スカビオサ コットンキャンディースクープ
地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を出すにははとてもいい花材です。風に揺れる姿はたまらなく可愛いです。
地中海沿岸原産・分布
地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を出すにははとてもいい花材です。風に揺れる姿はたまらなく可愛いです。
オフホワイト/クリームにうっすらとしたピンクがかかりなんとも表現のしようがないくらい可愛いラナンキュラスです。小ぶりですがとてもノーブル。11月初旬、まだ出てきたばかりの走りです。可愛い方へのプレゼントとの事で、いろいろ集めた花材の一つです。今年はまだ気温が高くちょっとこの花は使うのが早かったかな。
毎年11月になるとラナンキュラスがボチボチ出てきます。しかしちょっと早い気がしています。大好きな花ですので入れてみましたが、今年はまだ最高気温21℃もあり、水があがると同時に満開状態!やっぱりもう少し遅い時期のほうがよろしいようです。
水につかる部分の葉は全部カットし、しっかりと水揚げ。その後は茎を切り戻すだけ。水の温度注意です。
一年中流通する実物で、'ココバンブー'はグリーンで長さ約70㎝。実も比較的大きくボリュームがあります。他の種類の色は薄いピンク、クリーム、赤、そして深い茶色までバラエティ豊かです。欧米の方はコーヒービーンズなどとも呼びます。沢山の水を必要とするため、大きな葉は処理しやや深水で管理すると長持ちします。もともとは夏から秋まで実をつけますが、一年中入手可能です。
薬草としてヒポクラテスの時代(紀元前460-370)から神経痛の緩和などに利用されていました。ちなみに薬草に使われる種類はHypericum Perforatum 別名St. John Wort。もう一つの呼び名はTutsan、フランス語ですべてが健康という意味のToutesaineからきています。
Ref: https://www.holex.com/flowerwiki/hypericum/
ひと昔前はスターチスとよんでいましたが、現在はリモニウムと呼ばれています。萼片に色があり、ドライになっても色は褪せずに残ります。夏から初秋の花ですので、水が多いと茎がぬめりますので、できるだけ少な目に管理しましょう。旭という品種、とても上品なピーチが目をとらえました。
カーネーションは昔からあるお花の一つ。スプレータイプは特にアレンジメントには使いやすく重宝するお花です。いつもはオーソドックスなタイプを選ぶのですが、今回は新品種に手が伸びました。豊富な種類の中でもアピール度が強く魅了されてしまいました。美しいのですが、茎は細く折れやすくもあります。日持ちも一般的なダイアンサスよりかなり短く改善していただきたい点です。
茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。
地中海クレタ島原産のハーブ。dittanyというのは香りのするハーブ類の事で、「クレタ島の草」との意です。ライムグリーンの部分はガクで花はピンク色です。丸い葉は起毛して産毛がはえているようで、フワフワモコっとした質感です。乾燥に強く、色はそのままの状態でいつの間にかドライになっている植物です。丈は約20㎝前後、枝分かれしていますので上手に切り分けて使いましょう。小さなブーケに、あるいはアレンジメントに!
今回はシングルフレームに挟み込みました。ドライになる植物はこんな使い方もできます。
背も高くサイズの大きいニゲラです。この品種は晩性種で一般のニゲラより遅れて咲くようです。写真ではそれほど感じませんが青紫のややくすんだ色です。葉もガクの部分も切れ込みが多くモサモサした感じがとてもユニークです。もともとはスプレー咲ですが、栽培時には花数を少なくし一本に整えられたものが出回ります。大変ナチュラル感あるお花で、一般的なニゲラより花もちもよく、花びらが落ちず約6日間楽しめました。
シリアのダマスカスや地中海沿岸あたりで自生するキンポウゲ科の花。薄いブルー、ピンク、白などのバリエーションがあります。花弁は5日位で散ってしまいますが、花弁がない姿もユニークで目を引きます。和名はクロタネソウ、花名のNigellaはラテン語で黒という意味の'Niger 'から来ているとの事で、シードポットの中にできる真っ黒な種の事を指しています。ブーケに入れるとなかなかワイルドな趣になり、アレンジメントではつなぎの花として大いに活躍してくれます。
茎も長く丸い花にしては重さがないためいつも入荷しています。今回は初夏らしく薄いラヴェンダー色にしてみました。湿度と温度に弱い花です。6月は5日程度楽しめれば十分と思います。
地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。本来夏の花で日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。でもちょっと目立つお花ですので注意しましょう。
ヨーロッパ原産で、4-5月頃のさわやかな陽気の頃に咲く花。セリ科でコリアンダーにも似ていますが、こちらは香強烈な香りはありません。繊細な花からレースフラワーと呼ばれますが茎はまっすぐで使いやすいです。セリ科の花にアレルギーがある方はご注意下さい。花が開花すると花粉が飛びます。4月5月に出回ります。ヨーロッパほぼ全域日本、ニュージーランドに分布が見られます。Orlaya - オルラヤとも呼ばれます。
ref: https://www.gbif.org/species/3638282
ref: https://mikawanoyasou.org/data/oruraya.htm