ハイブリッド

人により交配された園芸品種

バラ ブルーオーシャン

外側はとても薄いベージュかかったくすんだモスグリーン、内側はピンクの複色。蕾の状態ではシックな色合いですが、最近はこの外側にあるようなくすみ系の色が流行しています。この何とも言えない外側の色が気に入り入荷しました。

非常に立派な個体で長いステムのままブーケにしています。水替えのたびにナイフで茎を深めの斜めに切り落としてください。一般のバラよりも少し長くお楽しみいただけると思います。

バラ エタンセルパフューメラ

開いていない状態の時はほぼオレンジなのですが、ほぐれてくると中心は黄色みを帯び、外側はややピンクがのってくるオレンジです。ちょっと説明に困る色合いですが、フランス語で「きらめく香り」という意味があり、香る品種です。丈が長かったのですが茎が弱くパッケージを外した時にすでにたわんでしまいました。花がしっかり重いという事なのですが、茎もしっかりしていると使いやすいです。。

 

バラ サムライ08

今の時期はバラの花がピークに差し掛かり、普段お値段の張る物でも手が届くようになります。サムライ08は咲き方が美しく、お手頃感もあり選択しました。

花を選ぶ時は、茎は太く葉がつややかで肉厚なものを選びましょう。ナイフ・鋏・花瓶はしっかり洗い消毒してから使います。水替えの時は茎は斜め切りにすると表面積が広がり水が吸いやすくなると思います。

バラ ブロッサムピンク

ブルーベースのクールなピンクです。母の日が近くなるとピンク色が気になります。蕾の内は中輪サイズのお花でしたが、しっかりと開いてそ見栄えのするお花でした。ウェディングブーケにもテーブルのセンターピースにも大活躍。とても使いやすいサイズとボリューム感でした。

アイリス レティキュラータ キャサリンホジキン 球根付

早春に咲くアイリス。ペインテットレディと同じグループで、レティキュラータのグループ内のIris histrioides (薄い水色の花)と Iris winogradowii (淡い黄色の花)の掛け合わせです。正式にはIris x histroides ‘Katharine Hodgkin’という表示が望ましいのですが、一般的にはI. reticulata 'Katharine Hodgkin’で流通しています。ペティキュラータはアイリスの小さな種類で、コーカサス山脈周辺のトルコやイラン、イラクやロシアの原産。耐寒性が強く、寒い春先のスノードロップやチオノドクサ(シラーの仲間)やクロッカスなどの咲く頃に開花します。レモンイエローの地が水色の脈が沢山入り下地がほぼ水色になるくらいです。中央付近にわずかに残るレモンイエローとのコントラストも素敵です。春まだ浅い頃から咲きだし悪天候でもあまり花には影響がないとの事。3月購入でしたので、成長が早くあっという間に花が咲いてしまいましたので、1月から2月にかけての利用が良いかもしれません。

ラナンキュラス ラックスケラモス

数年前この花が出たときは1本で500円玉が飛ぶほどの高値でしたが、栽培農家も増えやっとレッスン用のお花として手の届く水準となりました。軽さが魅力でほぼ毎回様々な種類を入荷しています。かなり多くの蕾がついていましたが今咲いている花に栄養を集中される整理してしまいました。咲きそうもない蕾はできるだけ早い段階でカットしてしまいましょう。ラナンキュラスだけでなく他の花も同様です。

ラナンキュラス ラックス(Rax) シリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、一重咲あるいは少な目の八重咲で、見た目にも軽いお花です。ラックスシリーズは色も豊富でギリシャ神話からとった素敵な名前の品種が沢山あります。品種改良に携わった綾園芸さんの解説によると、花びらには光沢がありラナンキュラス+ワックスでラックスと命名との事です。

ラックスケラモスもR.アリアドネと同じように開花が進むと色が薄くなるのが特徴で、数日すぎるとほぼ白です。その変化の過程も楽しいものです。茎のかなり下から枝分かれしている為、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすかったです。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。先端に行くにつれ茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いです。

バラ アイシャ

大きなヘッドに太い茎、そして艶やかな葉を持つバラを見つけました。このクオリティですがお値段がとてもお手頃。市場で伺った所エクアドルからの輸入との事。初回のブーケレッスンに入れるため試してみる事にしました。遠方からくる花はパッケージの中で蒸れが発生しやすいためよくよく確認しましたが、レッスンの次の日には手元に残した花がバサバサと散ってしまいました。花自体はとても良い物でしたが、距離を移動する間の気温変化での蒸れだと思います。生徒さんには平謝りでした。やはり安い物には落とし穴です。

カスミソウ ベールスター

'ベールスター'はカスミソウの中でももっとも流通量が多いそうです。普段はあまり使わないのですが、ユキヤナギがあまりにも硬く咲きそうもないような予感がしましたので、念の為に購入しました。上に行くほどきれいに広がりフィラーフラワーとして大活躍すると思います。

カスミソウは繊細と思われている方が多いのですが、実際はそのイメージを大きく覆すほど丈夫です。原産地は西アジアから東ヨーロッパ、比較的涼しいエリアで育ちます。当然のごとく気候、特に湿度も少ない秋口から本領発揮です。まだ寒いのでとても長持ちします。

パンジー ジュエリーボックス

園芸品種として1800年代に北ヨーロッパにてサンシキスミレとビオラなどを交配して生まれたようで、今日では数えきれないほどの品種があり、色も緑以外はほとんど出ています。 フローリストが使うパンジーは丈が長めに栽培されているひらひらフリルのフレンチタイプものです。茎が柔らかく吸水フォームには向きません。小さなブーケが一番この花の魅力を出せると思います。一足先に春。この時期沢山使いたいお花です。

最近は品質もよくなりぐっと日持ちするようになりました。特別な手入れは不要です。茎を時々切り戻しリフレッシュしてあげましょう。

ラナンキュラス ラックスピュタロス

ラナンキュラスラックスシリーズの一つで大変鮮やかな黄色です。ひらひらとしたデリケートな花びらで蝶が舞うような軽さがあります。寒い時期は2週間位咲き続けます。他の色はクリーム地にピンクや優しいオレンジが乗るもの、ちょっとだけしぶいオレンジ系など豊富になってきました。葉も大きく茎も太い物を選んでください。先端の蕾までじっくりと時間の経過とともに咲いてきます。軽さが欲しい春のアレンジメントやブーケには本当にぴったりな花材です。

ラナンキュラス ラックス(Rax) シリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、一重咲あるいは少な目の八重咲で、見た目にも軽いお花です。ラックスシリーズは色も豊富でギリシャ神話からとった素敵な名前の品種が沢山あります。品種改良に携わった綾園芸さんの解説によると、花びらには光沢がありラナンキュラス+ワックスでラックスと命名との事です。

花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすいのですが、小さな蕾が付きすぎている時があります。そんな時は今咲いているお花に栄養を集中するため、ある程度整理してしまいましょう。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。先端に行くにつれ茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いです。