マム/一輪菊 ロレト
ライムグリーンの素敵な色、そして花びらに切れ込みが入り、まるで紙で作ったような一輪菊です。今回は花も小さくお彼岸前はとても高値でした。国産ではなくこちらは輸入物です。
10月~11月中旬ごろ
ライムグリーンの素敵な色、そして花びらに切れ込みが入り、まるで紙で作ったような一輪菊です。今回は花も小さくお彼岸前はとても高値でした。国産ではなくこちらは輸入物です。
小菊とまではいかないスプレーマムです。中心部がグリーンかかり爽やかなイメージです。85㎝もあり枝分かれした分花も多く立派なのですが茎が弱く安定しません。束にまとめられているとなかな一本一本確認できないのでちょっと残念です。年々進んでゆく温暖化のせいで9月にはいっても気温が高く、少し早い段階の出荷だったのでしょうか。
アカネ科ヘクソカズラ属 どこにでもある蔓性の雑草。夏に白く小さな花を沢山つけ、秋口には青い実がなります。名前が示す通り花や実をつぶしたりするとメルカプタンの臭いにおいがします。英語でもスカンクの蔓という名前です。日本語の別名はヤイトバナ(灸花)。日本をはじめとする東アジアに分布。レッスンではフレームに這わせたり垂らしたり蔓の特徴を見せました。まだ若く青い実が暑さの名残を感じさせ、9月の季節が伝わります。秋が深まるにつれて実はだんだんと茶色くなります。
ワレモコウ、夏の終わりから秋にかけて出回ります。日持ちは約1週間。茎はこまめに切り戻してをかけて下さい。ドライフラワーでも楽しめますので、最初から水に入れずにふんわりと空間に置いて飾るのもよいかもしれません。バラ科なんて想像つきますか? 茎を見てなんとなくという感じです。
8月のお盆のお花としてご用意。向日葵ではあまりにもカジュアル過ぎてしまうためやはりマムとなりました。スパイキーな花弁はとても人気のようです。花もちはよいと思いますが手元に残らなかったため時間の経過による葉や茎の状態が確認できませんでした。それにしても菊は日照時間に左右される秋の花、真夏に出荷するのは大変な努力だと思います。
群馬県吾妻産のスプレーマム。真夏のこの時期にこんなに立派なスプレーマムが入手できるのはありがたい事です。丈は約80㎝、2週間毎日切りもどしをかけても60㎝あります。毎日水替えをしていますが、水に浸かっている茎にぬめりを感じる事はありませんでした。分岐しているストークも長くアレンジメントや大振りのブーケにも活躍しそうです。吾妻産はまたチェックしてゆきたいと思います。
サーモンピンクがとても愛らしい中輪の洋マムです。一年中入手できますが本来の季節は秋。気温が高くなると茎がぬめってきますので花瓶を洗うときは茎も洗い、浅水で管理して下さい。茎の色が変わってきたらその部分はカットしてしまいましょう。
リンドウは根が薬草として用いられ、とても苦い事から竜胆という字が当てられています。日本や朝鮮半島、中国に分布。約800種類もあるそうです。秋に咲く種が多いのですが、春から初夏にかけて咲くものもあるとの事。今回使った種類は茎が柔らかく曲がりくねったタイプです。花のサイズも小さくいつも利用する真っ直ぐなタイプとは異なります。ですが、やはりリンドウはリンドウ。花もちがよく約10日次々と開花してくれ目を楽しませてくれました。冷涼でやや湿り気のある土地を好むようです。
人参と同じセリ科に属します。この 'スターオブファイヤー'は茎が黒っぽく、また中心部分の花の周りに着くガクの先端にも黒がみられる種類です。湿地を好みヨーロッパの山間の森などに広く分布。A.マキシマ、A.マヨールなどはお馴染みで、白い花を付ける A,マヨールのアルバ、赤い花のA.ムーランルージュ, 薄いピンクと白の上品なコンビネーションのA.ルビークラウドなども美しいです。
Ref: https://hort.extension.wisc.edu/articles/astrantia-astrantia-major/