地中海

地中海沿岸原産・分布

カーネーション/ダイアンサス エマ

優しいクリーム色の C.'エマ' 。カーネーションは色が豊富で、濃く強い色から薄く優しいパステルまで揃わない色は青系くらいです。染め/吸わせているカーネーションで青もありますが、私の先入観でしょうかエグすぎて好みではありません。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。水に浸かる葉はきれいに取り除きましょう。

カーネーション/ダイアンサス ミーガン

やや赤みの強いオレンジ色のカーネーションです。開き方も綺麗ですので時々使う品種です。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。水に浸かる葉はきれいに取り除きましょう。

カーネーション/ダイアンサス ドンペドロ

以前赤いカーネーションを買ったのはいつだったか記憶にないくらいです。今月のお配りはカーネーションと決めたため、赤も選択の一つとなりました。小ぶりですがしっかりしていました。昨年の影響でカーネーションが品薄のようです。'ドンペドロ'はコロンビアあたりからの輸入ですが、日本の生産量が少なく相場が安定しない時は利用します。この花は高温高湿度とエチレンガスにとても弱いお花のため、まだ気温が低めの今のうちはとてもながもちしますので、楽しまない手はないですね!

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。水に浸かる葉はきれいに取り除きましょう。

 

 

スカビオサ

中心から外側まですべて濃いワインレッド色。暗がりで見ると黒に見えるかもしれません。それほど濃い色です。ナチュラルアレンジメントにふわふわとさせたく購入しました。

地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。現地では夏の花で日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。でもちょっと目立つお花ですので注意しましょう。

ラナンキュラス ソフィア

カラーサークル上に乗ってくるような赤で、ビビットで目を捉えました。茎もしっかり花の巻きも申し分ないくらいでした。R. 'オーシュ' と双璧な位よいお品です。お届け用でしたが予備としてストックしました。夏日が週中にありアレンジメントに入れた花はすべて全壊(笑)。花瓶に残したものもかなりのダーメジです。3月の夏日はここまで植物に影響を与えるとは思いませんでした。よい経験となりました。

ラナンキュラスは水をよく吸います。花瓶で管理する時もアレンジメントにする時も必ず水分チェックしてあげて下さい。花瓶で観賞する花でしたら切り戻しをしてあげるとよいです。

ラナンキュラス オーシュ

強くはっきりした色合いで、少しピンクを感じる表現に難しいオレンジ色のラナンキュラスです。茎は太くしっかりと育てられたような風格です。時期的にピークを迎えお手頃になりましたので、即買いでした。どのラナンキュラスもそうですが、低温で育っているため急激な温度変化には弱く、週後半の26度超えの夏日には耐えられなかったようです。今の時期にとってはこの温度差は異常ですね。

ラナンキュラスは水をよく吸います。花瓶で管理する時もアレンジメントにする時も必ず水分チェックしてあげて下さい。花瓶で観賞する花でしたら切り戻しをしてあげるとよいです。

ヒペリカム ラッキーロマンス

艶やかなとても濃いグリーンのヒペリカムです。H. 'ラッキーロマンス'は今回初めて使います。どちらからの輸入でしょうか。粒ぞろいのよい茎もしっかりとしており、葉の状態も良かったです。*調べてみましたらGLOBALG.A.P.認証を受けているとの事。場所はエチオピアやエクアドルなどのようです。認証は、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通ブランドとの事です。

一年中流通する実物で、色も薄いピンク、クリーム、ライムグリーン、赤、そして深い茶色までバラエティ豊かです。欧米の方はコーヒービーンズなどとも呼びます。沢山の水を必要とするため、大きな葉は処理しやや深水で管理すると長持ちします。初夏に黄色い花をつけ、夏から秋まで実をつけますが一年中栽培されており入手可能です。

薬草としてヒポクラテスの時代(紀元前460-370)から神経痛の緩和などに利用されていました。ちなみに薬草に使われる種類はHypericum Perforatum 別名St. John Wort。もう一つの呼び名はTutsan、フランス語ですべてが健康という意味のToutesaineからきています。

Ref: https://www.holex.com/flowerwiki/hypericum/

ラナンキュラス アラジン

緑色で花びらの淵に濃いピンクがのる品種です。こぶりで丈も短いのですが、目的もなく自分の為に買ってしまいました。今月はこんな無駄使いが多い月です。好みの花の種類が多いせいもあるのでしょう。ラナンキュラスは水をよく吸います。花瓶で管理する時もアレンジメントにする時も必ず水分チェックしてあげて下さい。花瓶で観賞する花でしたら切り戻しをしてあげるとよいです。

ラナンキュラス ラックスピュタロス

R. 'ラックスピュタロス'はラックスシリーズのラナンにしては珍しく色混じりがなく黄色一色。厳密に見れば薄い所も濃いところもなのですがモノクロマテックな色としておきましょう。

ラックス(Rax) シリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、一重咲あるいは少な目の八重咲で、見た目にも軽いお花です。ラックスシリーズは色も豊富でギリシャ神話からとった素敵な名前の品種が沢山あります。品種改良に携わった綾園芸さんの解説によると、花びらには光沢がありラナンキュラス+ワックスでラックスと命名との事です。

茎のかなり下から枝分かれしている為、花のサイズにバリエーションがあり使いやすくお気に入りです。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。先端に行くにつれ茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いです。

相場は高めなのですが、長期に咲き続けている事、スプレー咲きですので花の量もそこそこあります。メリットを考えるとご自宅で飾るのでしたらお得なのではないでしょうか。

ref: http://www.ayaengei.com/plant/rax.html

カーネーション ドヌーブ

甘いシャーベットを連想させるようなオレンジ色です。昨年の3月に入荷したカーネーションはかなり茎が折れてしまいましたので、今回は慎重に選んできました。

茎は節がありますので、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。