がはっきりとしているためメインの花としても活躍してくれます。最初の水あげがしっかりとできていれば浅水で大丈夫です。特に気温の高い時期は7㎝あれば十分です。

ガーベラは生産者さんにより質が大きく異なって出てくる花です。昨年秋、間違えて違う生産者の花を購入した事がありました。水あげの時から水が濁りはじめ、自分用に残した数本がすぐに使いものにならなくなった事があります。2-3日で傷むような花をお配りしては仕事がなくなりますので、以後絶対に生産者さんの名前を確しています。

 

マトリカリア シングルベグモ

小さくてかわいいキク科の小花で、バルカンやコーカサスなど西アジアが原産です。本来は春から初夏にかけて咲く花ですが2月頃から市場にはたくさん出回ります。花も葉も多くついていますので整理してからのご利用をお薦めします。数日経つと花粉が飛び出しますので花粉症で敏感な方は注意が必要です。夏を除いてかなり長い期間出回りますので、アレンジメントや小さなブーケに大活躍です。

花は筒状花/管状花が中心部、周りの白いフロレットが舌状花、この2つで構成されている頭状花というタイプです。

薬草としての利用も多く、歯痛、関節炎 、頭痛や熱の緩和などに用いられていました。キク科独特の香りがあります。

ref: http://www.nfd.or.jp/about/activity/flower-knowledge/flower-science/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A2/

 

スプレーマム ランジャ

深いオレンジ色のフロレットが密集してきれいに並んでいます。中心部はグリーンが残っており合わせやすいスプレーマムです。茎の上の部分から枝分かれしていますので一本一本を切り取って使うアレンジメントより、ブーケに向いています。秋色のマム、他の花を素敵に引き立てくれます。

スプレーマム インヤンピンク

フロレットはとても可愛いピンクでも中心部はグリーンとブラウン。ちょっと変わったコンビネーションのため、私の目をとらえました。少しずつ茎を切り、玄関の比較的寒いところに飾ってありましたが、11月12日に入荷してから、12月年末まで花をつけていました。生産者の杉江志信様お見事です。また巡り合えたら購入したいお花です。

スプレーマム オーロラ

ライムかかったうすピンクの花びらはいつも目をとらえる今時のマムです。旬の花は旬に!キク類は秋も深まる頃がトップシーズン。環境と手入れが整えば3週間は軽くクリア。1カ月も持たせてくれるお客様もいるくらいです。切り戻しながらお楽しみください。葉が水につからないように気を付けてください。花瓶とハサミは清潔に!←鉄則

マム チスバ

花弁の先が細いスパイダータイプのマム。中心部の茶色から次第に黄色にグラデーションする素敵な色についつい目が行ってしまいます。最近のマムはとても美しくいつも選択に迷ってしまいます。もしご自分でマムを購入する時、葉を確認してください。肉厚なものを選ぶといいですよ。様々な花が長持ちする時期です。少しずつ切り戻して楽しんでください。