シソ科ウェストリンギア属

ウェストリンギア Westringia fruticosa オーストラリア原産

ウエストリンギア / ウェストリンギア フルティコサ

オーストラリアの南部ニューサウスウェールズの海岸エリアが原産。乾燥や海からの潮風にも暑さにも強い植物で25種類ほど現地では自生しているそうです。ただし水揚げはかなり悪く短くしなければ難しいです。ローズマリーによく似ているためオーストラリアローズマリーと呼ばれますが、ローズマリーはマンネンロウ属となり属が異なります。葉も茎も繊細でシルバーグレーがとても美しいです。花は茎の頭頂に数個付きます。アレンジメントよりブーケに向きますが、最初の水揚げがとても重要です。

ナイフでシャープに茎をそぎ切りします。初回で水が上がらなければその後は厳しいです。

 

ウエストリンギア / ウェストリンギア

中間色に合わせる優しい色合いのリーフを探していたところ、この葉を見つけました。ウェストリンギアはローズマリーにも似ていますが、もっとソフトでややデリケート。ただ茎はフローラルフォームに刺さるくらい強いので扱いやすい植物だと思います。

乾燥に強い植物とありましたが、それは根がついている時の状態ですので、茎をナイフで斜めに切りしっかりと水あげします。アレンジした後も水は必要ですので補水してください。