イギリス 母の日 Mothering Sunday

イギリスでは母の日がイースターに関連するためアメリカでの 母の日とは発祥の理由が異なります。そのため毎年移動休日となり、数え方は四旬節に入って第4週目の日曜日となります。中世の頃、この日は家族で揃って街で一番大きな教会(Mothering Church) へ礼拝に行く日でした。住み込みのメイドさんとして働いていた若い娘さんたちもこの日ばかりは休みがもらえ、お母さんにシムネル(Simnel)ケーキというフルーツケーキを焼いて持って行ったそうです。今でもこのケーキはイースターの四旬節を象徴する特別な食べ物なのだそうです。イギリスの母の日 Mothering Sundayという呼び名は大きな教会とお母さんの両方から来ているものです。

 

今日では宗教的な意味合いはいささか薄れ、お母さんに日ごろの感謝を込めてお花やプレゼントを送ったり、家族で揃って楽しくランチをしたり、大好きなお母さんを囲んでゆったりと一日を過ごします。今年2021年は3月14日です。母の日に送るフラワーギフトは赤いカーネーションというイメージよりも、それぞれ好みの花をチョイスしたブーケのスタイルがよく見られます。イギリス人は日ごろから花を楽しみ、アレンジメントを自分でする方も多いので花の茎も少し長めのスタイルが良いみたいです。母の日にポピュラーなお花はバラ、ユリやチューリップ、アイリスやデイジー、もちろん日持ちするカーネーションやアジサイなどもリストからは外せません。チョコレートが大好きな国民ですので、お花にチョコレートを添えたプレゼントも大人気です。お母さんを想う気持ちはどこの国でも変わらないですね。Happy Mothering Sunday!

 

イギリス 母の日 四旬節の第4日曜日
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