花の色 白

ムスカリ シベリアンタイガー

アワード受賞が多いの白いムスカリです。蕾の時はライムグリーンで開花すると真っ白になります。アルメニアカムの交配品種と思われます。葉はその従妹品種のアルメニアカムほど細長くはありません。ライトブルーの品種 'マウンテンレディ’によく似ています。球根付きの花の場合は十分な栄養を蓄えていますので、わずかな水分があれば背丈は20㎝前後まで伸びパワフルに咲いてくれます。
ref: https://www.plantcetera.com/products/muscari-grape-hyacinth-siberian-tiger

ムスカリはベル状の小さなフロレットが一本の茎に密集して付きます(総状花序)。トルコの松の森が原産。球根付ですので根が水に浸かっていれば楽に1週間~10日は持ちます。色は紫・濃いブルー・白などでどれも素敵。茎も美しく濃い色でしたら小さなアレンジメントやブーケにアクセントカラーとしてのご利用もお勧めです。

小さな花が密集している形が葡萄のように見えるためグレープヒヤシンスとも呼ばれます。交配種がほとんどで、水色や白との複色など様々あります。

ムスカリの代表品種

ムスカリ マウンテンレディー

ライトブルーが下3/4で、白が上から1/4位で色のコンビネーションが爽やかなムスカリです。アルメニアカムの交配品種と思われます。 ベル状の小さなフロレットが一本の茎に密集して付きます。トルコの松の森が原産。球根付ですので根が水に浸かっていれば楽に1週間~10日は持ちます。色は紫・濃いブルー・白などでどれも素敵。茎も美しく濃い色でしたら小さなアレンジメントやブーケにアクセントカラーとしてのご利用もお勧めです。

ムスカリは青いベル状の小さな花が密集して穂の先端につき(総状花序)、葡萄のように見えるためグレープヒヤシンスとも呼ばれます。交配種がほとんどで、水色や白との複色など様々あります。

ムスカリの代表品種

アリウム コワニー

ユリ科に分類されていましたが、今はヒガンバナ科です。ほのかなネギのような香があり英語ではガーリックやオニオンとつくニックネームがたくさんあります。球根植物で本来は春から夏に咲く花です。蝶々は好みのようですが蜂はまったく関心がないようです。冬一月頃から出回り寒い時期はとても長持ちします。

common names: Naples Garlic, Daffodil Garlic, false garlic, flowering onion, Guernsey star-of-Bethlehem, star, white garlic and wood garlic

アイリス レティキュラータ ペインテッドレディ 球根付

早春に咲くアイリス。水彩画のような優しい色合いから 'Painted Lady'と名前がついています。ペティキュラータはアイリスの小さな種類で、コーカサス山脈周辺のトルコやイラン、イラクやロシアの原産。耐寒性が強くまだ寒い春先の丁度スノードロップやチオノドクサ(シラーの仲間)やクロッカスなどの咲く頃に開花します。淡い水色とレモン色が目に優しくビビットな花の色が多い今に時期はとても珍しく新鮮に感じます。新種との事です。

球根植物を飾る時は根が水に浸かっていれば長く鑑賞できます。球根がどっぷりと水に浸かってしまうと、温度の高い部屋ではあまりよくありません。甘やかさない程度がちょうどいいです。

パンジー カルメン

園芸品種として1800年代に北ヨーロッパにてサンシキスミレとビオラなどを交配して生まれたようで、今日では数えきれないほどの品種があり、色も緑以外はほとんど出ています。 フローリストが使うパンジーは丈が長めに栽培されているものです。茎が柔らかく吸水フォームには向きません。小さなブーケが一番この花の魅力を出せると思います。

フリージア アヌーク

ノーブルな白で絶対に冬のウェディングブーケに使いたい一つです。芳香もよく春のお花の一つです。花を選ぶときはできるだけ丈が長く太い物にしています。もしご家庭でお使いになるのでしたら多少曲がっいるものの方がお手頃に入手できる事もあります。葉の状態も大事。濃くて長い葉がふさふさあるのが良いです。花瓶に入れる時は葉は落として下さい。ナイフや鋏もしっかりと消毒し茎を斜めに切り清潔な花器でお楽しみ下さい。

アフリカ南東部、ケニアから南アフリカのケープ州の原産 花びらはシングルかダブル、色は白、クリーム、オレンジ、赤、ピンク、赤紫、ラヴェンダーや紫など様々。現在の一般的なフリージアは、19世紀に F. refracta and F. leichtliniiとの交配種を基にして掛け合わせたものです。芳香もあり一つ一つ順番に花が開花するため一週間くらい楽しめます。萎れたフロレットはすぐに切り取りましょう。

英語の花言葉に友情という意味があります。卒業式に配られるのはその花言葉からだと思います。フリージアも3月から4月が出荷のピークとなり、卒業式の時期に旬を迎えます。

チューリップ アンジェリケ/アンジェリーク

白のダブル咲きのチューリップと信じ込み購入しましたが、品種名の記載に'アンジェリケ'とありました。 薄ピンクのダブル咲品種'アンジェリーク'に名前が似ているなと感じましたが、のちに生徒さんから送られてきた写真でうっすらとピンクかかった花びらを確認。英語で'Angeliqe’と描きますので日本語にした時の違いと気が付きました。

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップ ビンゴ

白地に外側が薄い黄色の’ビンゴ'。いろいろな種類が出回っており本当に選ぶのが大変です。市場では今日はこれ!と直観的にすぐ取らないと人気の品種はすぐになくなります。

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップというくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!レッスンではナイフで葉をきれいに落とす方法もご紹介しています。

コデマリ

本来は暖かくなってから咲くお花ですが、1月のはもう市場に出回っており、今回初めて1月に購入しました。小ぶりの枝を選んでしまいましたが、枝分かれが少なく寂しい感じです。もう少し大きな物を入れればよかったと反省。

枝物の部類ですのでやや水揚げが悪いですが、丁寧に処理すると一晩で先端まで水が上がります。もし元気がないようでしたら、もう一度茎を切るか木槌などで茎の先端を軽くたたき深水で管理して下さい。花も葉も沢山ついているため他の葉の代用にもなります。長い茎を利用して動きのあるアレンジメントやブーケにしてはいかがでしょう。

ユリ シベリア

ユリは夏の植物ですが、白いユリなどは弔事の利用があるため周年入手する事が可能です。年末の市という事もあり、12月初旬にオーダーをかけ非常に満足のゆくよい物が入りました。先端まで咲いてくれていると思います。

世界中に分布。品種は100種類以上となっています。日本沖縄原産のロンギフローラム系、アジアテックハイブリッド、オリエンタル系ハイブリッドなどチョイスも広がりましたが、年代により流行もあります。種類についてはリリープロモーション・ジャパンに詳しく説明が載っています。

梅雨時に一般のご家庭でも大きな花を咲かせているのが見られます。花も四方に広がり華やかで一輪あるだけでも甘い香りが広がります。季節ものですので年に一度は楽しみたいものです。水替えの度茎を切り戻し、枯れかかった葉や花はすぐに処分してください。花粉は服に着くと取れません。開花し花の色が出てきたら直ちにリムーブしてしまいましょう。