春 3月~4月、5月中旬ごろ

アメリカテマリシモツケ リトルエンジェル

今月は2回もテマリシモツケを購入。今回は紅葉しておりとても深い赤紫です。シモツケの種類は庭木として人気との事で、春に手毬状の花をつける樹木です。’リトルエンジェル'は前回購入したルテウスよりも状態は良かったです。一年中あるとの事ですが、ここ最近ライムグリーンや紅葉した葉の入荷があります。

北米東部原産、寒さにも暑さにも強い庭木ですが日本の湿度には弱いようです。花はコデマリのような花が春に沢山付きます。樹皮がむけるとの事で、浮き上がった樹皮の下には次の樹皮が見えるとの事で、ナインバーク(ninebark)と呼ばれるそうです。

ナイフで斜めに茎をカットし深水で水あげしました。葉が多いため下がりやすく油断するとすぐに頭を下げてしまいます。何度も切り戻しをかけなければなかったのですが、ちゃんと切り戻すと1週間爽やかなグリーンでいてくれます。庭にあったら切り取ってすぐに水につけられますが、日が経っている場合は微妙にむずかしい植物です。

アニゴザントス/カンガルーポー ゴールドフィーバー

花は産毛で覆われており独特なテクスチャーです。オーストラリア西部原産で地下茎を持つ植物です。花は管状/筒状でチューブが枝から直接ぶら下がっているようです。横から見るとカンガルーの前足のようにもとらえられ 'kangaroo paw’ と呼ばれるようになったようです。枝の長さも十分にありますので、ブーケにもアレンジメントにも使えます。乾燥にも寒さにも耐えられるとの事ですので、もしかしたら庭に植えられるかもしれません。ポピュラーな色は黄色ですが、外側が黒、内側がグリーン、赤やピンク、あるいはグリーン等も見たことがあります。今回は夕焼け色のオレンジ、茎まで赤いです。茎がとても長く水揚げに時間がかかるために、いささかもったいないのですが、適当な長さに切ってから処理をしたほうがよさそうです。水がしっかりあがらないと長持ちしません。

独特な雰囲気があり、空間をつなぐ花として活躍です。花瓶で飾る場合は何度か切り戻すと先端に水が届きやすいのでよいと思います。

ガーベラ バレーゼ

お気に入りの生産者さんのガーベラの到着が遅く、他の生産者さんのモノを購入。花びらがパスタのようですので、パスタと呼ばれる品種です。'バレーゼ'はとても強いオレンジ色、黒と合わせるともうこれだけでハロウィンのメッセージが伝わってきます。

ガーベラは水揚げ後は浅水で管理して下さい。特に気温が25度以上の時は毎日茎を切り戻してください。尚、茎がいびつな物は傷みやすいので購入するときはよくチェックしましょう。

ガーベラ ビーバー

花びらは白 内側は赤のサークル、そして芯は黒とかなりインパクトのあるガーベラです。今回は荷が遅くガーベラの到着が遅れていました。お気に入りの生産者さんのはこれしかありませんでしたが、ハロウィンウィーク、作るアイテムは田舎風のブーケですので、インパクトのあるお花が入手できて丁度よかったです。

ガーベラは水揚げ後は浅水で管理して下さい。特に気温が25度以上の時は毎日茎を切り戻してください。尚、茎がいびつな物は傷みやすいので購入するときはよくチェックしましょう。

アカメヤナギ

こんな時期に柳とも思いましたが、まっすぐにも曲げても使える強い線の植物をさがしていましたので、ぴったりでした。葉がやや丸いためマルバヤナギとも呼ばれるそうです。秋には枝まで赤くなり、芽がはじけるとふさふさとした丸くてやわらかな花芽が出てきます。

水あげは斜めに茎をカットするだけ、あまり気をつかわなくても丈夫なため勝手に芽が出てきます。水も汚さず他の植物とも相性は良いです。水揚げ直後でしたら楽にリースにできます。

カーネーション/ダイアンサス リフレッシュ

今回は国産のカーネーションを購入しました。お花は小さめですが品よく開く品種です。ありがたい事に1週間経ってもきれいに咲いています。カーネーションは一年中あるのですが、やはりちょっと季節はずれ。本来は春のお花ですのでその季節に購入するのがベター。今回の物はとてもお手頃だったため茎が貧弱で花瓶にいれると曲がってしまい、アレンジメントで短くして使いました。それなりにお金を払えばもっと良質なものも入手できると思いますが、なかなか物価高で思うようにはゆきませんね。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間です。節の上で切っても水は吸いません。エチレンガスに弱いので、果物のそばや朽ちた花のそばにはおかないようにしましょう。

オンシジューム ハニーエンジェル

鮮やかな黄色で茶色い斑点がない品種です。最近このハニーエンジェルしか見なくなりました。反対色の紫色の花との相性は抜群です。紫系の花が多かったため迷わず入荷です。花付きもよく長持ちです。

メキシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々。茎の下から開花が進み終わった花の部分は散りますので早めに処分し、茎の切り戻しをすれば長く楽しめます。

アニゴザントス/カンガルーポー

花は産毛で覆われており独特なテクスチャーです。オーストラリア西部原産で地下茎を持つ植物です。花は管状/筒状でチューブが枝から直接ぶら下がっているようです。横から見るとカンガルーの前足のようにもとらえられ 'kangaroo paw’ と呼ばれるようになったようです。枝の長さも十分にありますので、ブーケにもアレンジメントにも使えます。乾燥にも寒さにも耐えられるとの事ですので、もしかしたら庭に植えられるかもしれません。ポピュラーな色は黄色ですが、外側が黒、内側がグリーン、赤やピンク、あるいはグリーン等も見たことがあります。茎がとても長く水揚げに時間がかかるために、いささかもったいないのですが、適当な長さに切ってから処理をしたほうがよさそうです。水がしっかりあがらないと長持ちしません。

独特な雰囲気があり、空間をつなぐ花として活躍です。花瓶で飾る場合は何度か切り戻すと先端に水が届きやすいのでよいと思います。

アメリカテマリシモツケ ルテウス

ライムグリーンの優しい葉が今時珍しく、この魅力的な色に惹かれて購入しました。どことなくビバーナムの若葉のような感じです。実はバラ科のテマリシモツケ属でシモツケの仲間です。北米東部原産、寒さにも暑さにも強い庭木ですが日本の湿度には弱いようです。花はコデマリのような花が春に沢山付きます。樹皮がむけるとの事で、浮き上がった樹皮の下には次の樹皮が見えるとの事で、ナインバーク(ninebark)と呼ばれるそうです。

ナイフで斜めに茎をカットし深水で水あげしました。葉が多いため下がりやすく油断するとすぐに頭を下げてしまいます。何度も切り戻しをかけなければなかったのですが、ちゃんと切り戻すと1週間爽やかなグリーンでいてくれます。庭にあったら切り取ってすぐに水につけられますが、日が経っている場合は微妙にむずかしい植物です。今は短くして挿し木として庭で経過を見ています。

 

 

レモンリーフ

レモンリーフと呼ばれますが、英国ではサラル Salalもしくはゴーテリア gaultheriaと言わないと通じません。北米東部が原産。アレンジメントにブーケに万能な葉です。皮のようなザラザラ感が特徴です。葉物としてほぼ一年中入手可能です。晩春に白やピンクのスズランのような花をつけるそうですが、花付きのレモンリーフはまだ見たことがありません。とにかく丈夫で長持ちです。アレンジメントにブーケにもとてもよく活躍してくれる葉っぱです。