春 3月~4月、5月中旬ごろ

ラナンキュラス キティラ

'キティラ'は鮮やかなレモンイエロー。今回はあえて小ぶりをえらびました。2月に引き続きリピ買いしています。花持ちは非常によく、このリストを作成しているのは購入から12日たっていますがいまだに美しく開花しています。5色以上を使う多色のアレンジメントのメンバーです。やはり目を捉えないとですよね!

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

ラナンキュラス シュノンソー

小ぶりの可愛いピンク色です。それほど大きくない器にアレンジするためちょうどよいサイズ感です。このピンクもとてもチャーミング! ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

カスミソウ ベールスター

'ベールスター'はカスミソウの中でももっとも流通量が多いそうです。普段はあまり使わないのですが、ユキヤナギがあまりにも硬く咲きそうもないような予感がしましたので、念の為に購入しました。上に行くほどきれいに広がりフィラーフラワーとして大活躍すると思います。

カスミソウは繊細と思われている方が多いのですが、実際はそのイメージを大きく覆すほど丈夫です。原産地は西アジアから東ヨーロッパ、比較的涼しいエリアで育ちます。当然のごとく気候、特に湿度も少ない秋口から本領発揮です。まだ寒いのでとても長持ちします。

チューリップ プリティウーマン

花びらの先がちょっとカールする赤いチューリップ 'プリティウーマン'。目にすると手にしてしまう品種です。別枠でキープしてしまう先生です。生徒の皆さん、もしこの品種を使いたい場合は予めお知らせください。先生のヘビロテアイテムです。

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップというくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!レッスンではナイフで葉をきれいに落とす方法もご紹介しています。

オキシペタラム / ルリトウワタ ブルースター

星のような形に咲く小さな花で、茎そして葉までもが全体に綿毛で覆われやわらかな触感です。以前はガガイモ科でした。切ると毒性の白い液が出ますがかぶれの原因となりますので気を付けて下さい。水色の花のブルスター、ピンクのピンクスター、そして白のホワイトスターがあり園芸品種です。ブラジル南部やウルグアイ原産、東オーストラリアに帰化している植物です。暑さにも強いため日本でもよく育ちます。この花と言えば高知県産です。

水あがりが悪い植物ですので湯あげがお勧めなのですが、'ピュアブルー'は問題ありません。生産者さんの努力ですね。

キルタンサス

鮮やかな黄色なのですが光線の加減でレモンイエローにも見えます。オレンジよりよく目にしますので流通量は黄色の方がおおいのかと思います。南アフリカの球根植物で7月から2月位まで大変開花時期が長い種類です。管状の花が放射状に広がりこの形も独特。鮮やかな黄色が目に留まりますね。ほのかな香りも楽しめまるはずですが今回はあまりかんじませんでした。茎が大変柔らかいためアレンジよりもブーケ向きです。白やオレンジ色もあります。

白 Cyrtanthus mackenii var. mackenii 南アフリカ共和国クワズール・ナタール州の南部(KwaZulu-Natal)原産
黄/クリーム色 Cyrtanthus mackenii var. cooperi クワズール・ナタール州より少し南の東ケープ州に分布

菜の花

灯火の原料として平安時代に到来。明治になると食用のセイヨウアブラナ(Brassica napus)がドイツより入ってきたとの事。学名にあるBrassicaはラテン語でキャベツ=食べられる葉の事で、それが野菜の花とされ、「菜の花」の名前となっています。もともとは西アジアの高原に自生、地中海で栽培が始まり広まったようです。上巳の節句のお花の一つとして桃の花と共に入荷しました。いやいや市場に並ぶとなかなかのよい値がついていました!需要が集中しますのでこればっかりはしょうがないですね。今年は今の時期寒かったのですぐには花が咲かず5日遅れで開花。

学名のBrassica napus L.とBrassica Campestrisは同じ種です。西アジア 北ヨーロッパ原産
Brassica napusはセイヨウアブラナです。北ヨーロッパ シベリア原産

宿根スィートピー ピンク

ぷっくりとしたやや肉厚の花弁を持ち、蔓が伸び何かに絡みついて長く伸びるタイプのピーですが、今回入手の物は花の部分のみで丈は20~30㎝程度です。いつも利用する丈が長い物ですと、葉付でやや平べったい茎に一本に沢山の花がついています。アレンジメントに切り分けて使います。絡みつく蔓もまたユニークです。さわやかな香りも楽しめますのでお値段の価値はあります。

イタリア南部シチリアやクレタ島原産の花。可憐そうですが丈夫です。宿根タイプは春本番桜の咲く頃から出回ります。