ユキヤナギ 小雪
日本、中国西部原産。薄いピンク色もあります。春寒い時期から出回りますが、気温が低いとなかなか開花しませんので暖かいお部屋で楽しみましょう。小さい花ですが、一本についている枝数が多いため開花するとボリューミーになり素敵です。枝の間に春色の花を加えて飾ってみて下さい!
花の色 白
日本、中国西部原産。薄いピンク色もあります。春寒い時期から出回りますが、気温が低いとなかなか開花しませんので暖かいお部屋で楽しみましょう。小さい花ですが、一本についている枝数が多いため開花するとボリューミーになり素敵です。枝の間に春色の花を加えて飾ってみて下さい!
イキシアは春遅くから初夏にかけての球根植物です。かなり硬い蕾の状態で入荷。その後はなかなか開花せず10日当たりでやっと緩んできました。茎は細く背丈も50㎝はある大きな種類です。試験管に入れるのにも茎が細いため好都合です。最近は植物本来の季節が分からなくなるくらい花業界は前出ししてきます。でもありがたく使わせていただいています。
ふわふわとした小さな風船を付けたようなお花です。欧州の牧草地等に自生。6~9月に花を付け、丸く膨らんでいるのはガクで白い5枚の花弁が付いています。本来は初夏のお花2月に入手できるのはちょっと早いかなと思いつつ、花は軽く風に優しく揺れ、茎も細く試験管に入れるのにとても重宝です。日本にも帰化しているようですが、私の家の周りでは見た事がありません。
ノーブルな白で絶対に冬のウェディングブーケに使いたい一つです。芳香もよく春のお花の一つです。花を選ぶときはできるだけ丈が長く太い物にしています。もしご家庭でお使いになるのでしたら多少曲がっいるものの方がお手頃に入手できる事もあります。葉の状態も大事。濃くて長い葉がふさふさあるのが良いです。花瓶に入れる時は葉は落として下さい。ナイフや鋏もしっかりと消毒し茎を斜めに切り清潔な花器でお楽しみ下さい。
アフリカ南東部、ケニアから南アフリカのケープ州の原産 花びらはシングルかダブル、色は白、クリーム、オレンジ、赤、ピンク、赤紫、ラヴェンダーや紫など様々。現在の一般的なフリージアは、19世紀に F. refracta and F. leichtliniiとの交配種を基にして掛け合わせたものです。芳香もあり一つ一つ順番に花が開花するため一週間くらい楽しめます。萎れたフロレットはすぐに切り取りましょう。
英語の花言葉に友情という意味があります。卒業式に配られるのはその花言葉からだと思います。フリージアも3月から4月が出荷のピークとなり、卒業式の時期に旬を迎えます。
'ビクトワール'は真っ白なラナンキュラスです。白の花だけのウィンターアレンジメントのために用意しました。ゆっくりとほぐれ球状に綺麗に開花してきます。サイズは小ぶり~中輪。大きいと試験管に入りませんから、あえて小さな蕾を選びましたが、なんだか大きくなってしまいました!
ナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。
ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。
アワード受賞が多いの白いムスカリです。蕾の時はライムグリーンで開花すると真っ白になります。アルメニアカムの交配品種と思われます。葉はその従妹品種のアルメニアカムほど細長くはありません。ライトブルーの品種 'マウンテンレディ’によく似ています。球根付きの花の場合は十分な栄養を蓄えていますので、わずかな水分があれば背丈は20㎝前後まで伸びパワフルに咲いてくれます。
ref: https://www.plantcetera.com/products/muscari-grape-hyacinth-siberian-tiger
ムスカリはベル状の小さなフロレットが一本の茎に密集して付きます(総状花序)。トルコの松の森が原産。球根付ですので根が水に浸かっていれば楽に1週間~10日は持ちます。色は紫・濃いブルー・白などでどれも素敵。茎も美しく濃い色でしたら小さなアレンジメントやブーケにアクセントカラーとしてのご利用もお勧めです。
小さな花が密集している形が葡萄のように見えるためグレープヒヤシンスとも呼ばれます。交配種がほとんどで、水色や白との複色など様々あります。
ムスカリの代表品種
ライトブルーが下3/4で、白が上から1/4位で色のコンビネーションが爽やかなムスカリです。アルメニアカムの交配品種と思われます。 ベル状の小さなフロレットが一本の茎に密集して付きます。トルコの松の森が原産。球根付ですので根が水に浸かっていれば楽に1週間~10日は持ちます。色は紫・濃いブルー・白などでどれも素敵。茎も美しく濃い色でしたら小さなアレンジメントやブーケにアクセントカラーとしてのご利用もお勧めです。
ムスカリは青いベル状の小さな花が密集して穂の先端につき(総状花序)、葡萄のように見えるためグレープヒヤシンスとも呼ばれます。交配種がほとんどで、水色や白との複色など様々あります。
ムスカリの代表品種
ユリ科に分類されていましたが、今はヒガンバナ科です。ほのかなネギのような香があり英語ではガーリックやオニオンとつくニックネームがたくさんあります。球根植物で本来は春から夏に咲く花です。蝶々は好みのようですが蜂はまったく関心がないようです。冬一月頃から出回り寒い時期はとても長持ちします。
common names: Naples Garlic, Daffodil Garlic, false garlic, flowering onion, Guernsey star-of-Bethlehem, star, white garlic and wood garlic
早春に咲くアイリス。水彩画のような優しい色合いから 'Painted Lady'と名前がついています。ペティキュラータはアイリスの小さな種類で、コーカサス山脈周辺のトルコやイラン、イラクやロシアの原産。耐寒性が強くまだ寒い春先の丁度スノードロップやチオノドクサ(シラーの仲間)やクロッカスなどの咲く頃に開花します。淡い水色とレモン色が目に優しくビビットな花の色が多い今に時期はとても珍しく新鮮に感じます。新種との事です。
球根植物を飾る時は根が水に浸かっていれば長く鑑賞できます。球根がどっぷりと水に浸かってしまうと、温度の高い部屋ではあまりよくありません。甘やかさない程度がちょうどいいです。
園芸品種として1800年代に北ヨーロッパにてサンシキスミレとビオラなどを交配して生まれたようで、今日では数えきれないほどの品種があり、色も緑以外はほとんど出ています。 フローリストが使うパンジーは丈が長めに栽培されているものです。茎が柔らかく吸水フォームには向きません。小さなブーケが一番この花の魅力を出せると思います。