地中海

地中海沿岸原産・分布

スカビオサ サーモンクィーン

ステムが長いためゆっくりと水揚げをします。気温が上がってくるあまり長持ちとは言えないお花です。そんなときは割り切ってお花の美しいひと時を楽しむ事にしています。写真後方のピンクのスカビは'モルガナ'という品種名です。

地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。本来夏の花のようですが、日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。でもちょっと目立つお花ですので注意しましょう。

花を買うときはできるだけ茎の太くしっかりとしているものをお求めください。ご家庭で飾る場合は茎の切り戻しを頻繁にかけてお楽しみ下さい。

ラナンキュラス ラックスグレーシス

ラックスシリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、見た目にも軽いお花です。花びらには光沢があり、薄いピンク、白、クリームなどがあります。季節にもよりますが平均して長く楽しめるお花です。スプレー咲きとしては販売されていませんでしたが、蕾も数本ついていていたため、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすかったです。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。花の近くの茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いしてください。

スイセン

黄色、白、薄いオレンジ色など春の庭にはなくてはならない球根植物です。地中海沿岸からヨーロッパ北部までが原産。

この花のみずあげはかならず単独で行ってください。茎からでる透明な液が他の植物に悪影響を及ぼします。一晩水につけてから他の花と一緒に花瓶に入れて下さい。

毒性がある植物です。ニラと間違えて食す方がいらっしゃいますが、嘔吐や頭痛など食中毒の症状が出ます。庭に植えるときもかならずマークをしてニラと一緒にならないように注意が必要です。

ラナンキュラス ジロンド

鮮やかな黄色に中心部がグリーン。ユニークな形をしていてどこかワイルドさも残ります。イースターのテーマカラーである黄色。中心部のグリーンもさわやかで、ブーケやリースに使用します。実は今回はかなり小さめのサイズ。色が人一倍目立ちますのであえてサイズを小さくしました。

ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。花瓶の水を変える時に切り戻しをかけ茎をフレッシュに保ちましょう。給水フォームを使ってのアレンジメントの場合は水切れを起こさないように注意してください。ちょっとのケアでとても長持ちします。

カーネーション オレンジ

名前の表示がなく品種がわかりませんでしたが、甘く優しいオレンジ色。今月はカーネーションばかりを購入しましたが、色合いが優しいためどのカーネーションを組み合わせてもミスマッチが起こりません。カーネーションは一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
 

カーネーション イリアス

一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。入学式が終わる頃から母の日向けに種類が増えますが、まだ4月の段階ではお値段がお手頃です。イリアスは黄色で元気をもらえます。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。

カーネーション ハイパーワイン

カーネーションも種類が豊富。特に母の日に向けてこんなに素敵な品種が流通します。数量に限りがありますので要予約です。カーネーションは一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。

カーネーション セルテック

一年中流通していますが、気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。特に母の日が近くなると素敵な種類も増えてきます。優しいグリーンのカーネーションはどんな色の花でもしっかりとサポートしてくれるため、多く仕入れても問題ありません。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
 

ラナンキュラス ラックスアリアドネ

ラックスシリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、見た目にも軽いお花です。花びらには光沢があり、色も優しくこちらのラックスアリアドネは薄いピンク地で中央に向かうにつれ濃いピンクのものでした。開花が進むと色はほとんど抜けてしまいましたが、長く楽しめるお花です。スプレー咲きとしては販売されていませんでしたが、蕾も数本ついていていたため、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすかったです。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。花の近くの茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いしてください。

ラナンキュラス ショーモン

開花すると色は薄いライムグリーンへと変化し中の芯が見えてきます。小枝がたくさんついていましたが、咲かない花は水分と栄養を奪いあうだけ。一番大きな花と次に咲きそうな花を残して切り落としてしまいましょう。小ぶりのラナンキュラスのため、ナチュラルで少しワイルド系のアレンジメントに入れようと思い購入しました。花瓶の水に使う葉は取り除き、水替えの旅に茎を斜めにカットするだけで長く楽しめます。