早春
早春 1月下旬~2月頃
ブーケ・遊び心
重たいアランダを中心に使い、他の花を長く使い自然な花の動きを利用したブーケですになりました。難しいの連発でしたが、上手に出来上がりました。
尚、ブーケは落とさないようにしっかり抱えてお帰り下さい!今回はアルミワイヤーのアクセサリーがありましたのでクッションになりましたが、いくらふんわり落ちても花首はデリケートで折れます。花を扱う私たちは絶対に花を落下させない事に気を遣わなければなりません。
ブーケ・遊び心
バランスのよいブーケはどんな形をしていても、どんな大きさでも机の上で立たなければなりません。大きく広がりがあり究極のルーズヘッドスタイルです。とても綺麗にできています。遊び心感じますね!
ブーケ・遊び心
色も形も楽しく!春のお花は動きも大きくとてもプレイフル! 一つ一つのお花の形が一目でわかるようにブーケを組んでゆきます。カラワイヤーのアクセサリーは先月使用した物のアップサイクル。スケルトンリーフを加えさらに空気間が出ました。今年ドイツのIPMエッセンでのフラワーショーでは先の尖がった葉や花がよく使われていました。
アランダ クリスティーンホワイト
クリームかかった白地に小さなピンクのスポットが入るオーキットなのですが、とても清楚なイメージです。トランスペアレントな雰囲気のブーケの中心部を埋めるために購入しました。円安なのですがかなりお得感あると思いました。よい買い物をしました!花が茎いっぱいについていますので整理してから使いましょう。
アランダはジンヤクラン(Arachnis)とヒスイラン/ヴァンダ(Vanda)の交配により生まれた園芸種です。ジンヤクランからは薄くデリケートな花びらの形と早く育つ性質、ヴァンダからは美しい花色と幾重にも重なる葉など両方の蘭のよい所を出した素晴らしい品種です。花はエレガントであるだけで幸せになります。もともと南国の花ですので暖かい環境が好きですが、エアコンの風、直射日光はダメです。
ネコヤナギ
猫柳を買いました。いつ使ったか記憶にないほどなのですが、とても可愛く、愛おしいくらいに感じます。枝は長く130cm。蕾のうちはほんのりピンクかかったグレー、成長してくるとその芽の中心部にピンクが残りぎっしりとシルバーグレーの毛に覆われます。よく枝分かれしていてますが上部にまで芽が付いているためそのぷっくりとしてフワフワな芽を上から下まで楽しめます。今回は2種類のヤナギを購入しましたが、ネコヤナギは枝に分岐が見られ、アカメヤナギはすらりと真っすぐな枝が特徴です。枝は曲げて使う事もできます。どちらも今の時期の若芽が美しく、早春にお勧めの枝物です。
https://mikawanoyasou.org/data/nekoyanagi.htm
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:777701-1#higher-classification
ケイオウサクラ/啓翁桜
1月なのにもう桜、しかも啓翁桜です。花の世界はちょっと早く春なのです!桜は枝が美しくいつまでも花瓶に残してしまう植物です。なかなか枝が太く切るのに苦労しました。
支那実桜を台木として彼岸桜を接木したところ枝変わりが生まれたので、作出者(久留米市山本の良永啓太郎さん)の名をとり啓太郎桜(ケイタロウザクラ)と命名(日本花の会 桜図鑑より)http://www.hananokai.or.jp/sakura-zukan/
山形が有名な生産地
学名 Cerasus ‘Keio-zakura’
装飾的アレンジメント 展示会用
シンピジューム ダンサー
シンピジュームはインド、ネパール、中国などをまたぐヒマラヤの高山地約1000mくらいの場所が原産の物と台湾など比較的暖かい場所の原産の両方があります。ハイブリッドですので良いとこどりで寒さや高湿度に強い品種が多いです。その理由から私はいつもお正月に購入しています。もちろんお値段もかなり高めですが色の濃い松に明るい色が加わるとお正月らしさも出てとても華やぎます。
優しい香りも楽しめる品種が多く、アレンジにも活け込みにも向きます。ファレノやシンピジュウム、ヴァンダなどの蘭類は大きな花が多く水あげも時間がかかるものです。花に元気がなくなってしまった場合は、下のフロレット数個を切り落とし、丈も短めにすると元気が出てきます。消毒したナイフで大きく斜めに切ると表面積が広がり水上りも早くなります。
ロウバイ 蝋梅
2022年以来久々の入荷です。冬に咲く花は少なく香りのある枝物で、'winter sweet’と呼ばれます。今年は大枝を狙っていたのですがちょっと目を離した隙に無くなってしまいました。綺麗に切りそろえられていた枝をギリギリゲットしましたが、かなり蕾が固く開花が心配でした。でもお客様からは咲きましたよという便り。我が家の枝も暖かい部屋に移動させ香りを楽しみました。日本の4大香木の一つです。春・沈丁花、夏・クチナシ、秋・金木犀、そして冬は蠟梅です。
花木のため水あげが悪いので、枝は深く切り込みを十字に入れるとよいと思います。深水で管理すればゆっくりと水があがります。お正月のお花としてお値段非常に高かったのですがご用意いたしました。蠟梅などのノーブルな枝物はやっぱりお正月など特別な時に入れたいです。蕾が落ちやすくデリケートですので扱いに細心の気配りが必要です。