Asphodelaceae

ルツボラン科 APGⅣ(2016年)
 Asphodeloideae(ツルボラン亜科)
 Hemerocallidoideae(キスゲ亜科)
 Xanthorrhoeoideae(ススキノキ亜科)
 

詳細 https://mikawanoyasou.org/kamei/turuboran-ka.htm

エルムレス ルイテリーオレンジ

90㎝程にも成長する穂状の花で、ヒマラヤ西側、パキスタン、アフガニスタンからイランの比較的乾いた草原などが原産です。以前はユリ科に分類されていました。一本の太い穂に下から順次星形の花が開花し甘い香りが漂います。今回はオレンジかかった色ですが、鮮やかな黄色やサーモンピンク、白もあります。暑さに弱いデルフィニウムやユリ以外の背の高い初夏の花として頼もしい存在です。ヨーロッパの庭先でも一世に咲きそろった花群は一種類ひときわ目立っており、花言葉である「孤」ひとり他にぬきんでて高いこと、孤立しつつ自らの志を守るというイメージがぴったりの花です。

今回は少し線が細く、花に迫力がありませんでした。もう少し太い物のほうが見ごたえがあります。一度しっかり水があがったら浅水でも大丈夫です。茎が水に長時間浸かっているとぬめりが生じますので、毎日ぬめってきた茎の部分を少しずつ切るといいです。

スチールグラス

真っすぐで細く長い植物。オーストラリア東南の海岸部原産。成長がかなり遅い反面350年も生き続けるというオーストラリア固有の植物です。乾燥にも強くかなり長く楽しめます。使い方は優しくカーブさせたり折り曲げたり、あるいはパッツンと切ってモダンに飾るのもいいでしょう。

この植物の幹は木ではなく古い葉がスカートのように垂れ下がり、火事によりレジン化したものだそうで、グラスツリーというのは幹が葉で形成されているという事からだそうです。ブラックボーイというニックネームは樹の幹が例年の山火事により黒く焦げている様子からです。その火事の後に花穂があがるとの事。花穂は茶色で2mにも達する大きなものですが、花は白でとても小さく細い花弁が6つ、花穂にびっしりと付きピークの時は花穂も白く見えます。リアトリスのようと言ったら想像できるでしょうか。花は7月から12月、南半球ですので冬から夏にかけてですね。

ルツボラン科ススキノキ亜科(Xanthorrhoeoideae)2016年から分類が再構成されています。

ref: https://mikawanoyasou.org/kamei/turuboran-ka.htm

エルムレス

90㎝程にも成長する穂状の花で、ヒマラヤ西側、パキスタン、アフガニスタンからイランの比較的乾いた草原などが原産です。以前はユリ科に分類されていました。一本の太い穂に下から順次星形の花が開花しユリ科の甘い香りもします。黄色は鮮やかな色ですが、サーモンピンクの優しい色や白もあり、暑さに弱いデルフィニウムやユリ以外の背の高い初夏の花として頼もしい存在です。ヨーロッパの庭先でも一世に咲きそろった花群は一種類ひときわ目立っており、花言葉である「孤」ひとり他にぬきんでて高いこと、孤立しつつ自らの志を守るというイメージがぴったりの花です。

トリトマ / ニフォフィア

ニフォフィアもしくはクニフォフィア。赤、オレンジ、黄色、ライムグリーンにクリームなど様々な交配品種が存在する。70種類のニフォフィアの内47種が南アフリカ東部の湿地帯に分布。花は品種により冬であったり夏であったりと開花時期が違う。一部は食料となったり根が肺の症状に効く薬草としても扱われるようです。アロエとよく似た花であり、実際にアロエ類と特徴が似ている。

Ref: http://pza.sanbi.org/kniphofia-species