花の色 紫

ムスカリ ビッグスマイル

球根付きのムスカリを発見。庭には数年前から買った球根があちらこちらにあるというのに、目的がなくても買ってしまいます。透明な花瓶に並べて入れ玄関など薄日が入る所で管理します。毎日少しずつ伸びてきて花を付けてくれます。特別な手入れもなくただ水が少なくなったら入れるだけ。忙しくても玄関だったら水の量を確認できます。

ムスカリはベル状の小さなフロレットが一本の茎に密集して付きます(総状花序)。トルコの松の森が原産。球根付ですので根が水に浸かっていれば楽に1週間~10日は持ちます。色は紫・濃いブルー・白などでどれも素敵。茎も美しく濃い色でしたら小さなアレンジメントやブーケにアクセントカラーとしてのご利用もお勧めです。

小さな花が密集している形が葡萄のように見えるためグレープヒヤシンスとも呼ばれます。交配種がほとんどで、水色や白との複色など様々あります。

ムスカリの代表品種

チューリップ ルスカ

紫色のチューリップです。写真を撮り忘れたまたまあった1本を撮りました。微かに色が出ている程度ですが紫と分かりますね。

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップ?というくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!レッスンではナイフで葉をきれいに落とす方法もご紹介しています。

エンドウマメ

エンドウマメの葉の利用です。まき蔓が特徴で豆の花もついている可愛い植物です。折れやすくデリケートな面もありますが、水を吸い上げると一晩で大きく成長します。比較的寒さに強いため、他のリーフ類の相場から比べるとお手頃感抜群でした。ただもっと暖かくなった頃の方が葉の色や状態は良いと思います。やっぱり今週は寒すぎたような気がします。

最近の市場での顔見知りたちの挨拶は ’高い!’です。 野菜と同じく、今頃出荷の植物たちが昨夏の高温障害でかなりのダメージ。出荷量も少なく高値推移が止まりません。新年早々、今年は平年並みの夏であってほしいと思います。

モカラオーキット ライラックブルー

クリスマスのキャンドルアレンジメントのために用意したお花です。それほど大きくなく長く持つお花を探していました。バラは比較的短命、胡蝶蘭ではちょっと頑張りすぎ。ちょうどよいお花見つけました!夏のお花ですので今の季節はリビングなど暖かい場所で飾るのにふさわしいお花です。

モカラは人工的に交配されてできた品種です。栽培は東南アジアの国々が盛んです。蘭は花が付きすぎていると水上がりが悪く、茎についているすべての花の元気がなくなる事が多いです。そんな時は思い切って下の花2-3個、あるいはダメージが大きい花を切り落とし、茎もナイフで切り戻しをし深水で様子を見て下さい。本来蘭の花はとても丈夫で水さえうまく上がれば2週間くらいは持つお花です。切り取った花もお皿に水をはり、花を浮かべ違ったスタイルで楽しめます。よいお花を上手に手入れして楽しんで下さい。

豆 ドリコスルビー

ディープな紫色の大きな豆です。蔓も同じ色で、かなり目を惹きます。紫の豆は結構あるみたいですが、この品種に関しての詳細はわかりませんでした。夏に花をつけ秋口に実をつけるのだと思います。個性的で素敵です。

アルストロメリア ハドソン

やっと秋が深まってきましたので、秋色に混ぜて紫も入れたくなりました。今年のアルストロメリアはとてもお値段がはり、手を出さなかったのですがそれでも一本で華やかなお花は魅力的です。でも今回はパッキングを外したら少し残念でした。茎がねじれており花数もまばら。お配りの花だったのですがごめんなさい。

南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドで色も白、ピンク、赤、オレンジなどどれも複色で豊富です。デリケートな花びらではありますがとても丈夫で長持ち。花は散形花序・茎の頭頂で5つから7つに分かれひらひらとした花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。本来は春の花ですが流通は通年です。雄蕊は花が完全に開ききってしまったころに取り除くと水替えの時など服につく心配がありません。

 

トウガラシ ブラックフィンガー

南米メキシコなど熱帯のエリアが原産。現地では多年草ですが、日本では一年草として扱われます。真っ黒な種の袋が上を向いて付くので使いやすいです。ハロウィンのアレンジメントにはなくてはならない黒。花で黒はめったにないので今の時期はマストアイテムです。黒い唐辛子は丸いタイプもあります。

リンドウ ブルーハーモニー

蕾の時はグリーン、開花が進むと白地に薄紫色が混じり非常にエレガントなリンドウです。本当に種類が増え選択に困るくらいです。黒とオレンジのインパクトあるハロウィンデザインにしますので、このくらい目を惹く花でしたら間違いないと思います。

リンドウは秋のお花、夏終わりごろから出回りますが、やはり涼しくなってくる10月は色もよく花も立派です。先端まで美しく開花し、切り花としてもかなり長持ちしてくれます。茎は斜めに切るだけ、水も汚れないため手もかからずです。ご家庭で飾るのにはとてもお勧めのお花です。長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かして花瓶に入れるのも良しで万能です。花もちもよく、花が終わればつぼまった状態で茎に残るため花瓶の周りを汚すこともなく、そのままほったらかしでも大丈夫です。

リンドウ モガミブルー

今年も猛暑続きで9月下旬と言うのにまだ暑い!秋の花を使いたくても良質な物は本当に高嶺の花となり、レッスンでは妥協せざるおえません。少し曲がったリンドウでお値段もかなりお手頃。皆さんちょっと我慢して使ってください。

特に最近は様々な種類が増えてきました。先端まで美しく開花し、切り花としてもかなり長持ちしてくれるお花です。茎は斜めに切るだけ、水も汚れないため手もかからずです。ご家庭で飾るのにはとてもお勧めのお花です。長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かして花瓶に入れるのも良しで万能です。花もちもよく、花が終わればつぼまった状態で茎に残るため花瓶の周りを汚すこともなく、そのままほったらかしでも大丈夫です。