秋 

10月~11月中旬ごろ

スカビオサ

以前は夏から秋の花とご紹介しましたが、春と秋に咲くタイプがあり流通も増えるようです。花の直径は7㎝そして茎は70cmはありました。今まで手にしたスカビの中では一番よいお品です。数ある花の中からのアピールも相当なもので、赤い素敵な色に誘われて購入しました。

地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。現地では夏の花で日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。でもちょっと目立つお花ですので注意しましょう。

カスミソウ ベールスター

'ベールスター'はカスミソウの中でももっとも流通量が多いそうです。普段はあまり使わないのですが、ユキヤナギがあまりにも硬く咲きそうもないような予感がしましたので、念の為に購入しました。上に行くほどきれいに広がりフィラーフラワーとして大活躍すると思います。

カスミソウは繊細と思われている方が多いのですが、実際はそのイメージを大きく覆すほど丈夫です。原産地は西アジアから東ヨーロッパ、比較的涼しいエリアで育ちます。当然のごとく気候、特に湿度も少ない秋口から本領発揮です。まだ寒いのでとても長持ちします。

スカビオサ

今回は大き目のスカビオサです。色はうすいラベンダーから濃いピンクまでのミックスカラー。レッスンでは少しずつ皆さんで分け合って使いますので問題はありません。蕾ですが、茎が太く明らかに素晴らしい花が付くと判断しました。実際手物に残したスカビは5日位に花びらが開花、トップまで開花しフルブルームになると形が丸くなり目を捉える素敵な花となりました。

地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。本来夏の花のようですが、日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。大きなサイズの物は目立ちますので注意しましょう。

英語名にmourningbrideとあり、気になっていましたので花言葉を調べてみました。紫のスカビオサは喪中の未亡人に送る花のようで、そのため喪中の花嫁=未亡人との別名があります。花言葉も寂しく悲しい意味がありました。

スプレーマム バルティカサーモン

一つの花は4cm~5cm位。スプレー咲きにしては大きいサイズです。本来は秋の花。一年中入手できますが、特に旬の季節が終わった春に咲かせるのは手間と苦労が多いと思います。その分料金に乗るのですが今回はとてもお手頃でした。思わず花だけ確認して持ち帰りましたがやはり茎は細くなんとなく頼りない感じでした。旬の物は旬に使うがベストです。

水に浸かる部分の葉はすべて処理。茎には何もついていない状態にし、斜めにナイフで切り花瓶に入れましょう。水揚げは手折でも、斜めにナイフでカットでも。元気な菊はどのような方法でも水は簡単に上がります。花瓶に入れた場合のお手入れは切り戻し、そして無駄な葉を取り除く事です。菊は菊、丈夫ですので細くても一週間は確実にお楽しみいただけます。

 

チョコレートコスモス ノエルレッド

かなりダークで茶色に近い赤です。今時コスモスなどと思いましたが、このコスモスは使った事がないため物珍しさで仕入れました。お好きな方は10本握っていましたがあまりにも色が他と違いすぎましたので、半分ご利用でした。甘い香りはバニリンという成分でお菓子などにはいっています。

水あげは一般的なキク科の植物と同じで、水につかる部分の葉を取り除き、茎を斜めに切り水に入れます。花瓶の水を替える時にまた茎を斜めに切りましょう。寒い時期で寒い場所に置いていたため花粉も気になりませんでした。本来は春から秋にかけてあたたかい時期にさくお花。2月の利用はちょっとかわいそうだった気もします。

 

スカビオサ イエロームーン

小花のブーケを作る目的で、小さめのお花で脇からの枝の処理がされてない枝を求めました。細いのでとてもデリケートです。上手く使わなければ折れてしまいそうなのですが、今回は春の弱い茎を扱う練習ですのでぴったりの花材でした。

地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。本来夏の花のようですが、日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。大きなサイズの物は目立ちますので注意しましょう。

英語名にmourningbrideとあり、気になっていましたので花言葉を調べてみました。紫のスカビオサは喪中の未亡人に送る花のようで、そのため喪中の花嫁=未亡人との別名があります。花言葉も寂しく悲しい意味がありました。

マム/一輪菊 スケーター

国産のマムもデリケートな花にはネットがかけられています。花は保護され傷みにくくまた花粉も飛ばず大変ありがたいです。ネットを外すとハラハラと花びらが展開しその大きさに驚く方も多いと思います。お正月はこの位の迫力あるマムもよいかと思いました。このマムについてはメーカーのサイトでとても詳しく説明がのっています。これもありがたいです。https://www.deliflor.co.jp/lineup/?id=65875

輪菊をディスバッドマムと呼ぶ事も多いです。disbudー脇芽を取り除き一輪菊として栽培されているという事です。

マム/一輪菊 サフィーナ

細長い花びらをもつスパイダー咲きのマムです。色はちょっとライムの混じったカラシ色。珍しいかなと思いました。今年はすべてが高値。ヘッドは中くらいのサイズ、長さも十分でしたが茎が細かった。たいていお正月に入荷するマムは3週間位長持ちするのですが、皆さんのお家ではいかがでしょう?手元にのこっていませんので、お知らせください。

最近は輪菊をディスバッドマムと呼ぶ事も多いです。disbudー脇芽を取り除き一輪菊として栽培されているという事です。そんな事は昔からやっていた事で今更言う事もないのですが、英語での表現でsprayとsingle stemで頭文字が重なるよりsprayとdisbudで明確に区別がつくほうがよいのかなとは思います。さて、脇芽をそのま成長させると、スプレータイプになるのでしょうか?

キク科やセリ科の植物にとても激しいアレルギーがあり、最近は花をセロファンやネットで巻いた状態で写真を撮っています。

マム/一輪菊 セイノーマンサニー

お正月に限らずピンポンマムの黄色はいつでも人気です。丸くなるタイプでちょうどピンポン玉のようですのでピンポンマムと呼ばれます。黄色いピンポンマムは 'ティーダイエロー'という品種もありますが、今回はお正月直前の市で混雑しており、品種までは確認しないで購入しました。黄色は心を明るくしてくれますね。お正月のお花にはぴったりです。

菊も茎と葉を確認してから買うようにしています。茎は長く太くしっかりで葉はグリーンが濃く肉厚。これが揃えば花も美しく咲き続けてくれます。