花の色 黄

フリージア アラジン

黄色のフリージアと言えば 'アラジン'が真っ先に浮かびます。イースターのアレンジメントやブーケに利用したく、黄色を選びました。

アフリカ南東部、ケニアから南アフリカのケープ州の原産 花びらはシングルかダブル、色は白、クリーム、オレンジ、赤、ピンク、赤紫、ラヴェンダーや紫など様々。現在の一般的なフリージアは、19世紀に F. refracta and F. leichtliniiとの交配種を基にして掛け合わせたものです。芳香もあり一つ一つ順番に花が開花するため一週間くらい楽しめます。萎れたフロレットはすぐに切り取りましょう。

ラナンキュラス ジロンド

鮮やかな黄色に中心部がグリーン。ユニークな形をしていてどこかワイルドさも残ります。イースターのテーマカラーである黄色。中心部のグリーンもさわやかで、ブーケやリースに使用します。今年は特に小さめのサイズ。藁のホルダーの中に入れて使いたいためです。

ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。花瓶の水を変える時に切り戻しをかけ茎をフレッシュに保ちましょう。給水フォームを使ってのアレンジメントの場合は水切れを起こさないように注意してください。ちょっとのケアでとても長持ちします。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

ヒメミズキ

まだ寒さが残る頃、葉が出る前にライムグリーンの小さな下向きの花を枝に沢山つけます。今回は枝物でのストラクチャーデザインでしたので、その一部にわずかに見えるライムグリーンを利用したく入荷しました。

姫水木とありましたが、どうも日向水木の別名だったことが分かりました。ヒメミズキがなまってヒュウガとなったとのエピソードも見つけました。中部地方の京都、福井あたりから北でみられるとの事です。

フリージア サンドラ

蕾の段階では濃いピンクで、開花とともに桃色かかった可愛いピンクに変化してきました。内側は黄色でとてもかわいらしいイメージです。背丈は80㎝、開花が揃ったころにはあまりにも立派になりすぎてしまい、合わせようと思っていたバラを圧倒してしまいましたので、使わずに単独で花瓶に飾っています。バラを大きなものにすればよかったとちょっぴり後悔ですが..今更ですよね。

アフリカ南東部、ケニアから南アフリカのケープ州の原産 花びらはシングルかダブル、色は白、クリーム、オレンジ、赤、ピンク、赤紫、ラヴェンダーや紫など様々。現在の一般的なフリージアは、19世紀に F. refracta and F. leichtliniiとの交配種を基にして掛け合わせたものです。芳香もあり一つ一つ順番に花が開花するため一週間くらい楽しめます。萎れたフロレットはすぐに切り取りましょう。

英語の花言葉に友情という意味があります。卒業式に配られるのはその花言葉からだと思います。そろそろ卒業のシーズンですね。フリージアも3月から4月がピークとなり、旬の季節となってきます。

ラケナリア / ラシュナリア アロイデス オーレア

ムスカリのようにフロレットが下を向いています。茎は水分を沢山含みやや柔らかく、アレンジよりもブーケの方が向いていると思います。茎はそれぞれにゆるくカーブしているためうまく方向を利用してください。

ナミビアや南アフリカケーブ地方に多く自生している球根植物。約133種類もあり、日本での栽培は約40年ほど前から。小さな植物ですが結構長く咲いていてくれます。ナチュラルコンポストにこだわる生産者さんの努力の賜物だと感じます。他の品種には白のペルーシ種、紫、ピンク、オレンジ、あるいはグリーンとオレンジなど複色もあり毎回の出会いはちょっと目新しく感じます。いつも同じ生産者さんのものを購入しています。手元にはいってから一週間の日持ちとしましたが、実際10日過ぎてもまだ色もそのまま、手元において楽しんでいます。

属名のAloidesはaloe-like アロエのようなという意味でアロエの花にも似ていますね。

アカシア ゴグナータ

とても細長い葉、枝には小さな蕾が沢山ついています。黄色い花のようですが咲く前に枯れてしまいました。カサカサした肌ざわりでどこかユーカリにもにていましたが、水揚げはそれほど良いほうではありません。アカシア独特の雰囲気があります。背丈は1.5m前後とそれほど大きくならないアカシアのようです。

写真を撮り忘れたようですので、こちらをご参考に。https://malleedesign.com.au/the-weepiest-of-them-all-acacia-cognata/

ヒヤシンス/ヒアシンス イエローストーン

可愛い黄色のヒアシンス。春の香花の一つです。入荷した時は蕾はとても固く開くのかと不安になるかもしれませんが、球根植物ですのでとてつもないパワーがあります!ヒヤシンスが開かなかった時はありませんのでご安心を。むしろ蕾のうちのほうが扱いやすく、さっさとブーケにしてしまいましょう!

下についている太くてやや硬い部分は球根です。デザインによっては切り落とさなければならない場合もありますが、この栄養の塊を落とすなんて事はせずあえて私はそのまま使います。水にさえつかっていれば開花しますので大丈夫!部屋中よい香りで満たされます。一番束ねやすいパラレルブーケにしましたが、ステムの長い物でしたらハンドタイドブーケにもできます。アレンジメントにする時は球根部が太かったり、あるいは茎が柔らかいため一工夫してご利用ください!

トルコやシリアなどが原産地です。

ラナンキュラス ジロンド

外側から1/2は鮮やかな黄色の少しフリンジのある花びらで、中心部はセロリの葉のような花びらが盛り上がってくる品種です。個性的で野趣があり実は好み。最後までフリンジも残り、色も褪せないためいいですよ!

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

 

レンギョウ

枝全体を黄色い花が覆い、咲きそろうととても華やかです。デリケートで他の花などと擦れるとボロボロとすぐに落ちてしまい、気が付くと花瓶の中一面に黄色い花びらが浮かんでいたりします。ですが、花もちはよく咲きそろってから一週間はしっかりと咲いていてくれますのでレモンイエローで華やかです。

薬草として平安時代初期あるいは江戸時代に渡来。しっかりと枝を割り水あげをする必要があります。一度十分に水が上がってしまえば花が咲き続けてくれます。

パンジー カルメン

園芸品種として1800年代に北ヨーロッパにてサンシキスミレとビオラなどを交配して生まれたようで、今日では数えきれないほどの品種があります。 フローリストが使うパンジーは丈が長めに栽培されているものです。茎が柔らかく吸水フォームには向きません。小さなブーケが一番この花の魅力を出せると思います。