花の色 白

トウガラシ ブラックフィンガー

南米メキシコなど熱帯のエリアが原産。現地では多年草ですが、日本では一年草として扱われます。真っ黒な種の袋が上を向いて付くので使いやすいです。ハロウィンのアレンジメントにはなくてはならない黒。花で黒はめったにないので今の時期はマストアイテムです。黒い唐辛子は丸いタイプもあります。

コルディリネ/コルジリネ

細長く表面はスムーズ。葉はグリーンで白とワインレッドの覆輪が入ります。とても美しく見た瞬間に手にしておりました。ニューサイランによく似た姿ですが、柔らかく扱いやすいです。ただ大きすぎると後ろにペロンとカーブしますので、用途によってニューサイかコルディリネを使い分けるとよいと思います。ドラセナと記してありましたが、コルディリネ/コルジリネはドラセナとは属が違うという事を今知りました!科は同じキジカクシ科です。原産はニュージーランドのようですが、ハワイや東南アジアとの記載も多くあります。地下茎がありドラセナとの区別の目安になるそうですが、市場で見つけた時は葉の部分だけですので私にはわかりません。

葉の下の部分を切り戻し浅水で管理です。

バラ ブルゴーニュ

白バラの'ブルゴーニュ'  王族の結婚式にまで使われる気品あふれるノーブルなバラです。ロゼット咲でふんわり大きく展開。柔らかくデリケートな花びらが幾重にも重なり、ほのかな香りも嬉しいです。数ある白バラの中でもウェデイングの花として、お勧めな品種です。

 

マドカズラ

マドカズラはポトスに似た葉に穴が5つ開いています。サイズ的にはポトスの葉ですがモンステラの仲間だそうです。南米から中央アメリカのジャングルのうっそうとしている木陰に分布する植物で、日本では室内で観賞する観葉植物としての位置づけです。ユニークな葉ですのできっと花嫁にとっては馴染のある植物ではないでしょうか。彼女のご実家からご提供いただき、結婚式のブーケに入れました。花言葉も相応しくとてもよいですね。

レモンリーフ

レモンリーフと呼ばれますが、英国ではサラル Salalもしくはゴーテリア gaultheriaと言わないと通じません。北米東部が原産。皮のようなザラザラ感が特徴です。葉物としてほぼ一年中入手可能です。晩春に白やピンクのスズランのような花をつけるそうですが、花付きのレモンリーフはまだ見たことがありません。ブーケの繊細な花をサポートしたり、アレンジメントのベースを覆うのにも重宝。アレンジメントにブーケにもとてもよく活躍してくれるリーフです。

唐辛子 コニカルブラック

漆黒という表現がぴったりな秋の実物です。唐辛子ですが丸くナスを小さくしたような形です。実はナス科なので似ています。つややかで実に張りがある物を選びましょう。暑い夏でしたのでこれは良く育っていたようです。とてもよいお品です。

唐辛子は南米メキシコなどが原産で沢山の種類があり、料理の辛味スパイスとして使用されています。花屋で入荷するものは観賞用ですので、農薬を使用している可能性がありますので絶対に食さないで下さい。どんなによい唐辛子も、茎が水に長く使っているとぬめってきます。夏から出回りますが秋深くなった頃の利用がよろしいと思います。

リンドウ ブルーハーモニー

蕾の時はグリーン、開花が進むと白地に薄紫色が混じり非常にエレガントなリンドウです。本当に種類が増え選択に困るくらいです。黒とオレンジのインパクトあるハロウィンデザインにしますので、このくらい目を惹く花でしたら間違いないと思います。

リンドウは秋のお花、夏終わりごろから出回りますが、やはり涼しくなってくる10月は色もよく花も立派です。先端まで美しく開花し、切り花としてもかなり長持ちしてくれます。茎は斜めに切るだけ、水も汚れないため手もかからずです。ご家庭で飾るのにはとてもお勧めのお花です。長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かして花瓶に入れるのも良しで万能です。花もちもよく、花が終わればつぼまった状態で茎に残るため花瓶の周りを汚すこともなく、そのままほったらかしでも大丈夫です。

トルコキキョウ アデルグリーン

緑かかった白とも薄いグリーンともいえるようなトルコキキョウです。一本の茎から5本~6本ついていますので、バラ一本を購入するよりもお得です。本日はシャワーブーケというウェディングブーケを作る予定です。沢山の花があった方が水が落ちる様子を表現しやすいのではないかと思い購入しました。

北米 ワイオミング州南東部、ネブラスカ、テキサス南部やメキシコなどミシシッピ川とロッキー山脈の間の草原地帯が原産。現地で咲いていた花はうす紫色、テキサス・ブルーベルという愛称で親しまれてきました。日本での交配が進み花はシングル咲き・ダブル咲き色も白、グリーンかかった白、クリーム、優しいオレンジピンク、優しい黄色、紫と白の複色があったりととても豊富です。気温の高い時期にありがたいお花です。よい物でしたら5輪も6輪も一枝につきますので華やかになります。水に浸かる部分の葉はきちんと処理をしましょう。小さなカケラでもバクテリア発生の原因になります。尚、真夏は茎がぬめります。こまめに水を取り替え茎を切り戻してください。