南米

南米原産・分布 

チリ ブラジル

アンスリューム エンジェル

ちょっとサイズにバラツキがあり、また色も同様。あまり発色がきれいでない物を手元に残して観察しましたが、やはり長持ちしませんでした。本来は10日は楽に楽しめるお花ですが、ちょっと残念でした。やはり肉穂花序はつややかで、仏炎苞にしっかり色がのったものがよろしいようです。

アンスリウムは南米コロンビアやエクアドルの原産。暑さに強く独得な容姿が目を引き付けます。色のついたハートシェープの部分を仏炎苞(ぶつえんぽう・英語ではspathe)と呼び、中心部から出ている棒が密集した花が付く肉穂花序(にくすいかじょ・英語ではspadix)です。葉は濃いグリーン、尖った先端に向かって葉のボディが徐々に細くなっていく形ですが、花ともよく似た形をしています。花、葉も切り花としては非常に長持ちです。普段の手入れも簡単、少しずつ茎を切り戻すだけです。

アルストロメリア エナジー

この’エネジー'という品種は、ベースのクリーム地にドット(斑点)があり、少し紫がかったピンクが花びらの中央付近まで広がるお花です。蕾も美しく開花、本当にエネルギッシュに咲いてきますので、この名前がついた理由が分かったような気がします。

南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。最近は一般家庭の庭でもちょうど今頃よく見かけます。ハイブリッドが多く色も豊富。 柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。茎も太かったため大きなタイド・シーフというブーケにそのまま入れました。

オンシジューム ヴォランドピンク

数ある花の中でひときわエレガント、繊細でとても高貴な花に感じすぐ手に入れました。オンシジューム 'ヴォランドピンク' とタグが付いていましたが、なにも情報がありません。ハイブリッドなのかナチュラルなのか謎です。形はオンシジュームそのものですが細い、軽い、小さくデリケートです。今後チャンスがあったらじっくりと向き合ってみたいお花です。

メキシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々。ピンクも加えておきましょう!

アストロノバ メラク

アストロノバはアルストロメリアの改良品種で、1本の茎に1つの大きな花を持つお花です。数十年におよぶ育種の過程があり2022年に日本デビュー。直径7cmくらいあり、アルストロメリアの固有のスポットや中心部に全く違う色がのっている所などの特徴はそのままの為、だれにでもアルストロメリアとわかります。今までゆっくりと手にした事がなかったのですが、今回はメインの花としてアレンジメントに入れる事にしました。

大田花卉さんで他の種類も紹介されています。’メラク’の訳は「おおくま座の星」だそうで、他にも星座の名前がついています。ref: https://otakaki.co.jp/showroom/220314-2/

アルストロメリアは南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。一般的なアルストロメリアの花は散形花序で、茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。本来は春から初夏にかけてのお花ですが、一年中流通があります。

アマリリス アップルブロッサム

膨らんできた花にはピンクに少しピーチが混じったような可愛い色です。なんとなくほっとして心癒される色で、可愛いまま開花するのでしょうと思いながら手にしました。旬を迎えた花となり普段はあまり手がでないお花ですがお値段お手頃で思わず買ってしまいました。定期購入の方の花束に入れて差し上げました。

原産は南米、交配により美しい品種が沢山あります。本来はヒッペアストラムというべきですが、日本ではアマリリスとして昔から流通しています。なお本来のアマリリスは南アフリカ原産のネックドリリーと呼ばれるベラドンナの品種です。

茎は空洞の為、補強のため棒を入れて飾る事もできますが、こちらの花はやや小ぶりで茎も十分耐えられるくらいです。エレガントな花がゆっくり開花する姿はお楽しみいただけると思います。花言葉はすべてhanakotoba.comさんを参照しています。

アルストロメリア アバンティ

アバンティは白地に外側が紫よりのピンクがのったアルストロメリアです。この紫がかったピンク色と白のコントラストが素敵で目に留まりました。アルストロメリアは南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。本来は春から初夏にかけてのお花ですが、一年中流通があります。

アルストロメリア ホワイトベル

A. 'ホワイトベル'は白地に中心部が淡いピンクのアルストロメリアです。南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。本来は春から初夏にかけてのお花ですが、一年中流通があります。

アルストロメリア アイスクリーム

白地にライムグリーンのラインが入り、レモンイエローがわずかに花びら中央部に浮かび上がる清楚なアルストロメリアです。透明感がありますのでウェディングの卓上の花などによいと思います。南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫です。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。花束に入れる時はちょっと花数を整理してからつかうとよいかもしれません。

リューココリネ コキンペンシス

このお花も交配により沢山の品種があります。南米チリ原産の特有種。すらりとしたスレンダーな茎の先端に5弁の花びらを持つ花が4つから5つそれぞれが違う方向を向いて散形状に咲きます。芳香があり白、紫、紫に赤、ストライプが入るもの、複色など多数あります。コキンペンシスは中心部分は白地で外側に行くにつれ薄紫色。透明感ある優しい色合いのため、他の花を邪魔するほど主張はしてきません。一般的な事ですが交配品種の香は弱いですがこの品種は昔からあり、香りもかなり強く感じます。学名にあるLindl.は John Lindley 英国人の植物学者/蘭研究者(Orchidology)

オキシペタラム / ルリトウワタ ブルースター

星のような形に咲く小さな花で、茎そして葉までもが全体に綿毛で覆われやわらかな触感です。以前はガガイモ科でした。切ると毒性の白い液が出ますがかぶれの原因となりますので気を付けて下さい。水色の花のブルスター、ピンクのピンクスター、そして白のホワイトスターがあり園芸品種です。ブラジル南部やウルグアイ原産、東オーストラリアに帰化している植物です。暑さにも強いため日本でもよく育ちます。この花と言えば高知県産です。

水あがりが悪い植物ですので湯あげがお勧めなのですが、'ピュアブルー'は問題ありません。生産者さんの努力ですね。