ヒメガマ ガマの穂

ヒメガマ ガマの穂
花の和名
ガマ 蒲
コガマ 小蒲
ミスグサ 御簾草
品種名
ヒメガマ
科属名
原産と分布
英語名
cattail
bulrush
narrowleaf cattail
ラテン科名
花付き
1輪 シングル
季節
2023
7月
日持ち
1週間
お薦め度
★★★
ノート

夏の水辺ではよく見られる植物。す~っと背が高く茶色いキリタンポのような形のシードポットが目印です。葉はすらりとスムーズで長いのですがベアグラスの類とは違い、手を切る心配がありません。市場で出回るのは初夏限定の為、編み込んでランチョンマットにしたり、ちょっと違った形に活用し季節ものを楽しみたいものです。今回は直線的な植物を探していましたのでぴったりです。

穂は茶色い皮をかぶっていますが、夏も終わりに近ずくと熟成し綿状の種が一気に舞います。かってはすだれを作ったそうです。その名残で別名は御簾草(みすぐさ)というそうです。

「蒲黄(ほおう)」と呼ばれる生薬でもあり、「古事記」には怪我をした因幡の白うさぎが大国主命(おおくにぬしのみこと)の指示でガマの穂にくるまり、その花粉で止血して傷を治したという記載があるらしいです。
ref: https://www.hana300.com/gama00.html

 

 

エピソード
長い葉の垂れ下がる様子を農具の「鎌」に見立てて、ガマと名付けられた。その品種は世界で15種以上に及ぶが、日本では因幡の白兎の伝説として古事記にも登場するほど古くから親しまれる。

ref: https://www.uekipedia.jp/%E5%B1%B1%E9%87%8E%E8%8D%89/%E3%82%AC%E3%83%9E/
使用日