初夏

5月中旬~6月

グラジオラス スピードデート

南アフリカケープに分布が多く、アフリカのトロピカルエリア、地中海沿岸あたりが原産。種類が多く2017年では300もの登録がある。出回る大きなタイプは交配種です。

長い植物はやはり長く使うのがベスト。花瓶に大きく入れテーブルの真ん中に飾るのも素敵です。巨大なため水をよく吸います。うっかりと水切れ寸前の事がありましたが少しの水分でサバイブしてくれました。南アフリカあたりの植物はシビアな環境に強いのだと思います。切りもどしをかけながら管理すれば数日かけて先端の方まで咲いてくれます。初夏のお花ですが、その他の季節も入手は可能です。でもやっぱり今の時期の花は力強く美しいです。多少の暑さは強いのですが花びらがデリケートですのでエアコンの風にご注意下さい。

バラ ブルゴーニュ

花弁に特徴のあるエレガントなバラです。ほのかな香りもまた上品でジューンブライドにはとても相応しいお花です。今頃のバラはやはり5日程度の日持ちですが精一杯美しさを披露してくれますので存分に楽しみましょう!

デルフィニウム スーパーシフォンブルー

ラクスパーとも呼ばれ300種類もあります。北半球に自生する植物で原産地は不明です。アフリカのトロピカルエリアの高い山麓など冷涼な気候を好むとの事です。一つの茎に穂状に花が付くタイプと枝分かれしているスプレータイプがあります。属名のデルフィニウムは古代ギリシャ語でドルフィン=イルカを意味する言葉から派生。花がイルカの形に似ているとの事から来たようです。似てますでしょうか? 有毒植物です。

トルコキキョウ パピヨンブルー

花弁がシングルタイプのトルコキキョウです。脇役で使いたい時など目立ちすぎずに重宝です。沢山蕾がついていますがかなり落として使いました。写真は蕾を落とした後です。生産者の方もこれだけ小さな蕾が付けばそれは大変ですね。本来は長持ちする花でしたが、やはり蕾が沢山ある分栄養も足りないようです。次回はもう少しすっきりとした枝を選びたいと思います。北米原産

レースフラワー / アンミヴィスナガ グリーンミスト

わさわさとした細かい切れ目の入った人参のような葉、重たく垂れ下がる半球状に咲く花も魅力の一つとして取り入れました。セリ科の仲間で香ある薬草です。素敵なのですがやはり日持ちが悪くアレンジメントでは3日が限度でした。アンミ・ヴィスナガとして紹介されていますが、購入時にはレースフラワーと記されていました。

ギボウシ

ギボウシの名は花のつぼみの部分が神社・寺院の橋の廻縁の高欄や橋の欄干の飾りに使われている擬宝珠ににている事から呼ばれるそうです。リュウゼツラン亜科 Agavoideae
ギボウシの花 この植物の流通名の由来
英語ではオオバコユリ plantain lilyと呼ばれますが、これはキボウシの葉がオオバコの葉に似ている事からきているとの事です。日陰を好みイギリスでも大人気の植物です。 葉からは粘りのある液がでますので、切ってから数日はこまめに水を取り替えて下さい。

アスター ボブサーモン

白・ピンク・赤・藍色など、咲き方もシングルからダブル、この種類のようにポンポン咲きなど様々。6日経ちましたが今の所は衰え知らず。長持ちしそうです!スプレータイプのためアレンジメントにもブーケにも使え、かなりお得感あります。

エゾギク属 Callistephus